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ぶらぶら散歩で、武蔵村山市の「里山民家」にたどり着く! [東京・青梅周辺]

ぶらぶら散歩で、武蔵村山市の「里山民家」にたどり着く!
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里山民家の囲炉裏

2023年12月9日、いつもの散歩のコースに飽きて、路線バスに乗って少し遠くへ行こうと、JR青梅駅前発の都バス「花小金井行」に乗車。都バスで二番目に長い距離のルートだという。天気は快晴で散歩日和。旧青梅街道を30分ほど乗った瑞穂町の「殿が谷」で下車。
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角の「里山民家まで570m」の看板が目に付く。かつて何度か行ったことがあるので、その表示に従っていくと、左手に須賀神社で住民たち(神社総代?)が本殿に飾るのか大きな注連縄造作りをしていた。年末年始の年用意だ。お断りして写真撮影と公開の許可を得た。
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さらに道なりに行くと見覚えのある風景が見えてきた。生垣で囲まれた外側には田圃と野菜畑があり、野菜畑ではボランテイアの人たちが、大根や里芋の収穫をしていた。明日(12月10日)の収穫祭に出すのだという。値を付けずに販売ではなく、里山民家の維持管理費用のための寄付をいただくのだという。
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 母屋はこの地域にあった江戸時代建築の宮鍋作造家住宅をモデルにして当時の民家を忠実に再現・新築した施設で、平成12年(2000年)にオープン。土間に入ると左手に大きな囲炉裏に火が焚かれている。柱や梁をよく見るとすすけた色に配色はされているが、昔の民家を移築したわけではないようだ。
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「2000年以前は何があったのですか?」と聞くと、「この辺りがゴミ捨て場で大変なところだった。東京都がようやく予算を組み9000台のトラックでごみを撤去し、その後に整備して造られた」という。ここにいらっしゃる人たち10人ほどは皆ボランテイアらしい。民家内に「令和6年・2024年度 ボランテイア説明会」のチラシがあった。2月10日、14日、18日の実施予定で詳細が記されている。老若男女だれでもWelcome!とある。里山民家のイベントが四季ごとにあり、事前にネットやチラシで通知している。例えば、11月26日(日)夜の原っぱで始まる「夜の里山映画会」。12月10日(日)「里山民家収穫祭」。12月17日(日)公園の田圃で育った稲の藁を活用して「里山民家 正月飾りづくり」。12月24日(日)冬の雑木林をめいっぱい楽しもう!「里山キッズ探検隊」など。
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 旧青梅街道に戻り、殿ヶ谷から青梅方面へとぶらぶら歩く。石畑駐在所前をさらに行くと右手に「吉野岳地蔵堂「が見えてくる。
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残堀川の橋の袂に会ったのだが、道路の拡張工事で此処に移築された。石畑村の名主吉岡助右衛門が子女の病気平癒を祈願して文久3年(1863年)に寄進されたもの。お堂には地蔵菩薩立像が安置され、その背には、享保4年(1719年)4月刻銘があった。瑞穂町指定有形文化財に指定されている。

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温泉夜話 中国東北部(旧満州)温泉めぐりと高熱入院のはなし [温泉巡浴]

温泉夜話 中国東北部(旧満州)温泉めぐりと高熱入院のはなし
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湯崗子温泉 ラストエンペラー溥儀が入浴した浴槽「龍池」

2011年10月22日付けブログの転載です。一部、訂正修正しています。
 2011年9月16日~19日に中国東北部の温泉めぐりに出かけた。旧満州時代から日本人が開発にかかわり、三大温泉地といわれる五龍背温泉を除いた熊岳城温泉、湯崗子温泉と旅順の老鉄山温泉の三ヶ所に宿泊・入浴した。特に旧満州の皇帝となったラストエンペラー愛新覚羅溥儀が1週間訪ねて「我は満州皇帝になろうと思う」と表明した湯崗子温泉の対翠閣の浴室に入浴するのが念願の夢だった。当時の対翠閣の建物は、洋風の建物だったが、現在は中華風の朱色の宮殿造りに1997年にリニュアルされ、ホテル名も龍宮温泉に変わった。皇帝や皇后のために造られた浴室「龍池」「鳳池」がそのまま残されていた。9月17日夜、事前に予約して龍宮温泉「龍池」の入浴に出かけた。2時間240元(1元13円)をフロントで支払う。浦島太郎のタイル絵が描かれた地下への入り口の階段を下りるとダブルベットが置かれた更衣室、奥に広い龍の絵柄の装飾に満ちた浴室、さらに奥に籐造りのベットが二台用意されたマッサージ室があった。2時間の持ち時間はもたないが、出たり入ったりの皇帝と語るがごとく1時間を粘ってなんとか時間を過ごした。
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湯崗子温泉「龍宮温泉」

