温泉夜話 温泉のある「宿坊」(寺・神社)のはなし [温泉マニア]
2008年9月14日付のブログに加筆して再録です。
宿坊にも温泉があるところがある。宿坊とは、本来神社やお寺で修業される方の宿泊所だったが、今では参詣、探訪される方々の宿泊や休憩のための施設になっている。神社仏閣によっては、毎朝ご本尊の前でお経を唱える勤行(ごんぎょう)などの「お勤め」を義務つけるところもある。
青森県の恐山には昔から温泉が湧出している。私は1984年8月3日、共同浴場「古滝の湯」に入浴した。私の温泉巡浴309湯目の温泉だ。当時は混浴だったが、今は女性専用になった。曹洞宗恐山菩提寺で入山料500円を支払い、境内を入った左手の本堂の向こうにある湯小屋の一つが「古滝の湯」、鄙びたうす暗い湯小屋でいかにも恐山だな~という印象で、少々怖かった覚えがある。境内の温泉は他に「冷抜の湯」「薬師の湯」「花染めの湯」があり、宿坊吉祥閣にも内湯と露天風呂がある。源泉はそれぞれ異なるので、70~90度の硫黄泉は同じだが、成分が多少異なる。皮膚病、擦り傷や切り傷などに効能高い。参籠が目的なので、朝のお勤めが原則、お料理は精進料理。お部屋は15+4畳トイレ付の大部屋だが空いていれば、1名での宿泊も受けるという豪華?さ。食事は大広間で一斉に6時から始まる。宿泊料金は1泊2食付12,000円+参拝料500円。
参考:https://yu.hashigoyu.com/aomori/858/
山形県羽黒山に、羽黒温泉・宿坊の生田坊がある。羽黒山門前町には、33の宿坊があるが、唯一の冷鉱泉の宿坊である。2008年5月11日、奥の細道を歩く・羽黒山から鶴岡への途次、入浴を乞うたが、前日に宿泊客がいないので冷鉱泉を沸かしていないのでと断られた。効能は、神経痛、婦人病、疲労回復など。1泊2食付で7500円、素泊まり5000円部屋にはエアコン・トイレ・テレビ付き。

埼玉県三峰山に三峰神社興雲閣がある。日本武尊が東征の折、狼に導かれて三峰に登り、神様にお祀りしたという。標高1,100mの霊験あらたかな神秘的な神域を感じることができる。最近までロープウエイが営業していたが、今は営業停止している。1997年5月21日に登山し、入浴した温泉巡浴779湯目の温泉。1992年に32.5度のナトリウム・塩化物泉が湧出し、引き湯したもの。効能は、慢性消化器病、婦人病、神経痛、アトピー性皮膚炎、花粉症、疲労回復など。宿坊は鉄筋5階建ての近代的な宿坊だ。10畳、8畳トイレなし・冷蔵庫テレビ付き部屋をはじめ42部屋もある本格的な宿泊所。こちらは朝のお勤めは特にない。お料理には魚料理も付く。2023年(令和5年)7月1日以降、日帰り入浴受付は休止している。
和歌山県高野山に天然温泉を持つ宿坊・福智院がある。山内唯一の天然温泉で露天風呂もある。人口炭酸泉もあるが、12月~3月までは休湯。収容250名。宿泊料は15,500円から。
参考:高野山温泉・福智院 https://www.fukuchiin.com/
愛媛県越智郡玉川町に、四国第58番札所作礼山仙遊寺がある。作礼山頂上にあり、今治市内、瀬戸内の眺望が楽しめる。温泉湧出は2003年からで、アルカリ性冷鉱泉で客室が15部屋ある。もともと弘法大師が病に苦しむ人々のために掘った清水井戸があった。効能は、神経痛、関節痛、五十肩、消化器病など。朝6時から朝のお勤めがあり、料理は精進料理。宿泊料金は、1泊2食付5,500円から。
参考:http://shikoku88-58senyuji.com/facility.html
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温泉夜話 日本最古の温泉マーク、万治四年(1661年)の裁許絵図を見る! [温泉マニア]
温泉夜話 日本最古の温泉マーク、万治四年(1661年)の裁許絵図を見る!
