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1987年、東京の最高峰・雲取山(2018m)、北海道旭岳(2292m)に登る! [温泉巡浴]

1987年、東京の最高峰・雲取山(2018m)、北海道旭岳(2292m)に登る!
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8月10日の旭岳

古い登山記録から、もう一話。37年前、この頃は子供たちと登山に温泉巡りによく出かけた。今思えば家族関係がいい時期だったなと思う。一歳違いの姉妹は性格が異なり、当時の登山の写真をみても姉は「がんばった」と誇らしげな顔。妹は「もう疲れた、いやだ!」という顔が多い。
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 東京都の最高峰、百名山の一つ雲取山登山はこの年。前年の1986年に目指したが、三条の湯小屋の手前を登ってしまい山梨側の飛竜山の山頂に着いてしまった。雨の下山時に三条の湯に入浴した。入浴料は500円だった。私の国内温泉巡浴の392湯目。
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 同年夏に義父の米寿の祝いが目的で北海道へ。私の実家・北見と妻の実家・函館へ子供たちと新潟港からフェリー車を運んで出かけた。道内の登山と温泉巡りを目指した。車にはテントやキャンプ用品を詰め込んだので、車内は狭くて大変だった。道内での入浴温泉は、然別、山田、糠平、雌阿寒岳(野中)、標津、熊の湯、羅臼、相泊、岩尾別、ウトロ、カムイワッカ、清里、仁伏、和琴、コタン、養老牛、川北、尾岱沼、滝の湯、硫黄山、網走湖畔、女満別、中標津、別海、旭岳、長万部、恵山、石田温泉の28湯。セセキ温泉は潮の関係で入浴できなかった。今思えばよくぞ入浴したなと思う。登山は、雌阿寒岳(1499m)、羅臼岳(1661m)、斜里岳(1545m)の時は、「熊出没」登山情報があり、それでも中腹にテントを張っていた登山者がいて、日常的に熊が出るのだなと実感した。
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斜里岳頂上

旭岳(2290m)登山では旭岳ロープウエイを利用して旭岳駅から姿見駅へいっきに上った。姿見の池付近はまだ雪が残り、雪合戦をして遊んだ。旭岳温泉(旭岳パークホテル)は私の国内温泉巡浴430湯目。

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1991年、33年前の金峰山登山と金峰泉入浴の記録。 [温泉巡浴]