17日午前中に、熊岳城温泉の創業二年目の豪華ホテル「天沐営口熊岳城温泉度暇村」の露天風呂に入浴した。中国は温泉ブームで午前の早い時間にも関わらず、観光バスで中国人がどっと入浴に訪れていた。入浴料は200元と値段は破格だった。温泉プールのような大浴場の奥に10ヶ所ほどの趣の異なる木造造りの小屋に内湯や露天風呂が散在していた。男女別の更衣室で水着に着替えて入場するのだが、日本では入り口に温水シャワーで身体を洗う設備があるが、ここにはなかった。一度に100人は入浴していただろうか。寒かったので、バスタオルをかけて露天を走り回っていた。文字通り、身体を張っての取材だった。湯崗子温泉で一泊し、18日の午前中には名物のどろ湯を体験した。円形ドームの全泥宮に100元を支払って入館した。浴衣を着てスコップで掘ったところに寝転がり、固めの泥土を身体にかけてもらう。これが結構重く、15分もするとじわじわと熱くなってくる。シャワーで泥を洗い流し、近くにある温泉浴で身体を温めてから、出てきた。そのころから体がだるくなって、風邪をひいたかなと感じた。湯崗子温泉からタクシーで大連・旅順に移動し、老鉄山温泉に宿泊して帰国した。

さて、体のだるさは消えず、帰国してからも38.5~39.4度の高熱が下がらず、19日に近くのO医院で解熱剤をもらうも効果は変わらず、翌々日には陰部が痛くなってきた。2年前から前立腺肥大病と膀胱頚部硬化症で手術以来、膀胱結石が続いていたのでそのT病院へ駆け込むと即入院となった。病名は「精巣上体炎」とかで、尿道から雑菌が入り、膀胱から睾丸に移り炎症を起こしていた。結局一週間の入院をすることになり、命がけの温泉取材となった。

後で考えると、入浴施設が新しいので気にしなかったが、中国人の入浴マナーがどうなのかは知る好もないが、純潔傾向で抵抗力のない日本人だけが炎症を起こして入院騒動を起こしているのかもしれない。32年前に、全日空が初めて北京に事務所を開設した年、北京の銭湯に入浴したことがあるが、湯船に入り石鹸を使って身体を洗っていた湯船は乳白色に濁り、垢が一面に浮いていて、手で外側へよけるように入浴した。帰国して仲間に「北京で肝炎が流行っているのを知らないのか?」と言われ肝炎を心配してしばらく気が気でなかったことを思い出した。

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仲間それぞれのキャラクターを生かし飲み会で寄鍋をつくる! [東京・青梅周辺]