温泉夜話:温泉マーク発祥の地・磯部温泉の話し 2009年10月8日のブログ
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2007-10-08
2009年10月8日付けの再録です。

日本最古の温泉マーク、万治四年(1661年)の裁許絵図

群馬県立近代博物館


ブログの2007年10月08日記事「温泉マーク発祥の地・磯部温泉のはなし」の続き。
日本最古の温泉マークは、磯部温泉がある安中市のその昔、中野谷村と上磯部村との中間にある原野の境界を争う裁許(さいきょ=裁判で許可した事柄)、絵図の現物「上野国薄い郡上磯部村と中野谷村就野論裁断之覚」を見ることができた。2000年9月に磯部温泉で現物を見たいと調べはじめ、ついに群馬県立近代博物館に現物があることがわかった。特別閲覧を申請して、回答が得られるまで2週間といわれ、しばらく諦めていた。
2008年3月12日午後、学芸員がいる時間にといわれ、14時に群馬県立近代博物館へ。学芸員の桑原、小山両氏の立会いにもと、いよいよ現物にご対面となった。大筒の形に巻かれたものを白い手袋で広げられた。「エッ こんなにも大きいんですか?」と私はまず一声。スケールで測ると、大きさは横155.2センチ、縦125.3センチ。どうも管理しやすいように、台紙の表に裁許の内容、裏に絵図が張られたようだ。絵図には東西南北の方角が記載され、万治4年(1661年)2月26日の記載がある。肝心の「温泉マーク」はどこだ?「いや意外に小さくて拍子抜けすると思うんですが・・・」と小山氏。「本当ですね。こんな小さいんですか・・・・」とがっかりというか・・・。北と書かれた場所にあるマークそのものは1.5センチ四方に一個のマークが入ってしまうほど。最初に発見した人は、よくこんな小さいマークに気がついたものだ。
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下田街道 三嶋神社から下田までの約70㎞を歩く! 2023年8月29日~30日 [旧街道を歩く]
https://gcy.jp/kkd/shimoda.html
8月のシェアハウス巡りで使用した「青春きっぷ」がまだ二回分残っているので、青春きっぷを使用。JR青梅駅を午前6時過ぎに出て、新宿、品川、熱海で乗り換え三島駅に9時半に到着。
駅前の通りを南下し、楽寿園正門前に位置する白滝公園を左折し桜川沿いに行く。富士山からの伏流水が湧き出ていて、水の街・三島市の湧水のスポット。
10:00 三嶋大社の西、神池に出る。頼朝が神池で放生会(捕えられた生き物を解き放つ)を行い、政子が神池の島に厳島神社を勧請した。本殿脇に出て総門、神門をくぐり右手に樹齢1200年の黄木犀を見る。本樹は朽ちて若木が伸びている。朽ちつつも代を繋いでいる。
参拝して大鳥居から南下していよいよ下田街道。郵便局の手前に「史跡伊豆國分尼寺址石碑」さらに行くと言成(いいなり)神社、頼朝ゆかりの間眠(まどろみ)神社へ。
「史跡伊豆國分尼寺址石碑」
言成(いいなり)神社
間眠(まどろみ)神社
10:50 国道1号線をくぐり、すぐ左の南二日町グランドのトイレを使用。さらに南下し踏切を越す。この辺り歩道は片側のみで、危険なので右左の歩道に変わる。
136号線に合流。11:06 手無地蔵、
大場あたりの旧道は、昔国道136号線の渋滞区間で観光バスが渋滞を避けてよく旧道に入ったことを思い出した。南下して12:40 136号線に合流。来光川に架かる蛇ケ橋を渡る。原木南駅信号を通過して荒木神社。
荒木神社
信号「四日町」に「江川邸2.2キロ、韮山反射炉3.9キロ」の表示板。狩野川土手に上がると北に富士山。

八坂神社
韮山駅近くの八坂神社、長徳寺、
長徳寺
菩提寺で北条一族の鉢植え蓮が沢山境内にある成福寺。その先の願成就院は平安末期の仏師による国宝運慶作の阿弥陀如来坐像で有名。火水曜日は定休日で拝観できなかった。境内は静かだが、裏山は賑やかな蝉時雨。
願成就院
14:18 信号「南條」を左折して伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅に到着。予約してある沼津のシエアハウスへ。
