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70歳にして、書斎を作る、持つ喜びを感じる日々! [東京・青梅周辺]

70歳にして、書斎を作る、持つ喜びを感じる日々!
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金森 達 画

旅行業を廃業してもう7年。我が家の隣が事務所でまだ残っている。デスクトップのパソコンや書籍や取材資料はこの棟に置いたままだ。事務所は会社名義で、売りに出したが売れなかかった。そのうちにオーストラリア・ゴールドコーストに住む次女と孫二人が、日本の小学校で二年間学ぶことになり、ここへ仮に住むことになった。
長く老夫婦だけの同居生活が続いたが、細かな齟齬感じられ「夫婦は何処まで我慢しあえるのだろうか?」と時々思ってしまう。一番の「不愉快な気分」になるのは、趣味の違いかな?
テレビの番組の好みで、静かな無言のバトルを感じること。私がテレビ映画を見ていて集中しているときに、妻が台所で何事かごそごそ音を立て始める。「部屋はいくつもあるんだから、ちっとは気遣って静かにしろや!」と言いたくても言えないストレス。クラシック音楽番組を聴いていると「音が大きすぎる・・」とか言って勝手に音量を下げる。寒暖の体感が異なるのに、自分の体感の判断で、勝手にエアコンの温度を変えるなどなど。まさに些細なことの数々だが・・・。これがボデイブローのごとく効いてくる気がする。

というわけで、テレビをもう一台購入することになった。部屋は二階の北向きの八畳の部屋だ。この部屋は長年の妻の持ち物の物置になっていた。現職時代の諸活動の資料は増える一方で「暇になったら、片付けるから・・・」と言って何十年。退職して六年たっても手付かずだった。テレビを入れることになると、私は勝手に妻の資料類を片付け、処分することになった。私の書斎つくりはここから始まるのだった。テレビを置ける場所を確保。小さな籐とガラス版のちゃぶ台を置き、ノートパソコンを置く。隣家の事務所時代の事務機器、テーブル椅子類はほとんど処分してしまっているので、座椅子がまず必要となった。カインズホームで物色して、リクライニングの座椅子を5,980円でゲット。若草色の座椅子で、部屋が茶色で統一されていたので、色合いはちょうどよい。

この頃になるとだんだんこの部屋で過ごす時間が増えてきた。自己主張が強いオーストラリア育ちの孫たちの騒々しい日常から逃避するはよい逃亡先、避暑地となった。何かここから「素晴らしい老後」を過ごせるような気がした。やはり、一人だけの時間(避暑地・逃避地)は必要だ。新たな挑戦として、日本新聞協会が主催する「新聞広告クリエーティブコンテスト」でアマプロを問わず、「広告」をテーマに作品募集をしている。これまでの入賞作品を見て、私にも可能性はあるかな?と応募することにした。応募受付は7月30日~8月5日。毎日少しづつ準備をしているところだ。
参考:https://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2020.html

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奥多摩湖に沈んだ「鶴の湯」温泉を訪ねて!  2020年6月20日(土) [東京・青梅周辺]

奥多摩湖に沈んだ「鶴の湯」温泉を訪ねて!  2020年6月20日(土)
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昭和6年3月、鉄道省発行の「温泉案内」「武州多摩郡小河内温泉書図」