仲間それぞれのキャラクターを生かし飲み会で寄鍋をつくる!
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障がい者の移動支援ヘルパー仲間5人の飲み会を実施した。これまでも時々居酒屋でやっていたが、年金生活で現役時代のようにそう何度も一回に5~6,000円は使えない。それで私の休業中の事務所の一階を使って安い会費ですることを提案。かつて建築業を経営していた仲間のN氏は、引退後、野菜栽培にはまり毎日野菜作りに熱中。今回の飲み会には軽トラックで大根3本、聖護院蕪2個、レタス白菜2個、葱5本、里芋多数を提供していただいた。
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M氏はかつて調理の仕事をしていたので、「鍋にしよう」と鍋の材料の用意を細かく指示してくれた。私は一人の会費1,000円×5人=5,000円の範囲で業務スーパーと近くのスーパーマルフジで買い物に。業務スーパーでは、寄鍋のスープ2本、むき海老、赤魚、タラ、椎茸、枝豆、発泡酒500ml×6本。マルフジでは、刺身の鰹2本を購入した。私の妻にはポテトサラダを用意してもらった。
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自宅と事務所には食器類はほとんど揃っているので大鍋やお皿や御猪口、グラスはOK。ガスは止めているので、M氏に簡易ガス台&ボンベを持ってきていただいた。午後2時からの飲み会だったが、M氏には1時から来ていただき調理をし、配膳は私の役割だ。飲み物はそれぞれ持ってくる約束で、アサヒビール500ml×6本、焼酎1本、日本酒1本、ワイン2本となかなかの量がそろった。大鍋なので自宅でいったん沸騰させてから会場へ。2時には4人がそろいまず一回目のアサヒビールで乾杯。
ワインは、山梨県笹一酒造のジャガイモの「せいだ焼酎芋大明神」、三重県宮崎本店造のさとうきび密糖入り「キンミヤ焼酎」、秋田県秋田銘醸㈱の特別純米酒「白神山地の四季」、チリ産の「サンライズシャルドネ2021」
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飲み始めてワイワイしているうちに遅れて3時にH氏が来たので2回目の乾杯。結局、18時まで4時間の飲み会だった。

せいだ焼酎芋大明神」は、江戸時代から受け継がれたいわくつきの芋焼酎らしい。
https://om-nagaoka.com/feature/imodaimyojin/

ところで、話は変わるが。笹一酒造は思い出のある造り酒屋である。仕事の団体旅行で中央高速道路がまだ全開通していない時代、1980年(昭和55年)は勝沼ICまでしか開通してなかった。諏訪、蓼科、松本方面へ観光バスで行くには国道19号線を通つた。団体客のトイレ休憩場所や工場見学場所として立ち寄っていた。帰りには立ち寄って買い物時間をとることで見返りに旅行会社にリベートが出る他に観光客に酒粕を一人に一個いただいた時期もあった。個人的に手作り料理でもてなすと評判だった大月の橋倉鉱泉に宿泊したとき、とてもおいしいワインと出会った。銘柄は「橋倉鉱泉」だったが製造元を見ると「笹一酒造」。当時は海外への輸出品として焼酎をつくっていたのは知っていたが、ワインも造っていたことに驚いた記憶がある。今年4月にシェアハウス巡りでの上野原の長屋門のある元養蚕農家シェアハウスに留まった折、笹一酒造に勤める女性が居住していたので、その話をしたら、そのワインが今も造っているかわからないといっていた。

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温泉夜話 ゲーテ、ベートーベンと温泉のはなし [温泉マニア]

温泉夜話 ゲーテ、ベートーベンと温泉のはなし
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金森 達 画

2010年5月17日付けのブログの転載です。
欧州屈指のチェコの温泉地、カルロヴィ・ヴァリ(英語名:カールスバート)は、14世紀に当時ローマ帝国のカレル4世が狩のときに偶然発見された。その治癒力(飲泉)が欧州中に広がり、18世紀末~19世紀には王侯貴族以外にも、ゲーテ、トルストイ、ベートーベン、ショパン、マルクスなど歴史上の人物が温泉療養に訪れている。特にゲーテ(1749年~1832年)とベートーベン(1770年~1827年)の温泉療養について取り上げてみたい。