1991年、33年前の金峰山登山と金峰泉入浴の記録。

若いころの登山・温泉巡浴の記録に目を通してみた。1991年、33年前の8月2日に山梨県甲府市と長野県佐久郡川上村の境界にある標高2599mの金峰山をみてみる。
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朝4時半起床。4時45分頃自宅を出る。(東京都青梅市)八王子I.Cより中央高速自動車道に入る。勝沼I.Cを下りたのが、6時。牧丘町から大弛峠(おおだるみとうげ)大弛小屋うらで水を補給し、朝日岳~金峰山に向け出発。朝日岳手前の岩場からカブト岩が見える。7時55分。朝日岳を過ぎて上ったり下ったり繰り返し、鉄山で老夫婦を追い越す。ずっと森林帯、やがて灌木地に入ると石楠花の群生がはい松の間に続く。葉は高山のためか小さめでよく見ると花の散りそうなのが2~3個。賽の河原(9時20分)で田無から来たというおじさんと出会う。昨夜、大弛小屋に泊まったという。金峰山山頂はここから10分。9時30分、山頂らしからぬ岩山の標柱ですぐ先に五丈岩。賽の河原あたりで瑞牆山(みずがきやま)も良く見えたが、金峰山山頂ではすでに曇っていた。五丈岩は」15mもあるそうで昔は南の平らな敷地に奥宮(蔵王権現)のあったところで籠り堂がありと。正面の厨子には蔵王権現の像が安置してあったという。
 サイの河原に戻り、そこで昼食にする。即席天ぷらそばとお茶を楽しんだところで、ガス器具の調整摘みが故障。牛肉の味噌漬けを焼いて食しようというのが駄目に。10時30分発、鉄山の辺りからサイの河原で話し込んだ田無のおじさんに追いつく。途中何組かのパーテイーに会いながら12時18分、大弛峠に到着。大弛小屋でペンチを借り、念願の牛肉焼きを実行。田無のおじさんと小屋の若者にご馳走し、珈琲を飲む。13時出発。下山一時間の山道は、交通量はほとんどないが、でこぼこ道の凄い道でうっかり考え事をしている間に、左側面をこすってしまった。後悔しても後の祭り。13時50分、1400mの高地にある金峯泉で入浴。私の国内温泉巡浴565カ所目の温泉。」昔から万病に効くといわれ、その成分の強い鉱泉は、飲泉もできる。泉質は、酸性・鉄・硫酸塩素、旧泉質名は、酸性緑ばん泉。薄茶色に濁っていて黄土色の」湯花が湯に舞っている。源泉温度4・6度のph2.4
浴用に胃腸、神経痛、リュウマチ、婦人病、痔病、皮膚病、便秘。内用に胃腸、胃がん、貧血症、便秘、」下痢。外用に火傷、切り傷、水虫、かぶれ、眼病、うちみ。
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 1991年時の私は41歳、娘は小学6年と中学1年の頃で、よく家族で登山やその周辺の温泉巡りに引き連れていた。7月は山梨県の瑞牆山(2230m)。川乗山(1363m)8月は金峰山(2599m)と御岳山(929m)。
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御岳山は近いので、午前中に帰ってこれるので、よく行っていた。9月は苗場山(2145m)。11月は榛名山・掃部岳(1448m)。
1992年の2月は御岳山。2月は棒ノ折山。4月は陣馬山から高尾山(599m)。5月は大台ケ原(1695m)、日光白根山(2578m)。5月31日だったが、遭難するかと思うほどの雪が深かった。8月は月山(1984m)・湯殿山(1500m)。9月は雨飾山(1963m)。
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いずれも登山の帰りには天然温泉に立ち寄り入浴をしていた。

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上州の一軒宿 霧積温泉 湯元金湯館――いまだ健在! [温泉巡浴]

上州の一軒宿 霧積温泉 湯元金湯館――いまだ健在!

5月27日付東京新聞夕刊に「山奥にひっそり一軒宿 群馬県・霧積温泉」の記事が掲載された。「まだ健在なのだ」と感慨深い。私が1981年6月7日に投宿した国内巡浴188湯目の宿だった。43年前のことだ。押入れに積んであった「巡浴記録」を探したら、当時のパンフレット、宿の申し込みはがきが張り付けられていた。はがきは、料金受取人払で「横川局承認1号」「差出有効期間昭和56年6月1日から昭和57年5月31日まで」の印字がされていた。東京新聞掲載のパンフレットの写真とは多少異なる。宿の正面にかつて自家発電していた水車がある風景はよく覚えている。アクセスは、高崎駅から信越本線で横川駅、タクシーまたは車で約30分で金湯館駐車場へ。ここからは約30分歩く。事前の予約で駐車場からは送迎バスあり。
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群馬県と長野県の県境に位置し、上信越高原国立公園の秘湯。創業は1884年(明治17年)、当時は東京からの避暑地として栄え、長生館、錦楓閣、渓香館など旅館と別荘を併せて42軒の建物があり、政財界、文学界の重鎮が霧積の地を馬やお籠、人力車で訪れていたという。信越線が開通してからは、軽井沢が霧積温泉に代わって避暑地として開発された。明治43年(1910年)、本山津波で大半の家屋が流失。唯一金湯館のみが被災を免れた。昭和2年発行の「温泉案内」の霧積温泉のページでも旅館は金湯館のみ記されていた。本館はほぼ当時のままで、主な客室は平成に増築された別館。勝海舟は明治20年(1887年)頃、皮膚病の治療におとずれた。勝海舟の碑も残る。伊藤博文ら30人ほどが来訪し、明治憲法の草案を練ったとされる部屋も残されている。小説家の森村誠一は、大学3年の時この「金湯館」に泊まった。軽井沢までハイキングに行く際、この旅館で出してくれたお握りを包んだ包装紙に目をとめた。「かあさん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうね?ええ、夏碓井から霧積へ行く道で、渓谷へ落としたあの麦わら帽子ですよ」これは西条八十が霧積に来て書いた「帽子」と詩の一説だった。後に森村が後になって執筆したのが「人間の証明」だった。後に昭和52年(1977年)映画化された。

