スペイン「聖地サンテイアゴ巡礼」サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから歩きはじめる! [旧街道を歩く]
スペイン「聖地サンテイアゴ巡礼」の旅 サン・ジャン・ドウ・ポー 6月17日から
聖地ルルドからの乗り換え地点、古い町並みが美しいバイヨンヌで3時間弱の乗り換え時間があり時間を持て余した。ルルドで購入した絵葉書を孫の秋空、秋風宛てに書き、バイヨンヌの郵便局で投函した。
バイヨンヌからの列車がバスに変わり、サン・ジャン・ドウ・ポーに着いたのは16時20分。他の巡礼者について道なりに坂道を登って5分、城壁の門をくぐりフランス巡礼の友の会事務所に立ち寄る。ここでクレデンシャル(巡礼手帳)最初のスタンプを押してもらう。今夜の宿泊、公営アルベルゲ(8ユーロ・簡単な朝食付)を紹介してもらい、帆立貝をいただいた。
宿はすぐそばの公営の宿舎だった。地下2階のベットで下の206号。町の散策と明日の飲物とバナナの買い出しだ。充電をしようとソケットを探して見つからなかったので雑貨屋に行き再度購入する嵌めに。城塞に登って中にはいると、係りの女性に入場を断られる。学校になっているのか?夕食は22ユーロでセットメニュー(キノコタップリの絶品のオムレツと牛ステーキ)とワインを二杯。味は良かったが、親父が口笛を吹くので閉口する。
男女混合の10人同室で、夜中のいびき合唱は耳栓無しでは、とても寝られない。早く休んだので、2時頃から断続的に目が覚める。前日から雨模様で朝もやまない。7時前にポンチョに雨傘で出発。Y字型の新道と旧道(ナポレオンルート)の別れ道でハンガリー人の二人組ら三人とずーっと一緒に歩く。11時頃の急な上り坂で列が離れる。ピレネー山脈の真骨頂か、山道の旧道は雨でずぶずぶ、靴の中もずぶずぶで一刻も速くロンセンバージェスに着くことだけを願って三人についていく。渓谷部の急峻な岩肌が見えて、「これがピレネーか」、でもその斜面にも羊達が雨の中で草をはんでいる。国境のローランの泉は記憶があるが国境の1mほどの鉄格子の橋は記憶がない。11時37分、一人に先に行かれてからのとても苦しい急坂登りの歩行だったが、イバニエタ峠(標高1450mほど)に着いた。
雨の中でも羊が
雨で崩れている所も
峠へ到着
一転して幻想的な景色が・・・
ここから1.5キロメートルとの案内板がありほっとする。ここからの下りは、小雨でこれまでの苦行の時間とは逆転して、極楽かと思えるほどの景色の数々だった。ぶな林の生き生きとした幻想的な景色。さらに下ると、白い花や日本のレンギィウのような黄色い花の群生が見ることができた。旧道歩きで遭難することがあると聞いたが雨天時は充分有り得る。
翌日は6時すぎに出発。約3キロメートル先のブルゲーテには、ヘミングウエイが定宿と宿があり朝食をとりたかったが、まだ開店していない。
サン・ニコラス教会
中心部のサン・ニコラス教会を右折して旧道へ。牧草地を抜けてエスピナル、ここも開いているバルやレストランが無く、朝食が取れたのはビスカレッタ、リンソアインもすぎペロータ・バスカだった。巡礼者は皆ここへ立ち寄るリンソアリンからは下り坂が続き助かる。
牧草地の道が多い
9時前に簡単な食事
今日もまた雨で気分が滅入る。何人かが一緒の時は道を間違えることがないが、やはり一人の時は注意不足なのか行き間違いで二度戻ったことがある。標高526mのアビリに入ると正面に中世ゴシック様式の石橋があったが、ルートは左折して市内には入らなかった。工場の大きな騒音が過ぎ高台で、日本から持ってきた蜂蜜入り梅干しと味付け海苔を食べた。二日目で25キロメートルを超えて足がきついのでララソアーニャでに泊まることにした。アルベルゲはここでは1軒だけで簡素なベットがあるのみで料金は6ユーロ。27キロメートルを歩いた。PERUTXENA TABERNAでネットが利用できるので、昨日から二日分をブログアップできた。
スビリ
日本から持参の梅干し&味付け海苔を賞味
イララッツ村を見下ろす
花に囲まれた巡礼道
ララソアーニャの巡礼事務所兼アルベルゲ
小さな町には、花を飾った家々が・・・
レストラン
魚料理を頼んだ
☆温泉夜話 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/archive/c35629-1
☆水戸街道を歩く⑦土浦宿から石岡宿 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-05-25
☆水戸街道を歩く⑥牛久から土浦宿 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-03-25
☆水戸街道を歩く③松戸宿~小金宿~柏へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-01-10
☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-ne.t.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01