翌日、8:10 伊豆長岡駅まで戻り、下田街道歩きを続ける。
朝食にシエアハウスでいただいた葡萄の皮ごと食べたのが悪かったのかお腹が痛く二度トイレに走る。持参の正露丸を服薬。土手に上って歩く。蛇行する狩野川の流れはとても閑か。ブログ用に使用しているデジカメラが突然動かなくなる。熱さにやられたか?結局フロッピーを一旦抜いてみると正常に機能した。Max Valuでタオルに水を浸して頬かむりし、その上に帽子をかぶって歩いた。
9:10 中央図書館へ立ち寄り、下田街道の資料探しと休憩&新聞各紙に目を通す。
前方右手に城山、左手に昔のままのレンガ色の大仁ホテルが見える。
10:00 修善寺道・大仁南ICの高架をくぐり伊豆の国市へ。狩野川記念公園前を通過。
右手山麓に天正年間に発見され江戸幕府金山奉行・大久保長安によって慶長年間に最盛期を迎えた「大仁金山跡」。
狩野川大橋から大仁ホテル、城山、富士山が一枚に収められるカメラポイント。11:00 バーミヤンでランチタイム。にらもやし炒め・餃子ごはんセット(813円)をいただいた。
11:50 修善寺橋の袂を通過し、二代将軍源頼家を祀った横瀬八幡神社を通過し、修善寺街へ。
みゆき橋、渡月橋を通過して源範頼が幽閉されたという信功院跡(庚申塔のみ現存)の日枝神社へ。
信功院跡(庚申塔のみ現存)
隣接して弘法大師が大同2年(807年)開基したと伝わる名刹・修禅寺へ。手水場は天然の温泉。独鈷の湯、桂橋、竹林の小径を散策した。
昔、団体旅行の添乗員だった時の話しだが、独鈷の湯は今は入浴できないが、芸妓さんと混浴したければ、仕事がはけた夜の11時過ぎに行けば会えるかも知れないと宿の従業員が教えてくれたことを思い出した。
楓橋
竹林の小径
13:14発の会館前バス停から修善寺駅行きに乗車した。今夜のシエアハウスは伊豆の国A邸の近くの駅・伊豆長岡駅で下車した。
東京・青梅市から下田街道歩きを始めたが、三嶋神社から修善寺まで約30㎞歩きつないだことになる。
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2023年12月出航のピースボート地球一周の船旅のその後。
2021年5月、ピースボート地球一周(南半球)の船旅をコロナ禍のダンピング料金に魅せられて、申し込んでいた。庶民が世界一周できるとすれば、ピースボートしかないと思っていた。これまでもブログでその経過をご報告していたが、その後のお知らせです。
参考:ピースボート地球一周の旅―――その後
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2020-10-28
世界一周クルーズの夢を追う!ピースボート活動を追って7年!
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2020-05-11
2023年8月、シェアハウス巡りからいったん自宅へ戻ると、株式会社ジャパングレイスから、寄港地のオプショナルツアーの案内と「オプショナルの案内と燃料高騰に伴う燃油サーチャージ取り扱い変更のお知らせ」が同封されていた。燃料高騰のため燃油サーチャージの発生と円安の影響で、オプショナルツアー値上げの案内だった。4月に出航した地球一周の船旅では、一人60万円の燃油サーチャージだったという。12月出航クルーズでは、46万円になるという。約5万キロを航行する地球一周では、代表的な給油地であるシンガポールで使用する低硫黄重油1トン当たりの価格は約300米ドルで、昨年は一時1,000ドル以上に高騰。現在は600ドル程度で推移しているという。さらに燃油サーチャージの発生が不可避であるという。燃油サーチャージは「旅行代金に含まれない費用」に当たり、追加請求額は、46万円という。よって、追加徴収に応じるか。クルーズの出発を延期して、次回のクルーズに変更するか。取りやめるか。の選択を迫られることになった。寄港地でのオプショナルツアー料金も昨年と比較すると21カ所で約80万円(私の希望O.P)の予定の平均1割前後、「マチピュチュ遺跡と聖なる谷3日間」では7万円のアップになっている。
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日本海・鯨波から北アルプスの見える町・信濃大町へ移動して。8月12日~15日