自然湧出の湯量は、1分間に約400リットルの加温・加水・塩素添加循環なしの源泉かけ流しの湯。泉質はカルシウム硫酸塩泉で、無色透明の約40度の温めの湯だ。
1980年当時、1泊2食付き(税別)4,500円から6,000円。3時間以内の休憩料800円より。長期滞在3食5泊以上5,000円より。自炊3,000円より。
現在の公式HP;https://kirizumikintokan.com/gaiyo-onsen.html

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東京・檜原温泉センター 数馬の湯に入浴へ。 [温泉巡浴]

東京・檜原温泉センター 数馬の湯に入浴へ。
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東京都シルバーパスだけを使って、檜原村の数馬の湯へ入浴にいった。「東京都シルバーパス」だけを使っていくことにした。JR青梅駅前から7時14分発の都バスで花小金井行に乗車、箱根ヶ崎三丁目で下車。歩いて5分のJR箱根ヶ崎駅へ。
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駅前の立川バス福生行に乗り換える。JR福生駅から8時27分発の武蔵五日市駅へ。10時35分発の数馬方面行へ乗り換える。この便はたまたまグループ登山客で満席、立ったままで一時間近く。途中の人里(へんぼり)で5人、浅間尾根登山口で十数名が降りた。数馬温泉センター着は、10時06分。3回乗り継いで約3時間、まあ効率はいい方かな。実はこの温泉は、私の国内温泉巡りで1998年5月に初めて入浴した822湯目の温泉地。その20年後にも入浴したことがあり、今回で3回目になる。
今の湯舎は二十数年前からで、私の記憶はないが、その前は打ちっぱなしのコンクリの湯舎だったという。
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東京都唯一の村で、天然のph9.0のアルカリ性単純泉、炭酸が含まれ、しばらくすると体に粟粒が付着してくる。源泉はここから300mほど西の地下から毎分138㍑湧出している。泉質は、試料1キログラム中、ナトリウム62.1、カリウム2.0、カルシウム2.3mg、メタケイ酸15.4、炭酸水素イオン152.5、炭酸イオン9.2mg。肌がすべすべになり、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性の効果が期待できる。平日はいつも空いていて、今日も同時間帯の男性客は4人だった。入浴料は大人980円。浴室には圧注浴風呂&ジャグジー風呂。サウナに水風呂、露天に陶器風呂、打たせ湯がある。湯は温く長く入りたくなるような。湯船によって温度を変えている。外湯の打たせ湯も温かった。
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パンフレットから

午前11時から、食堂が営業開始。メニューに地元食材にリスペクトしている意思を感じられたので、もつ煮定食(1000円)をいただいた。鉄鍋にボリュウムあるもつ煮、しっかりした硬めの豆腐、豆腐味噌汁。胡瓜の漬物。ご飯は自宅でいつも美味しいご飯を食べているのでいまいちに感じる。
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数馬の湯からさらに西へ行くと兜造りの豪壮な蛇の湯温泉たから荘があり、1982年1月に233カ所目の温泉として入浴済だ。帰りのバス時間は、11時52分で、少し手前のバス停「下平」まで歩いて見た。途中、龍神の滝の看板。
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階段を降りるとすぐに見え、木橋を渡って目の前に見ると迫力満点。谷へ下りる道の真ん中から、筍が生えている場面もあり、いかにも子の地らしいと感激。「下平」バス停に「紫陽花のシャッターポイント」と看板があり、紫陽花の花はまだだが、この辺りは名所なのかもしれない。
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定時にバスが来て、帰路は最後尾の座席にどっかと腰掛けて、両サイドの新緑の谷、深山をのんびり鑑賞することができた。なにせ、行きのバス内は、グループの男性リーダーの大声でのおしゃべりでうんざりしていて、窓外の鑑賞にひたるどころではなかったのだ。とまあ、帰りもシルバーパスだけを利用して片道3時間、往復6時間バス乗車の温泉入浴の旅となった。