ゲーテの温泉好きは有名だったようで、1786年9月3日~1788年6月18日の「イタリア旅行」に旅立った出発点は、ボヘミア(現在のチェコ)のカールスバート(カルロヴィ・ヴァリ)からだった。カールスバートは、東欧有数の名湯で、炭酸泉、アルカリ泉、塩素泉と種類や湯量が豊富であり、万病に効くと有名だった。ゲーテは83歳の生涯に「比較的大きな旅を40回以上、比較的近い小旅行140回に及ぶ・・・」(ゲーテ全集12巻解説:野村一郎氏)ボヘミアへは第一次1785年(研究者によっては1786年)に最初の温泉療養地カールスバートへ行き、第二次1786年、第三次1795年の16回のうちカールスバートへは13回、他にマリーエンバートへ、フランチェンバート、テプリッツへ。1801年にバート・ピルモント、1805年にバート・ラウホシュタットで温泉療養をしている。1806年以降はカールスバートへ1807年、0809年、1810年、1811年、1812年、1818年、1819年、1820年の8回。最長は1808年の107日間、最短でも1819年、1820年の30日間。1813年にテプリッツに4ヶ月滞在。1814年にはヴィースバーデンに1ヶ月滞在。1820年、1821年、1822年、1823年にはマリンエンバートが含まれている。ボヘミア地方以外では1779年に1ヶ月余り、スイスのゲムミ山麓の湯治場ロイカ・バートに1泊で訪れている。ゲーテは胃腸障害やリウマチ・痛風に悩んでおり温泉療養が滞在の第一の目的、ゲーテは「この源泉で自分の生命がよみがえった」とまで絶賛していた。またボヘミアの自然研究や地質学、植物学の研究、それらを合わせてスケッチの対象としての療養の旅でもあった。

ゲーテとベートーベンのかかわりについて、ベートーベンは若いころからゲーテの作品を愛読しあこがれていた。ゲーテの戯曲「エグモント」序曲を1809年から1810年にかけて作曲していた。1810年5月にベッティーナ(当時25歳で義理の姉のウィーンの家に来て、ベートーベンの音楽を聴いた)の訪問を受ける。彼女がゲーテと結び付ける決定的な人物だった。当時ベートーベンは王宮劇場から依頼されゲーテの作品「戯曲エグモント序曲」や「新しい愛・新しい生」「哀愁の喜び」を手がけていた。
1812年7月19日(7月06日の説もある)、ベートーベン(42歳)はゲーテ(62歳)にテプリッツで初めて会った。(ゲーテと文通していたベッティーナが書いた書簡体小説に記述)ゲーテはこの時の印象を「私はこれまで、これほど強い集中力を持ち、これほどエネルギッシュで、しかも内面的な芸術家を見たことがない」と妻への手紙に書き記した。翌日も会って入浴もしている。21日夜、ゲーテはベートーベンの演奏を聞いている。28日~8月7日、カールスバートで恋人と合流し、“慈善コンサート”を開いた。同年9月8日にはベートーベンはカールスバートにゲーテを再訪し、20日間滞在している。ベートーベンは、1803年~1825年にかけてウィーン郊外の温泉地バーデンに毎年保養のため滞在している。ベートーベンが泊まった「バーデンホテルグランド」の中庭にはベートーベンの胸像がある。ベートーベンは1821年から23年にかけて、バーデンのパン屋の2階に住みそこは「ベートーベンハウス(博物館)」として公開されている。私は2006年8月にバーデン温泉入浴の折に訪ねたことがある。バーデンは当時の政財界・文化人の社交場であった。

時代的には、1789年フランス革命が起こり、諸国に戦乱に巻き込まれてきた時代で、同年ベートーベンはすでに聴覚の異常が始まり、耳鳴りがしていた。ウィーン郊外のハイリゲンシュタットで療養し、1802年10月6日、10日に弟のカールとヨハンに宛てた有名な「ハイリゲンシュタットの遺言」を書いている。この頃、「ピアノ・ソナタ第八番(悲愴)」を作曲した時期だ。ウィーンはすでにナポレオンのフランス軍に占領されていた。フランス革命による希望と戦争による悲惨とを体験した欧州諸国は、ナポレオンへの怨嗟の声と厭戦気分だった。新しい時代の到来を求めていた。その希望の一つにベートーべンの音楽があった。1806年神聖ローマ帝国が消滅、1808年ゲーテは枢密院参議官としてナポレオンと会見、政治にも多少かかわっていた。ベートーベンは、1807年~0808年に「交響曲第六(田園)」を作曲している。1809年10月14日、フランスとの間で平和条約が締結され、小康状態を迎えた。1813年プロイセンとロシアの同盟(ナポレオン軍の敗北)