千国街道の要衝として栄えた名残「塩の道ちょうじや・平林家住宅」
8月12日、鯨波から次のシェアハウス・信濃大町へ移動。信越本線直江津から糸魚川へ。大糸線で南小谷。ここの待ち合わせ時間が長く、一旦改札を出て、よろず屋さんで残り一個の笹寿司をゲットし、車内で食べる。
信濃大町駅へ着いたのは午後1時頃。スーパーマーケットのデリシア大町店へ行き、とりあえずの買い物をする。シェアハウスは、駅から商店街にとても近い元旅館だったところ。10室あるそうで、玄関入ってすぐキッチンルーム。私の部屋は二階の和室だがダブルベット。トイレ・浴室は共用で、1,2階ともにトイレがある。
1、2日目は近所の様子を調べに散策をする。国道147号線のセブンイレブン、JAまごころ市場、鬼滅の刃で有名になった竈神社、市立図書館でも時間を過ごせた。
竈神社
このシェアハウスは、北アルプス、鹿島槍ヶ岳、爺が岳、岩小屋沢岳、鳴沢岳、蓮華岳などに行く起点にしているらしい。信濃大町といえば、博物館の多いところでも有名で、市立大町山岳博物館、大町エネルギー博物館、大町ダム情報館、塩の道ちょうじや・流鏑馬会館、アルプス温泉博物館がある。最近では劇団四季浅利慶太記念館もオープン。町を散策して、大町市の人口26,000人の規模にしては、飲食店、居酒屋、スナックが多いなと感じた。市内の水道は湧水を水源にしているのも驚きだ。シェハウスでの食事は、お米を炊いて簡単な調理で食事を済ませていたが、すぐそばに割烹たきょうで天丼を食べた。向かいにいつも並んでいる「俵屋」という店があったが、何屋さんかしばらくわからなかったが、中華料理店で餃子を食べに並んでいるそうな。大正8年築の元松葉屋旅館、現在は八角望楼ゲストハウスの建築も珍しい。
14日に三俣山荘図書室
と塩の道ちょうじや・流鏑馬会館の見学に行った。三俣山荘図書室は、北アルプスにある「三俣山荘」の経営者・伊藤圭氏が「山と人とまち」を繋いで山の賑わいを取り戻そうと2022年にオープン。1階には登山やカルチャーなどの本約400冊を所蔵。山荘の初代経営者の圭さんの父・正一さんのカメラや原稿、写真パネルを展示。ミニシアターも併設し、映画の上映もするという。回り階段で登る3階にはカフェも営業、珈琲を飲みながら読書や映画を鑑賞できる。
塩の道ちょうじやの母屋は、明治23年建築。江戸時代の庄屋で、塩問屋を営んだ平林家の建物を利用した館内は囲炉裏の間、大座敷、塩蔵・味噌蔵などが当時の牛方や歩荷の運歩餡道具、旅装や弁当箱、生活道具、古文書などが展示されている。かつては土間に竈があったそうだが、改装されて今はない。私の生家は大正九年頃から、北海道北見の開拓農家だったので同じような造りで囲炉裏のある母屋で、周りは縁側で取り囲まれていた。学校の休みには縁側の床掃除やガラス磨きをさせられていて、逃れたくて早く学校に行きたかった思いがあり懐かしい。母家と蔵群は国登録有形文化財に指定恵されている。
街中には、水とみどりの散歩道、あちこちに街中図書館もある。
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☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
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☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-ne.t.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆マツノヒデマサの旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く・全行程の記録 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2017-07-20
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01
シエアハウス生活7日間の新潟県十日町A邸から、8月9日、日本海側の柏崎A邸へ移動する!