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亀の井ホテル青梅 に入浴に行ってみた。2024年3月14日 [温泉巡浴]

亀の井ホテル青梅 に入浴に行ってみた。2024年3月14日
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2022年7月1日より、東京都青梅市にあった「かんぽの宿青梅」から「亀の井ホテル青梅」に名称が変わった。以下、ウィキペディアからの転載。「かんぽの宿(かんぽのやど)は、日本郵政株式会社が運営していた宿泊施設。2022年、日本郵政は32施設を売却(うち29施設はマイステイズ・ホテル・マネジメントが取得して「亀の井ホテル」に改称) 。売却後、日本郵政が運営するのは「かんぽの宿恵那」(岐阜県恵那市)のみとなった が、2023年1月30日の宿泊をもって営業を終了した ため、全て消滅した。」

かつて、ブログでこの宿と周りの環境のすばらしさを何度か紹介したことがある。我が家から歩いて10分ほどの近さ。私の俳句部の忘年会、新年会やNHK俳句全国大会の特選入賞者が過去3人いて、その度に祝う会もここで実施していた。自彊術教室を開いている妻の研修会でも泊りで利用して、結構馴染みのあった温泉宿だった。
参考:青梅市の桜の名所・釜の淵公園と天然温泉「かんぽの宿青梅」2022年4月6日付け
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2022-04-06?comment_success=2024-03-の12T07:21:11&time=1710195671

亀の井ホテル青梅に代わってから二年。日帰り入浴の機会を得て、フロントでお聞きしたり、貸切風呂を見せていただいたりした。施設は、釜の淵公園の一角にあり、柳淵橋側から見ると蛇行する多摩川の硬い岩盤の上に建っているのがわかる。
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ホテルから見た釜の淵公園
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近くには石垣退助の銅像が立つ。なだらかな道を下り公園へいくと蛇行する多摩川に沿って桜の古木並木があり、4月上旬には素晴らしい桜を咲かせている。
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柳淵橋
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園内には郷土博物館や19世紀初頭の農民が住んでいた土間や囲炉裏にある旧宮崎家住宅がある。3月は床の間に雛飾りを展示している。
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鮎美橋を渡ると青梅市立美術館も近い。JR青梅駅からは、徒歩20分ほど。ホテルの送迎バスもある。
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日帰り入浴料を支払い7階の大浴場へ行く。多摩川から青梅市街や永山丘陵を眺望できる。
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大浴場は二つの湯船があり、いずれも天然の温泉だ。源泉はホテルの駐車場奥に源泉塔がある。地下1,420mから削掘し、2004年(平成16年)3月18日から自家源泉を引いた。PH9.5のアルカリ性単純泉、毎分43.6㍑の湧出量、源泉温度26.5度を加温している。
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紅梅園の梅酒
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地酒・澤乃井の酒

亀の井ホテル青梅 公式HP;https://kamenoi-hotels.com/ome/

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☆鎌倉街道を歩く https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2022-11-09
☆「多拠点生活」ADDressを試してみる! https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-10-24
☆過去に旅した印象深い景を描こう!シルクロード、スペイン巡礼を。
 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-10-03
☆エッセイ温泉夜話 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/archive/c35629-1
☆スペイン「聖地サンティゴ巡礼」の旅 2012年12月~2013年7月15日の記録
 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2017-07-20
☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
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☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
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☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
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☆マツノヒデマサの旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
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☆スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く・全行程の記録 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2017-07-20
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
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東京都大田区の黒湯・蒲田温泉に入浴と飲み会を! 2024年2月10日 [温泉巡浴]

東京都大田区の黒湯・蒲田温泉に入浴と飲み会を! 2024年2月10日
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蒲田温泉アーチ看板