ヨーロッパの温泉は、飲泉を中心とした治療を目的としたもので、浴槽は温泉プール的で、水中運動やジャグジーの水圧でマッサージをしてリハビリの手段として利用された。広い公園の中心には宮殿のような湯治館が建てられた。18世紀末に医師のベッヒャー(David Becher)が、飲用法に散歩を加えた新しい治療を提唱し、源泉を汲みに来る患者の為にホールが作られた。こうしてカルロヴィ・ヴァリは、ヨーロッパの社交場としての地位はゆるぎないものとなった。温泉療養目的以外に欧州諸国の王侯貴族にとって外交上の情報収集の場として利用された。当時の著名人にとっては、社交場に出入りすることで社会的な存在をアピールすることになった。

参考文献:西洋温泉事情 池内紀編集(1989年鹿島出版会刊)、ゲーテ全集12巻 紀行 潮出版社、朝日選書「ゲーテとその時代」坂井栄八郎著、「ベートーベンの生涯」青木やよひ著 平凡社新書など。

温泉夜話 別府温泉「別府七湯切手シート」のはなし
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/archive/c35629-1
温泉夜話 温泉課のある行政・市、町、村
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2010-03-11
温泉夜話 全国唯一温泉のある百貨店のはなし
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2010-02-18
温泉夜話 温泉病院に手術入院しても温泉入浴ができない?
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2009-12-18
温泉夜話 温泉巡浴1300湯達成を記念して
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2009-09-30


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東京都あきる野市五日市の銀杏黄葉の名所・広徳寺へ行く! [東京・青梅周辺]

五日市の銀杏黄葉の名所・広徳寺へ行く!
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東京都あきる野市五日市の銀杏黄葉の名所・広徳寺へ青梅から車で出かけた。大銀杏目当ての観光客が予想され、混雑を避けて午前10時前に到着した。JR五日市線の武蔵五日市駅より南西へ徒歩30分に位置する。すでに山門からの二本の銀杏黄葉を撮影している人たちがいた。見ごろと聞いていたが、まだ1週間は早かったようだ。
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2020年11月16日に広徳寺の銀杏黄葉を取材にいき、ブログに紹介していた。
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2020-11-17
その時に比べても明らかに銀杏の黄色や裏庭の紅葉の朱色の鮮やかさが異なる。広徳寺の正式名は、臨済宗龍角山広徳寺で、応安6年(1373年)正應了受居士によって開基。境内は五日市盆地の西、秋川右岸の山麓にある。入り口には石仏が並び、ここから曲がりくねって上り詰める。東向きに江戸中期築の総門、茅葺屋根の1720年築の山門、茅葺屋根の1765年築本堂と進む。正面からの本堂は静かな佇まいで気品を感じさせる。山門と本堂の間に二本の銀杏が聳え立つ。
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 本堂の裏手に行くといずれも都指定天然記念物の樹高24.45m、目通り幹5.35mの多摩地区最大のカヤ、樹高19mのタラヨウ(多羅葉)が聳え立つ。
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タラヨウ(多羅葉)
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本堂裏の茅葺屋根の上には芒や山草が生い茂っていて年代を感じさせる。池の周りには鮮やかな紅葉がみられるはずだが、今のところはまだのようだ。本堂から西側の小径には、竹林の風情も楽しめる。
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☆鎌倉街道を歩く https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2022-11-09
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★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
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奥多摩・鳩ノ巣渓谷へ紅葉狩り! 2023年11月8日 [東京・青梅周辺]

奥多摩・鳩ノ巣渓谷へ紅葉狩り! 2023年11月8日
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ネットで紅葉の見ごろの情報をえて、車で自宅を9時半に出た。約40分吉野街道、青梅街道を走る。無料駐車場は、JR鳩ノ巣駅信号を過ぎて、右折して100m。ほぼ満車で、何とか止めることができた。
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駅方面に戻るようにして歩き、閉店のタイムズマートの前を多摩川へ下ると雲仙橋に出る。
 鳩ノ巣渓谷の東京は、「巨岩・奇岩の渓流と紅葉が織りなす美観を満喫」とネットで紹介されている。雲仙橋の右手には赤く染まった楓がみられるはずが、くすんだ色で目立たない。近所の方に聞くと「今年は夏以降も暖かい日が続いたせいか赤と黄の色がはっきりしない」という。
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雲仙橋を渡る手前の道を右へ下ると河岸に出る。約40mの断崖の下、多摩川が巨岩・奇岩の間を流れる鳩ノ巣渓谷や双竜の滝がみられる。時期が過ぎたのか、まだ一週間早いのかわからない。岩の上に登って眼下の渓流を見下ろす構図が美しい。岩上に小さな紅葉と多摩川に迫り出す大樹が気に入った。
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東京・西多摩郡日の出町 「生涯青春の湯 つるつる温泉」へ行く! [温泉巡浴]