聖地ルルドからの乗り換え地点、古い町並みが美しいバイヨンヌで3時間弱の乗り換え時間があり時間を持て余した。ルルドで購入した絵葉書を孫の秋空、秋風宛てに書き、バイヨンヌの郵便局で投函した。
バイヨンヌからの列車がバスに変わり、サン・ジャン・ドウ・ポーに着いたのは16時20分。他の巡礼者について道なりに坂道を登って5分、城壁の門をくぐりフランス巡礼の友の会事務所に立ち寄る。ここでクレデンシャル(巡礼手帳)最初のスタンプを押してもらう。今夜の宿泊、公営アルベルゲ(8ユーロ・簡単な朝食付)を紹介してもらい、帆立貝をいただいた。
宿はすぐそばの公営の宿舎だった。地下2階のベットで下の206号。町の散策と明日の飲物とバナナの買い出しだ。充電をしようとソケットを探して見つからなかったので雑貨屋に行き再度購入する嵌めに。城塞に登って中にはいると、係りの女性に入場を断られる。学校になっているのか?夕食は22ユーロでセットメニュー(キノコタップリの絶品のオムレツと牛ステーキ)とワインを二杯。味は良かったが、親父が口笛を吹くので閉口する。
男女混合の10人同室で、夜中のいびき合唱は耳栓無しでは、とても寝られない。早く休んだので、2時頃から断続的に目が覚める。前日から雨模様で朝もやまない。7時前にポンチョに雨傘で出発。Y字型の新道と旧道(ナポレオンルート)の別れ道でハンガリー人の二人組ら三人とずーっと一緒に歩く。11時頃の急な上り坂で列が離れる。ピレネー山脈の真骨頂か、山道の旧道は雨でずぶずぶ、靴の中もずぶずぶで一刻も速くロンセンバージェスに着くことだけを願って三人についていく。渓谷部の急峻な岩肌が見えて、「これがピレネーか」、でもその斜面にも羊達が雨の中で草をはんでいる。国境のローランの泉は記憶があるが国境の1mほどの鉄格子の橋は記憶がない。11時37分、一人に先に行かれてからのとても苦しい急坂登りの歩行だったが、イバニエタ峠(標高1450mほど)に着いた。
雨の中でも羊が
雨で崩れている所も
峠へ到着
一転して幻想的な景色が・・・
ここから1.5キロメートルとの案内板がありほっとする。ここからの下りは、小雨でこれまでの苦行の時間とは逆転して、極楽かと思えるほどの景色の数々だった。ぶな林の生き生きとした幻想的な景色。さらに下ると、白い花や日本のレンギィウのような黄色い花の群生が見ることができた。旧道歩きで遭難することがあると聞いたが雨天時は充分有り得る。
翌日は6時すぎに出発。約3キロメートル先のブルゲーテには、ヘミングウエイが定宿と宿があり朝食をとりたかったが、まだ開店していない。
サン・ニコラス教会
中心部のサン・ニコラス教会を右折して旧道へ。牧草地を抜けてエスピナル、ここも開いているバルやレストランが無く、朝食が取れたのはビスカレッタ、リンソアインもすぎペロータ・バスカだった。巡礼者は皆ここへ立ち寄るリンソアリンからは下り坂が続き助かる。
牧草地の道が多い
9時前に簡単な食事
今日もまた雨で気分が滅入る。何人かが一緒の時は道を間違えることがないが、やはり一人の時は注意不足なのか行き間違いで二度戻ったことがある。標高526mのアビリに入ると正面に中世ゴシック様式の石橋があったが、ルートは左折して市内には入らなかった。工場の大きな騒音が過ぎ高台で、日本から持ってきた蜂蜜入り梅干しと味付け海苔を食べた。二日目で25キロメートルを超えて足がきついのでララソアーニャでに泊まることにした。アルベルゲはここでは1軒だけで簡素なベットがあるのみで料金は6ユーロ。27キロメートルを歩いた。PERUTXENA TABERNAでネットが利用できるので、昨日から二日分をブログアップできた。
スビリ
日本から持参の梅干し&味付け海苔を賞味
イララッツ村を見下ろす
花に囲まれた巡礼道
ララソアーニャの巡礼事務所兼アルベルゲ
小さな町には、花を飾った家々が・・・
レストラン
魚料理を頼んだ
☆温泉夜話 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/archive/c35629-1
☆水戸街道を歩く⑦土浦宿から石岡宿 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-05-25
☆水戸街道を歩く⑥牛久から土浦宿 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-03-25
☆水戸街道を歩く③松戸宿~小金宿~柏へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-01-10
☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-ne.t.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01
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