シェアハウス巡りの鎌倉の滞在時にお世話になったT氏が大田区の実家に戻ったので、その後飲み会は、実家の近くの蒲田駅周辺で待ち合わせていた。蒲田駅周辺の蒲田温泉といえば、私の温泉巡りの835湯目の温泉入浴地、黒湯温泉ホテル住吉だった。そのころ巡浴数を稼ぐために東京都内の温泉銭湯によく通っていた。今回の飲み会に選んだのは、京急線蒲田駅、JR蒲田駅から15分の昭和12年創業の銭湯・蒲田温泉だ。
じつは今回の温泉の宴会場で会おうと思って、まず頭に浮かんだのは、綱島温泉だった。私の温泉巡浴1295湯目の温泉地だ。いまはリニュアルされてすっかり風情が変わってしまい、入館料も平日1540円(土日休日1700円)で諦めた。

参考;参考ブログ:川崎・横浜市の日帰り温泉・温泉銭湯入浴めぐり 2009年3月14日付
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2009-03-14
参考;綱島温泉の歴史https://chinobouken.com/tsunashimaonsen/2/

 JR蒲田駅東口で降りて南へ行き環八通りを左折して、右手の郵便局を右折する。
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JR蒲田駅
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しばらく行き区営アパート前の公園を左折するとアーチ型の赤い看板。この界隈でも一番黒いと言われる真っ黒な黒湯を目当てに、遠方から訪れる人もいて、看板をバックに写真を撮る若者たちが次々に。地元のおじさんが「やあ。これからか?」などと声をかけあっている。「地元の方ですか?いつも来るんですか?」と聞いてみる。「ここはサイコーの温泉だよ」との返事。
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友人と合流して、入館する。下駄箱に靴を入れ、券売機(入浴料520円)でお札を購入し、受付でロッカーのカギを受け取る。受付嬢にブログ掲載や撮影許可もいただいた。
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浴室は4~5人ほどのキャパの黒湯浴槽が二つ。ナトリウム炭酸水素塩・塩化物鉱泉の泉質でぬる湯42度と熱湯48度の浴槽だ。熱湯に手を入れてみるととても無理と直感。私はサウナにはあまり入らないので、水風呂もパス。私は早めに二階のお酒や食事が楽しめる宴会場へ。カラオケが楽しめる舞台もあるが今日は閑か。レンタルの浴衣でくつろぐ人もあり、まあ静かな風情。店主の故郷である新潟から取り寄せた米で炊く温泉釜飯(1200円)が名物だという。
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友人もお風呂から上がり、まずは半年ぶりの再会に生ビールで乾杯。奥の窓に近い場所だったので寒く、途中で席を返させていただいた。枝豆、おでん、牡蠣フライ、ほっけ、締めの焼きそばなどを賞味。二時間半ほど飲んで食べ、交友を温めることができた。レトロな温泉銭湯を楽しめた。欲をいえば、畳の間の堀炬燵で、疲れたら寝転べる雰囲気の場所があればもっとよかったなと感じた
 
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スパリゾートハワイアンズに行った! 2023年12月17日~18日 [温泉巡浴]

スパリゾートハワイアンズに行った! 2023年12月17日~18日
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ポリネシアン・グランドステージ:夜の公演