東京・西多摩郡日の出町 「生涯青春の湯 つるつる温泉」へ行く!

平成8年(1996年)オープンの東京・日の出町の「つるつる温泉」に行ってきた。アルカリ性単純泉の湯につかると肌につるつる感際立つ湯だったので、家族でよく出かけた。その後、2002年に武蔵村山市のカタクリの湯、2005年に昭島温泉・湯楽の里、2007年にあきる野市の瀬音の湯、青梅市の河辺温泉梅の湯、奥多摩町のもえぎの湯などがぞくぞくとオープンして、新しもの好きな温泉マニアは新規オープンの施設へなだれ込む。私ももう20年ほど行ってなかったと思う。今日は開館時間の10時前に並び一番乗りで入館した。館内は写真撮影禁止だったが、誰もいないのでしっかり撮影させてもらった。

 秋川街道の信号「つるつる温泉入口」から約7㎞。信号わきの看板には約4㎞と記されていたが・・・。10月末とは言え山深い山里の紅葉まだ始まったばかり。
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客がまだいないせいか広々とした吹上のロビーはなかなかの風情。築27年だが、古いという印象はない。
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男女別の浴槽は偶数日と奇数日とで入れ替わるシステム。今日の男性風呂は、「和風美人の湯」でサウナの前に水風呂と1m×1.6mのヒノキ風呂、伊豆石敷きの大浴槽は落ち着いた雰囲気。しばらく私専用風呂のようで気分は最高。露天は湯船の中に岩を配置した岩風呂。
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今日の女性の湯「洋風生涯青春の湯」の内湯はサウナと大風呂、露天風呂はひのき風呂。アメニテイのリンスインシャンプー、ボディソープは完備している。すぐに全タトウーを入れた男性が入室してきた。内風呂をざぶんと入ってすぐに露天風呂へ行ってしまった。人に見られるのを気兼ねしているのかも。近郊の温泉施設でタトウーを認めているのは、ここだけかも知れない。
入浴後、パノラマ食堂で昼食をとる。おすすめは「東京黒毛和牛朴葉焼」らしいが、カツカレーを食べたが、とてもおいしかった。
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 地下1500mから湧出の27度温度を加温、塩素循環システム化しているが、塩素臭はなかった。湯は無色透明無臭のアルカリ性単純泉。ペーハー(PH値)はアルカリ性が高く当初は9.9だったが、東北大震災を機に10.1に変化してよりつるつる感が増したと岸田学支配人。オープン時から変わらないという湧出場も見せていただいた。地下1500mから口径10センチ~15センチの管で引いている。泉質はあきる野市の温泉総選挙「うる肌の部」第一位の瀬音の湯に負けない。平日の集客数は少ないが、週末・休日は瀬音の湯に負けていないという。
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つるつる温泉の公式HP: http://www.tsurutsuru-onsen.com/

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温泉夜話 温泉課のある行政、市・町のはなし [温泉マニア]

2010年3月11日掲載のブログを修正・加筆したものです。
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金森 達 画

 2010年3月、長野県諏訪市内を車で走っている時、「水道温泉課・・」の看板を見つけた。民家をよく見ると温泉タンクが敷地内に設置しているのをよく見る。北海道の住宅の脇に暖房用の重油タンクを設置しているようなものである。上諏訪温泉は、源泉308ヶ所、毎分9,500リットルと湯量が豊富で上諏訪駅構内や学校などの公共施設に温泉が引かれている。民家にも温泉利権利を取得して温泉を日常的に利用することができる。水道代わりに温泉が利用されているのなら、役所に温泉課があるのもうなずける。
温泉の名の付く自治体
長野県 野沢温泉村 https://www.vill.nozawaonsen.nagano.jp/www/index.html
兵庫県 新温泉町 https://www.town.shinonsen.hyogo.jp/
かつて、温泉村だったが、後に合併などで名が変わってしまった。
宮城県玉造郡→現・大崎市
神奈川県足柄郡→現・箱根町
島根県仁多郡→現・雲南市