鯨波海岸
十日町での生活は、JR土市駅周辺の午前5時からの散策の他に「まつだい」の「儀明の棚田」や「美人林」の見学。シェアハウスに住んでいるTさんはいつもリビングで仕事をしているので、仕事ぶりをそのままモデルになっていただいて水彩画に取り組んだりした。連日外は35度前後。外出するには命をかけるほどで相当勇気がいる。
9日、十日町駅でほくほく線に乗り継ぎ越後川口駅から柏崎駅へ。シェアハウスは、一つ手前の鯨波駅だ。
信越本線の車窓から、鯨波海岸
JR鯨波駅(南)
鯨波海水浴場の真ん前の小竹屋旅館の一室になっていたが、チエックインは15時以降なので、暫く柏崎で過ごす。宿には共有施設のキッチンルームがなく、レンジや電気ケトル、オーブントースターのみ。部屋には小さな冷蔵庫、テレビがある。米は持参していても炊飯器がないので、温めて食べられるものを用意しなければならない。シェアハウスとしては異例の場所だ。
浴室
シングルの部屋
リビング・共有施設
スーパーマーケットフョンジュのイートインスペースで握りずしの弁当を食べ、地元新潟の代表東京学館新潟と市和歌山との高校野球観戦で過ごした。15時半にJR鯨浜駅に着き、徒歩5分で宿に到着し1回奥の部屋へ。目の前は海水浴場で家族連れで賑わっている。海の家に籠っているか、カラフルなテントの中で過ごす人も。海は凪て遠くに微かに佐渡島が見える。夕暮れの17時頃には海水浴の人々はほとんど帰っていく。私にとっては景観はよくても食料品の確保がむつかしい長居は無理との結論。早めに移動し、12日~15日の3泊で長野県信濃大町のシェアハウスを予約した。
米山薬師への道標
11日、朝の散歩は海岸沿いに青海川方面へ歩く。14年前、現役時代に奥の細道の繋ぎ歩きをしていた。約2400㎞ある距離全行程を5年半かけて歩きとおしたが、この辺りは下記のように14年前に歩いたところだった。鯨波海水浴場から、米山への道標のあるところまでを往復したが、もう見覚えの箇所はなかった。
参考:2009年1月20日~21日 第40回 奥の細道を歩く 出雲崎から柏崎・米山
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2009-01-30
上記の「奥の細道を歩く」を読み直したが、行き当たる未入浴の温泉施設には、欠かさず入浴したようだ。タフだったんだなとつくづく思った。
旧街道を歩く旅
http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
11日の夕方は、FIFA女子ワールドカップ2023のなでしこジャパンとスウエーデン戦を楽しんだ。
12日の朝の散歩は、柏崎方面へ行き、日蓮上人ゆかりのお堂の番神堂まで歩いた。
文永11年(1274年)佐渡から放免の折、日蓮上人が三十三番神の霊を請じ迎えて祀ったものと伝えられる。明治4年(1871年)の大火で類焼、同10年(1877年)に再建された。石段や本殿の敷板の減り具合は、何百年の歴史の重みを感じられた。
☆エッセイ温泉夜話:http://aspa.starfree.jp/yawa/index.htm
☆鎌倉街道を歩く https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2022-11-09
☆「多拠点生活」ADDressを試してみる! https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-10-24
☆過去に旅した印象深い景を描こう!シルクロード、スペイン巡礼を。
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-10-03
☆エッセイ温泉夜話 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/archive/c35629-1
☆スペイン「聖地サンティゴ巡礼」の旅 2012年12月~2013年7月15日の記録
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2017-07-20
☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
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8月から1か月、シェアハウス巡りに先ず新潟・十日町へ!
儀明の棚田
4か月ぶりにシェアハウス巡りをすることになった。Addressに登録して二年半。全国に二百カ所をこえたというが、温泉地の予約は取れず、行きたいところにはシェアハウスはない、と今回が最後の挑戦になる。
酷暑の続く8月2日、青春きっぷを利用するが、都内の人身事故の影響で湘南新宿ライン運行がズタズタで、飯山線の十日町駅に着いたのは、14時前の予定が16時14分だった。
北越急行ほくほく線
JR飯山線土市駅
トランクの荷を「ゆうパック」で送っていたが、家守さんが受け取っていただいて事なきを得た。古民家のシェアハウスは、国道117号線に面したJR飯山線土市駅から徒歩5分のところ。「みんなの家」という看板が目印で、玄関に入ると古民家の印象だが、一階フロアはコワーキングスペースとしてリニューアルされている。Wifiやプリンターなども備えてあり、ビジネスでも活用できる。いつも誰かがワークをしていて、隣のキッチンスペースで調理したものをこのスペースで食べるのは、ちょっとしにくい。
ハンモックがあったので、乗ってみました。
キッチン
で、いつも二階の3室あるうちの8畳間の部屋で食べることになる。日中は十日町でも35度前後なので、エアコンはつけっぱなし。朝5時前後に片道2㎞のコンビニのローソンに新聞を買いに散歩に行く。
まつだいには、「星峠の棚田」「儀明の棚田」「蒲生の棚田」「松代の棚田」「清水の棚田」などがある。8月4日に「まつだい」にある棚田の一つ「蒲生の棚田」へ行くことにした。直近4.5㎞ほどの道路で松之山街道を通れないかと、地元に方に聞くとわからないといわれた。国道253号線(5~6㎞)をいくのが無難と教えられた。車を出す準備をしていた方に道を尋ねると「遠い距離だから俺が送ろうか」と軽トラに乗せて行ってくれることに。有難い!国道253号線の展望台で降ろしていただいた。
貯水池?ため池?