オーストラリアに住んでいる次女と孫たちが、夏休みを利用して11月30日に来日し1月9日までいることになった。娘が来日前に「スパリゾートハワイアンズに2泊3日で宿泊するけど、パパも行く?」と聞かれ、12月17日からの1泊だけ一緒に行くことになった。スパリゾートハワイアンズは、旅行業を経営していたので添乗員としても何度も行き、個人的にも何度か行っていた。今回は13年ぶりになる。
 西新宿の大型駐車場からの出発。
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ここはリタイア後、一時クラブツーリズム主催の「テーマのある旅」の添乗員として仕事で来ていたこともあるので懐かしい。各旅行会社主催の各方面への大型バスツアーの発着所になっている。今回は客としての気楽な立場だ。
 スパリゾートハワイアンズ宿泊は、事前予約の送迎無料でバス利用できる。自家用車は時間やルートは自由に選択できるが、バス利用はまたそれなりの利点もあり、何といってもお任せで気楽。高速道路は割に空いていて13時に到着。
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部屋はプールが近いウイルポートに5人一部屋。お付き合いでまずはプールへ。水温がとても冷たい!子供たちは流れるプールが好きで長い時間付き合わせられた。過去に体験したことがある「アロハ・エンジョイ・フラ」と言って現役のダンサーによるフラダンス教室は、45分間で1500円だったが、料金が値上げしていて2200円の女性のみのプログラムとなっていた。
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ウイルポートの和室
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夜のフラダンスショーはかつて無料だったが、昼の部は900円から1400円(予約方法や席によって異なる)夜の部は1400円から2500円と有料になった。ウオータースライダーも有料になっていた。
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 旅行業務として取り扱っていた時期、新宿・東京、大宮、横浜などからの無料バスを利用の場合も宿泊送客コミッションは13%いただいていた。そのうちに旅行業社扱いで無料バスは扱いができなくなった。その後、スパリゾートハワイアンズも2011年3月11日の東日本大震災で被害を受け、同年10月6日に再開された。なかなか客足がもどらず旅行業社に無料バス利用客の分もコミッションを支払うので送客してほしいとの通知を受けた。その後のホテルの予約は、サイトでの予約の時代になり、旅行業社との料金などの差別化により、旅行業社のように間に入る商売の限界を感じて廃業に踏み切きっるかっけになった。

ハワイに雪が降った?スパリゾートハワイアンズへ行く!2011年1月26日付けブログ
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添乗奇談快談42.スパリゾートハワイアンズのアロハ(アロハ・エンジョイ・フラ)2009年2月24日付けブログ
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2009-02-24

「フラガール」に会いに行く!2年ぶりのスパリゾートハワイアンズ2008年6月9日付けブログ
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2008-06-09

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フランスのルルドの泉・沐浴体験!(2013年6月17日~18日のブログ:再録) [温泉巡浴]

フランスのルルドの泉・沐浴体験!(2013年6月17日~18日のブログ:再録)
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聖母マリア像と洞窟

2013年6月19日からペイン「聖地サンテイアゴ巡礼の旅」約800㎞を35日間で歩きとおした。巡礼を始める前にフランスの「ルルドの泉」沐浴体験をすることも旅の目標の一つだった。
 1862年1月、フランスのピレネー山脈のふもとの小さな村マッサビエールの貧しい13歳の少女ベルナデッタ・スビルーは、たきぎを拾い集めている時、聖母マリアが現れた。7月16日までの最後の出現まで18回にわたって現れた。9回目の出現の折、聖母がお告げになられた場所から湧き出た泉の水は奇跡的な治癒をもたらした。最初は懐疑的だったカトリック教会は調査に乗り出し、1862年、「聖母の出現が真実性を帯びていること、信者たちがこれを確かな事実として信じられることを正当と判断する」と公認され、ルルドは聖地として公認された。
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1864年4月にルルドの聖母像が、1866年に洞窟を取り囲むように建てられた地下聖堂が完成。1871年7月には、信者からの献金によってマッサビエールの洞窟の真上に70mの鐘楼を備えたハジリカ聖堂が完成。聖母の出現から20年後の1878年には、183の巡礼団と14万人の巡礼者が訪れるようになった。1889年にはハジリカ聖堂の前に円形のロザリオ大聖堂が完成し、巡礼者は年に60万人、1933年には出現75周年記念祭には年間180万人までになった。この奇跡の治癒をもたらした今では全世界から年間500万人もの巡礼者が訪れるカトリック最大の聖地と呼ばれるまでになった。ルルドの泉は、一日12万2400㍑の水が湧きだしている。

スペイン「聖地サンテイアゴ巡礼の旅」その前段ルルドまで
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2013-06-17-1
スペイン「聖地サンテイアゴ巡礼の旅」ルルドで宗教的体験
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2013-06-17-2

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蓮台寺温泉クアハウス石橋旅館に泊まる! 2024年1月8日~9日 [温泉巡浴]