 全国にどれほどの市や町に温泉課・係・担当があるのかを調べてみると、結構あった。北から網羅すると、
栃木県保健福祉部薬務課温泉・薬物担当
群馬県保健福祉部薬務課温泉係
埼玉県保健医療部薬務課献血・温泉・薬事情報担当
長野県保健福祉部薬事担当課薬事温泉係
佐賀県保健福祉本部薬務課製薬・温泉担当
大分県生活環境部生活環境企画課環境生活・温泉班
鹿児島県保健福祉部生活衛生課温泉営業係

○ 北海道函館市管理部温泉課  
○神奈川県小田原市生活衛生部温泉課  
○ 静岡県熱海市公営企業部水道温泉課 
○ 神奈川県箱根町上下水道温泉課 
○神奈川県湯河原町温泉課
○ 群馬県草津町温泉課  
○長野県諏訪市水道温泉課     
○ 長野県下諏訪町水道温泉課     
○ 兵庫県豊岡市城崎支所温泉課(城崎温泉)
○ 大分県別府市温泉課        

以上2010年当時は、13ヶ所の行政に温泉課があることを突き止めたが、2023年の調べでは、10カ所に。いずれも全国有数の温泉湧出量を誇る温泉地で、日本一の別府温泉(1日13万キロリットル)、2位の由布院温泉6.16万キロリットル)をはじめ草津温泉(毎分3.23万リットル)など。湯量が豊富なことから多方面での有効活用が行われていることから当然行政がかかわらざるをえない。

 諏訪市で水道温泉課が設置されたのは昭和36年頃からで、それまでは個人宅の敷地内から湧出した湯を使っていたが、自然保護の観点から行政が一括管理システムをとるようになったようだ。諏訪市内10ヶ所の源泉(500ヶ所ある源泉の湯量のほとんどを網羅している)より温泉を汲み上げ、8ヶ所の配湯センター、10ヶ所の中継ポンプによって給湯区域に配湯をしている。水道温泉課には、業務、庶務、給水、水道工務、温泉工務係がある。給湯区内で給湯可能な地域であれば、個人住宅に温泉を引くことができる。加入金(温泉権利)が1分に1升(1.8リットル)当り207,900万円(工事費は別途)、温泉料金が2ヶ月16,552円かかる。現在、温泉を引いている個人住宅は、約2,200軒あるというが、年々減少しているという。熱海では、温泉供給加入金が47万3,000円、温泉基本料金(月30立方メートル)で15,909円、加入件数は約1,500軒だという。

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水彩画の昨年9月以降の作品のご紹介 [東京・青梅周辺]

我流で描いていた水彩画の昨年9月以降の作品のご紹介
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松山城

3年前から始めた水彩画を描くペースは、だんだん遅くなってきた。もともと「ピースボート南半球一周クルーズ」を申し込んだことを機会に70(歳)の手習いで始めたものだった。コロナ禍で二年間クルーズ中止、3年目の今年は燃料の高騰や円安の影響で、これまでかからなかった燃油サーチャージ等で一人46万円の追加請求をされたこと、二十数か国への寄港地でのOP観光費用の値上げを見て、あと一年延期することを決めた。で、私の頭に水彩画を学ぶ緊急性が緩んできたのかもしれない。