この辺り至る所に積雪を測る雪尺が立っている。積雪3mほどある地域。眼下には棚田と葉の生い茂る樹木が一面。一本の桜の大木が有名だそうで、その時期には撮影者が殺到するという。棚田には水の便が悪く、天然の水をためて使用しているのだとか。田んぼの畦道を歩くと、小さな生き物が驚いて畔を超え、稲の間をぴょんぴょん飛び跳ねる。飛蝗、蛙、いもりなど。しおから蜻蛉も飛来する。生家の少年時代の田圃の畔を歩いたことを思い出す。
帰りは炎天下を歩きで。8時半に出て、国道253と403号線との交差点池尻に9時43分、まつだい駅に10時18分に到着。二時間弱歩いたことになる。北越急行ほくほく線で十日町駅へ移動。徒歩5分のスーパーマーケット、リオン・ドールで買い物を済ませて、JR飯山線土市駅まで行く。後で気が付いたのだが、この棚田は、実は「儀明の棚田」だった。送ってくれた方が勘違いしたか?だから帰りの歩く時間がかかったのか?と翌日ブログ用に写真を確認して気が付いたというお粗末だった。
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温泉郵便切手のはなし [温泉マニア]
2000年11月16日に郵政省の相談室に、永年疑問に思っていたことをメールで質問をしたことがあった。「私は温泉にこだわったコレクションをしていますが、切手で温泉を題材にしたものが少ないと思っています。日本にこれだけの温泉があり、日常生活にに大きな影響を与えているのに、私の知る限り、地獄谷温泉と道後温泉のみと記憶しています。切手のデザインを決めるのに、どのような議論の末、どう決定されるのか知りたいのですが、どうでしょうか。」しばらくして、メールで回答があった。内容は、各地区ブロックでの関係者の寄せられた要望を検討して決定しています、と言うような当り障りの無い、でも具体的にはよく解らないものだったと記憶している。
これまで温泉を題材にしたものは本当にどれほどあるのか。平成元年4月1日に62円切手として「お猿の温泉」が発行され、好評につき平成11年10月13日に80円切手として再発行された。「お猿の温泉」は、長野県下高井郡山ノ内町の地獄谷温泉に入る野生の猿をモデルにしたものである。
金森達画
ここは一軒宿の後楽館で、私は1981年4月4日に入浴し、露天風呂には珍しく外人のアベックが入浴中で、慌てて内風呂に戻った記憶のある温泉だった。切手のデザインは雪が舞う中、猿が親子で温泉に入るほのぼのとした風景を切絵で描いている。作者はきりえ作家の柳沢京子さん。
長野県地獄谷温泉 一軒宿 後楽館
もうひとつは、1999年2月1日に80円のふるさと切手として発行されたもので、愛媛県道後温泉にある国の重要文化財に指定されている道後温泉本館を描いている。これも平成元年6月1日に62円切手として発行されたものだが、好評のため再発行された。日本最古といわれる道後温泉は、松山市のシンボルとして親しまれている。道後温泉本館は明治27年(1894年)年以来、全国で始めての近代和風建築として三層楼の威容を誇り、国の重要文化財に指定されている。原画は洋画家の坂田虎一氏によるもの。
愛媛県道後温泉 道後温泉本館
どのような経過で採用されるのかを知りたくて、草津温泉の地元の草津郵便局に問い合わせてみた。ある職員の話として聞いて欲しい。草津温泉は昨年100周年の記念(何の記念か聞き忘れてしまった。)なので、関東郵政局に草津温泉とベルツ博士を絡めて発行要望を上申したら、ベルツ博士の業績の評価が分かれるとかの理由で、発行はボツになったという。また、ふるさと切手として、草津の湯畑と湯畑の風景になじみの灯篭をデザインした物を上申したら、灯篭は宗教上問題があるので、と言う理由でこれもボツになった。それ以後、3~4年の予定がびっしり詰まっている、と言う。なるほど、要望は出しているようだが、審査?の段階ではねられていることが伺えるようだ。
だがしかし、何か悲しいではないか。そういう些細な(人物の評価や宗教上の判断は些細とはいえぬが。)揚げ足とりに聞こえるのは私のひがみなのか?採用すると言う立場で検討することは出来ないのか。ベルツが問題ならベルツを除けばよいし、灯篭が問題なら灯篭を除けばよいではないか。と温泉マニアの私はつい血圧が上がるのを気にしながら興奮してしまうのである。