蓮台寺温泉クアハウス石橋旅館に泊まる! 2024年1月8日~9日
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下田街道を歩く最終日の第3回目。前回の到着地の河津七滝から下田市街まで歩きつないだときに蓮台寺温泉に宿泊した。事前にネットでクアハウス石橋旅館の素泊まりで予約できた。蓮台寺温泉には過去に清流荘、クアハウス石橋旅館、近くにある千人風呂で知られる河内温泉の金谷旅館に宿泊したことがある。湯量が豊富でかつては南伊豆では最も設備が整った温泉地だったが、衰退の一途。2010年に1873年(明治6年)創業の「旅館弥五平」が廃業。2016年には「蓮台寺荘」が廃業した。「旅館弥五平」に隣接して、密航を企てた吉田松陰が匿われていた村上行馬郎邸「吉田松陰寓寄処」がある。
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蓮台寺温泉に近くのバス停
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河内温泉
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クアハウス石橋旅館

行基(ぎょうき)の発見といわれ、蓮台寺の名は、700年前に廃寺となった温泉山蓮台寺に由来する。近くに1596年(慶長年間)に開発された河津鉱山(蓮台寺鉱山)があり金・銀・銅・マンガンが採掘された。戦後1959年(昭和34年)に閉山した。昭和6年発行の「温泉案内」によると、旅館は「石橋旅館」「会津や」「掛塚屋」「中田旅館」「静好館」「順治楼」「三吉屋」「小川」「松陰館」「湯端館「」吉村」「新湯」「井戸屋」の13軒あった。現在は「清流荘」「クアハウス石橋旅館」「大地の彩花月亭」「お宿星めぐり」の他貸別荘「奥蓮台寺荘」のみだ。

さて、今回稲生沢小学校に着いて夕食の場所が心配で、下校の高校生に聞くと「食事場所どころか蓮台寺駅まえのセブンイレブンしかない」との情報。宿に連絡すると「下田に行けば何で食べられる」とのたまう。そこで「セブンイレブンへ買い出しに行くが、電子レンジを使わせていただけるか?」と聞くと「厨房に聞いてみる」との女性の返事。河津七滝から歩いて二十数キロを歩いてたどり着いた我が身にはこたえるが、バス停の3つほどを歩いて戻り、セブンイレブンまで戻る。電子レンジの返事がないので、再び宿へ連絡すると、電子レンジ利用の希望の時間を決めて使用できることになった。それで買い物は日本酒「八海山」、ビール、冷凍の「焼きホッケ」などの酒の肴とグラタン・ドリア、芳醇こく醤油ラーメン正麺を購入してまた歩いて戻った。

クアハウス石橋旅館は、明治時代創業の由緒ある旅館。往時そのままの唐破風の重厚な門構えの建物。ロビーは贅を尽くした日本建築の面影を残し、格子天井には漆喰の花彫刻が施されている。ロビーから長い70mほどのトンネルの廊下を歩き、奥の客室に着く。部屋の窓から見ると池を取り囲むように建物。部屋は和室の8畳でシャワートイレはリニュウアルで真新しい。お風呂へはさらに長い廊下を進んだ突き当りにある。
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部屋から見た中庭の池

 クアハウスは豊かな大自然と天然温泉の効果を活用した総合的な健康づくりを目指す「多目的温泉保養館」のことで、名のとおり、かけ湯、打たせ湯、寝湯、箱むし(休止中)、ジャクジー・内湯、岩の露天風呂など各種を備えている。源泉かけ流しの無色透明で少し温めだ。広い浴室は私の一人占めで気分が良い。外気温がとても寒かったので、1泊で3回入浴することに。
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露天風呂

翌日は7時前に宿を後にした。


クアハウス石橋旅館;公式HP http://www.kur-ishibashi.com/top/index.htm

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温泉夜話 中国東北部(旧満州)温泉めぐりと高熱入院のはなし [温泉巡浴]