2022年9月 マダガスカルの「バオバブ街道」※ピースボート地球一周クルーズで寄港予定の観光名所。二年間休止になっているので、一番興味にある寄港地の名所を描いてみた。
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12月 2022年12月 シェアハウス巡りで、南伊豆の下賀茂温泉の南伊豆邸滞在時の下賀茂の青野川畔の芒原を描いたもの。
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2023年2月13日の大雪で、オーストラリアに住んでいた娘の家族が、子供たちの日本語を忘れてほしくないと二年間の予定で青梅の地元の小学校へ通っていた時、初めて見た大雪に自宅前で雪だるま作りの様子。
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4月 シェアハウス巡りで四国松山へ行ったとき、道後温泉から松山城へ歩いて行ったときを描いたもの。
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4月 シェハウス巡りでかつて蚕農家だった大邸宅をリニューアルされた上野原邸の竹庭、竹林と筍を描いたもの。
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8月 シェアハウス巡りで新潟県十日町のシェアハウスに同居していたころで、一日中パソコンに向かっていた女性にモデルになっていただいて描いたもの。
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8月 シェアハウス巡りで、新潟県鯨波海岸に留まった時の海岸の風景。波の描き方が分からず、途中で終わっていた。
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温泉夜話 日本人の特異な温泉好きはなし 三話  [温泉巡浴]

温泉夜話 日本人の特異な温泉好きはなし 三話  (過去に掲載のブログを修正加筆)
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湯崗子温泉「対泉閣」(現・龍宮温泉) 金森 達画

日本人の温泉好きは海外にも及び、北投温泉の銭湯「瀧の湯」など台湾は、日本人によって開発されたものが多い。中国でも最後の皇帝溥儀が入浴したとされる湯崗子温泉「対泉閣」(現・龍宮温泉)や旧満鉄社員の保養所として使われた五龍背温泉など日本がかつて統治した旧満州国の温泉地に今なお痕跡が色濃く残している。

 2011年5月に旅順に行った時、日露戦争終結で復元された会見所に展示された記念物の中に「湯崗山温泉」の木彫り看板があった。「いくらで売っているのか?」と聞くと、56万円といわれ驚いた。私が関心を示すと最後は28万円に安くするからと執拗に誘われた。「100年前の看板でその時代のものはもうないから貴重ですよ」というが、これは明らかに日本人の温泉好き(温泉マニア)を商売の対象にした価格だろう。他の国の人たちには到底考えられない商品と価格に違いない。5~10万円といわれたら、私も購入していたかも知れない。

 2004年8月にタイ・チェンマイ郊外に在住ジャーナリスト山内氏の案内で温泉巡浴取材に行ったことがある。その時、チェンマイから車で90分の所、森林野生動物管理局近くの川原に温泉が湧く「バーンヤーンプートッ温泉」に行った。その年の4月に在住日本人有志が、一人100バーツを出し合い、又法人の寄付で、露天風呂を造り管理していた。その湯船は立派なコンクリ造りで、大人10人がかりで運んで完成させ、その後毎朝交替でバイクや車で通って清掃管理をしているという。湯に入りに来る在チェンマイ日本人は、入浴五点セット(大たらい・バケツ・湯桶・タオル・ブラシ)を持って駆けつけ、露天のコンクリ風呂で「いい湯だな・・・」というわけだ。


現地の子ども達は、川原で水浴びをしていて「いい湯だよ、一緒に入らないか?」と誘っても「ううん!」と首を振って露天風呂には見向きもしない。
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韓国にも温泉が沢山あるが、かつては水着を着て入る温泉入浴で、日本人としては、実に味気ない、気持ちの悪い温泉入浴だった。近年(1998年以降)は韓国に送客する日本の旅行業者の指導により、温陽(オニオン)温泉、儒城(ユソン)温泉などでは、男女別の浴室を作り、裸で入る浴室が多くなってきた。かつて韓国唯一の海岸温泉である海雲台温泉入浴に行った時、時間が20時を過ぎていたため、施設が立派な温泉大浴場なのに売店も浴室も閉まっていた。事前にガイドに時間が過ぎても入浴できるように連絡を取っていたので、何とか入浴を果たすことができたが・・・・。この国の観光客は、温泉ホテルに宿泊しても、1回入浴するともう十分で、日本人のように一日に何度も入浴はしない。だからホテル側でも20時には浴室を閉鎖してしまう。韓国の習慣に従っていては日本人客の集客が望めないので、韓国側のホテルを説得して、入浴は早くとも22時までは入浴できること、男女別の裸で入浴できる施設に替えることが条件になると思う。

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