2001年秋にヤフーオークションで、温泉切手で検索して「箱根温泉」切手を見つけた。早速オークションで手に入れた。後で調べて見ると、1950年に毎日新聞社の主宰で全国からハガキによる投票で選ばれた10部門(山岳・平原・都邑・・・)の各1位を切手にしたものだった。都邑の箱根温泉は実は「大湧谷」と「芦ノ湖」の二枚が1951年5月25日に発行されていた。私が手に入れたのは、この内の「芦ノ湖」だった訳だ。もう一枚の「大湧谷」を是非とも手に入れたい
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温泉夜話 外国の温泉切手のはなし [温泉マニア]
台湾・緑島 海底温泉
2011年8月14日のブログの転載です。この時のページでは金森達しの挿絵だけだったが、私の収集品の写真も添付することにした。テーマごとの「温泉」切手収集もあることを知っていただきたい。
外国の温泉切手 金森 達 画
郵趣サービス社の雑誌「マガジンスタンプ」の中から、フランスで2011年3月28日に発行されたヨーロッパの首都シリーズ「ドナウの薔薇ブタペスト」を見つけた。
ドナウ川流域で最も美しい街、ドナウの薔薇、ドナウの真珠ともいわれるハンガリーの首都ブタペストの4種類の切手の一つに「セーチェ二温泉(ヨーロッパ最大の入浴施設)」があった。5年前に我ら夫婦で中央ヨーロッパに行った時に入浴した懐かしい宮殿のような温泉プールの絵柄だった。ブタペストは、市中に百余りの源泉があり毎日7千万リットルの湯量を誇る世界でも稀な「温泉都市」である。他にもないかと探したら、旧チェコスロバキアで1956年3月に発行された「温泉保養地6種」で、神聖ローマ帝国皇帝カルル4世にちなんだ温泉地カルロヴィ・ヴァリ、ラーズニェ・ポジェプラディ、マリアーンスケー他。
ヨーロッパの温泉場は、17~19世紀にかけて王侯貴族達の社交場や療養地として地歩を築き、その建築物もその権威にふさわしい入浴施設が造られた。国境をこえて利用されてきたため、切手の発行にもその国際性が発揮されている。

バーデン・バイ・ウイーン紋章
他の国で探したら、韓国で切手の消印に用いられた郵便局の温泉マークの入った風景印を見つけた。逓信省の発表では、「南朝鮮の三代名刹の一、梵魚寺の山門と東莱温泉場」と説明されている。日本統治時代の1931年10月20日から釜山の東莱温泉、元山、朱乙、朱乙温泉、開城、慶州、仏国寺郵便局で開始された。京城(ソウル)での開始は11月1日だという。(以上は、内藤陽介氏のブログより)
「三国遺事」に683年の記事に新羅の宰相が東莱温泉に入浴し、王族がたびたび行幸に訪れたという歴史ある温泉、朱乙温泉は北朝鮮の温泉で、日本の別府温泉と並び称される湯量豊富な温泉である。
中国地上手配業者の紹介で、台湾の温泉切手を知ることとなった。4種セットで5元の「蘇澳冷泉」、5元の「陽明山温泉」、10元の「関子嶺温泉」、25元の台東の東の離島「緑島 海底温泉」の4種だが、私はかつて「関子嶺温泉」を除く温泉に入浴したことがあるので、とても懐かしい。
特に離島緑島の海底温泉は、交通機関がなく何十年ぶりかのバイク乗りでの島一週観光することになった。後日、全身打撲のように疲れた思いがある。台湾も100ヶ所以上の温泉を数える温泉大国だ。
温泉大国として日本は特別の密度で、温泉が存在し、国民が大変な恩恵を受けているのに温泉切手がほとんど無いのには、常々忌々しいと感じていたので、これらの温泉切手に触発されて関係者の猛省を促したい。日本温泉切手の話はかつて温泉夜話でも紹介している。http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2007-04-29
温泉切手を沢山発行して、海外からの温泉マニアを呼び込もうではないですか。
☆エッセイ温泉夜話:http://aspa.starfree.jp/yawa/index.htm
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温泉夜話 昭和11年発行の「満州温泉案内」のはなし [温泉マニア]
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2016-05-13
2016年5月13日ブログに投稿した内容を再録。
温泉夜話 昭和11年発行の「満州温泉案内」のはなし