温泉夜話 中国東北部(旧満州)温泉めぐりと高熱入院のはなし
玉泉館 客室.jpg
湯崗子温泉 ラストエンペラー溥儀が入浴した浴槽「龍池」

2011年10月22日付けブログの転載です。一部、訂正修正しています。
 2011年9月16日~19日に中国東北部の温泉めぐりに出かけた。旧満州時代から日本人が開発にかかわり、三大温泉地といわれる五龍背温泉を除いた熊岳城温泉、湯崗子温泉と旅順の老鉄山温泉の三ヶ所に宿泊・入浴した。特に旧満州の皇帝となったラストエンペラー愛新覚羅溥儀が1週間訪ねて「我は満州皇帝になろうと思う」と表明した湯崗子温泉の対翠閣の浴室に入浴するのが念願の夢だった。当時の対翠閣の建物は、洋風の建物だったが、現在は中華風の朱色の宮殿造りに1997年にリニュアルされ、ホテル名も龍宮温泉に変わった。皇帝や皇后のために造られた浴室「龍池」「鳳池」がそのまま残されていた。9月17日夜、事前に予約して龍宮温泉「龍池」の入浴に出かけた。2時間240元(1元13円)をフロントで支払う。浦島太郎のタイル絵が描かれた地下への入り口の階段を下りるとダブルベットが置かれた更衣室、奥に広い龍の絵柄の装飾に満ちた浴室、さらに奥に籐造りのベットが二台用意されたマッサージ室があった。2時間の持ち時間はもたないが、出たり入ったりの皇帝と語るがごとく1時間を粘ってなんとか時間を過ごした。
湯崗子温泉 龍宮温泉.jpg
湯崗子温泉「龍宮温泉」

17日午前中に、熊岳城温泉の創業二年目の豪華ホテル「天沐営口熊岳城温泉度暇村」の露天風呂に入浴した。中国は温泉ブームで午前の早い時間にも関わらず、観光バスで中国人がどっと入浴に訪れていた。入浴料は200元と値段は破格だった。温泉プールのような大浴場の奥に10ヶ所ほどの趣の異なる木造造りの小屋に内湯や露天風呂が散在していた。男女別の更衣室で水着に着替えて入場するのだが、日本では入り口に温水シャワーで身体を洗う設備があるが、ここにはなかった。一度に100人は入浴していただろうか。寒かったので、バスタオルをかけて露天を走り回っていた。文字通り、身体を張っての取材だった。湯崗子温泉で一泊し、18日の午前中には名物のどろ湯を体験した。円形ドームの全泥宮に100元を支払って入館した。浴衣を着てスコップで掘ったところに寝転がり、固めの泥土を身体にかけてもらう。これが結構重く、15分もするとじわじわと熱くなってくる。シャワーで泥を洗い流し、近くにある温泉浴で身体を温めてから、出てきた。そのころから体がだるくなって、風邪をひいたかなと感じた。湯崗子温泉からタクシーで大連・旅順に移動し、老鉄山温泉に宿泊して帰国した。

さて、体のだるさは消えず、帰国してからも38.5~39.4度の高熱が下がらず、19日に近くのO医院で解熱剤をもらうも効果は変わらず、翌々日には陰部が痛くなってきた。2年前から前立腺肥大病と膀胱頚部硬化症で手術以来、膀胱結石が続いていたのでそのT病院へ駆け込むと即入院となった。病名は「精巣上体炎」とかで、尿道から雑菌が入り、膀胱から睾丸に移り炎症を起こしていた。結局一週間の入院をすることになり、命がけの温泉取材となった。

後で考えると、入浴施設が新しいので気にしなかったが、中国人の入浴マナーがどうなのかは知る好もないが、純潔傾向で抵抗力のない日本人だけが炎症を起こして入院騒動を起こしているのかもしれない。32年前に、全日空が初めて北京に事務所を開設した年、北京の銭湯に入浴したことがあるが、湯船に入り石鹸を使って身体を洗っていた湯船は乳白色に濁り、垢が一面に浮いていて、手で外側へよけるように入浴した。帰国して仲間に「北京で肝炎が流行っているのを知らないのか?」と言われ肝炎を心配してしばらく気が気でなかったことを思い出した。

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