ネット古書店を検索して、魚山堂書店から昭和11年(1936年)発行、南満州鉄道刊の冊子「満州温泉案内」を見つけ、八千円で購入した。南満州鉄道は、明治39年(1906年)から第二次世界大戦の昭和20年(1945年)まで存在した。満州国は1932年2月に関東軍が満州全土を占領、同3月1日に満州国が成立した。満州鉄道沿線にある行政、商業施設拡大、整備を急速に推進する。昭和12年(1937年)日本政府は満州移民推進を決定し、満州国の日本人は1936年の19万7千人から1942年の115万に急速に増えていく。
1920、30年代は、海外への観光旅行が本格的に始まった時代。第一次世界大戦後、交通機関や宿泊施設が発達し、気軽に海外旅行が楽しめるようになる。特に文学者、画家などの芸術家が欧米へ渡航し、紀行文学、ルポツタージュが花開いた。「三等旅行記」を著した林芙美子は1931年、満州~シベリア鉄道~欧州・パリへ行くのに14日かかった。
満州鉄道の乗客数は、明治40年(1907年)は約150万人、昭和8年(1933年)は約1,000万人。1934年には大連から新京官(約700㎞)を特急アジア号は8時間半で走った。
満州国の代表的な熊岳城温泉、湯崗子温泉、五龍背温泉の三か所は、一部満州人に利用されているに過ぎなかったが、日本人仕様に開発し、国力強化と国民保養の問題を温泉活用に結び付ける一助として紹介している。
冊子は縦17.5×横19㎝で12頁の装丁となる。熊岳城温泉は、「温泉場は、駅の東南24町のところ。いで湯湧く、熊岳河のほとり、自然と人工の階調美をたくみに織り込んで、澄んだ空気と、湯煙に包まれて温泉情緒ゆたかに漂ふところ、民衆的温泉場として熊岳城温泉は、砂湯と共に、あまりにも有名である」「熊岳河野の河原を掘れば、滾々尽きぬ温泉が湧き、青天井のもとで、砂に埋もれて入浴などする野趣は、文化施設にあまりになれ過ぎている近代人のこの上なく愉しむ処で、冬も尚この砂湯の快を味わい得られるよう、モダンな硝子張りイタリー式砂場浴場(一名軍艦風呂)の設備がある」
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湯崗子温泉は、「湯崗子駅の東北4丁のところ、詩歌にその名を謳われている名峰千山を遠景に、閑雅な公園の樹間に点在する建物が温泉場である」「昭和7年3月満州国の誕生に当たり、新国家の推戴すべき元首溥儀執政並びに夫人ら一行が出盧華々しく歴史的の新京入りをなすの途、新都に於ける迎接の準備を待たれるため、一日休息された処として日満国人の記憶に今尚新なるものがある」「北満地方の露西亜人間に、此処の泥風呂の医治的効果が宣伝されて行って、その神の如き医薬的効果が知れ渡って行くとともに、北満各地をはじめ遠く天津、青島、上海あたりよりの外人浴客が殺到するに至った」
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五龍背温泉は「五龍背駅から東南方3町のところ、水清く沙河の流れに沿って、小丘を背にして木の間がくれに、乳色の湯煙に仄かに包まれて、赤い屋根をのぞかせている建物が温泉場である」「この温泉は、既に古く、唐の太宗高句麗親征の時に戦塵を洗われたと伝えられるが、日本人間には日清戦役の際、第五師団第11聯隊の兵たん部の発見によって一般んに知られ、日露役には療養所を置いて傷病兵を休養せしめた。戦後、当時従軍の一邦人によって旅館が経営せられ、大正7年満鉄が之を引き継ぎ今日に至っている」
2011年9月16日~19日に中国東北部・旧満州の温泉巡りに取材に行き、熊岳城(ゆうがくじょう)温泉、湯崗子(とうこうし)温泉に入浴した。特に湯崗子温泉では、満州国皇帝溥儀が入浴した湯船にも入浴することができた。
温泉マニアの巡浴紀行:熊岳城(ゆうがくじょう)温泉
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2011-09-28
湯崗子(とうこうし)温泉
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2011-10-05
温泉夜話中国東北部(旧満州)温泉めぐりと高熱入院のはなし
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/archive/20111022
参考資料:日本温泉案内 西部編 大日本雄弁会講談社編 昭和5年刊
温泉案内 鉄道省 昭和6年刊
温泉知識 丸善株式会社 昭和13年刊
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