青梅駅10時発の「玉堂循環」に乗り、御嶽駅下車。JR御嶽駅から奥多摩駅へ。バスに乗り換えて、「鶴の湯温泉源泉」のある「女の湯」バス停で下車。ここには山の傾斜に湖底から引いた「鶴の湯」など三カ所からの源泉を貯湯所がある。「危険!立ち入り禁止」と貼り紙。国道沿いにタンクローリーに湯を注ぐ注出口が高さ3mのところに吊り下がっている。足元には「鶴の湯温泉源泉」の表示板がある。ここから、「湯場」、「出野」を通過し「熱海」のバス停へ。
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 左手の家に「鶴の湯温泉の成分表」が貼ってあり、温泉を販売しているようだ。訪ねてみた。この家はかつて奥多摩湖底に沈んだ家の家系の一つ。すぐ近くの階段を登っていくと温泉神社があるという。
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長い階段を登り、九十九折の道をさらに行くもなかなかたどり着かない。また集落の一件に訪ねた。出てきた男性の顔を見て、互いに知った顔で驚いた。旅行会社を経営していたころに懇意にしていた地元の青梅信用金庫の56歳の社員M氏だった。今は青梅市内の本社に勤務しているという。温泉神社のこと、彼のご先祖のことや近況などを二十年ぶりに聞いた。
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 湖底にいたころの昭和初期の祖父が写っている、温泉神社前で伝統芸能の三頭獅子舞の面々の記念写真などを見せていただいた。鶴の湯温泉の関係の写真は見つからなかった。温泉神社の鳥居は新しくなっていたが、それ以外は湖底にあったころのままだった。柱は一部朽ちていて、虫食いの板なども見られた。本殿奥の透かし彫りの彫刻は、遠目に見えたが、鍵がなく近くから見ることができなかった。
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「シマザキ印刷」のブログに温泉神社祭礼の三頭獅子舞の様子が見られるとの情報もいただいた。毎年九月第二日曜日8時30分から10時まで祭礼で境内において三頭獅子舞の奉納があるという。
国道へ下る途中に小河内荘を通過。ここの宿は宿泊客以外は入浴できない。「鶴の湯温泉」のタンクがある。ちょうど国道側からタンクローリーが登ってきた。
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 さらに下るとバス停「倉下口」に出る。湖底時代の宿・丹下堂に立ち寄ってみたが、閉館だった。ライダーらしき二人連れが椅子に座ってクラシックの音楽を聴いていた。何日か前に二度、丹下堂に連絡を取ったが、いずれも留守だった。結局、鶴の湯温泉には入浴できなかった。
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奥多摩湖の「水と緑のふれあい館」では奥多摩湖ができるまでの資料が展示されている。鶴の湯温泉の写真も何点かあった。江戸時代に大変にぎわったという絵図の原本を見たかったがここにはなかった。
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神社の祭礼・三頭獅子舞
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湖底に沈む前の湯壺と地図

 鶴の湯温泉について、私の所蔵書や図書館所蔵の古書から調べてみた。
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「湖底の村の記録」奥多摩湖愛護会

大正13年10月、鉄道省発行の「鉄道旅行案内」中央本線の項、104ページに「青梅鉄道沿線」に「立川から青梅をえて二俣尾まで。さらに川に沿って・・・小河内温泉があり・・・」と温泉名が出てくる。
 昭和2年6月、鉄道省発行の「温泉案内」「中央線」の項、73ページには「小河内温泉 中央線立川駅から青梅鉄道に乗り換え、終点二俣尾駅下車。同所から7里、自動車賃1円80銭、人力車6円。東京府下唯一の温泉で、鶴の湯というは、太古傷鶴来て治癒するを見て発見されし。アルカリ性硫黄泉で温度90度(※間違いでは)打撲、創傷、皮膚病に効。
旅館 鶴湯本店13室・宿泊料1円20銭以上~2円。自炊制度 室料1日1円80銭。
   湯  本10室・宿泊料同
   鶴屋支店 8室、青木屋 11室、高野屋 8室、松野屋 5室
 昭和5年7月に大日本雄弁会講談社発行の「日本温泉案内 東部編」東京付近の諸鉱泉に小河内温泉の紹介が。御嶽駅から氷川町までは自動車の便があるが、それより二里半の間は緩い登り勾配の坂道、その先は人力車の通じないこともないが、歩くのと同じくらいの時間がかかる。温泉は、多摩川の上流、弁天淵の絶景に臨んだところにある。・・・海抜456m、巒気室に満ちて盛夏の候もなお暑さを知らずという。旅館は、鶴屋本店、鶴屋支店、青木屋、鶴之湯本、高野屋、鶴本屋、松野屋、清水家。宿泊料は1泊1円50銭より2円50銭位まで。昭和2年の資料に比べ、旅館は2軒増え、宿泊料も30銭値上がりしたことになる。
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 昭和6年3月、鉄道省発行の「温泉案内」では、14ページに「武州多摩郡小河内温泉書図」がカラー版で乗せている。上述の江戸時代の絵図だろうか。97ページに「中央線に沿うて 小河内温泉」青梅鉄道の終点御嶽駅下車、約20キロ、途中氷川まで自動車40分、50銭、そこから鉱泉まで10キロ、小型貸切自動車が行く、2円50銭。アルカリ性硫黄泉、温度26度。打撲、創傷、皮膚病、脳病など。旅館は鶴屋本店、鶴屋支店、青木屋、高野屋、松野屋。

 小河内村を湖底に沈める工事が始まったのは昭和13年。第二次世界大戦で工事が5年間中断。再び、村民が戻り一時耕作も行われたが、工事は再開。昭和32年に奥多摩湖ダムは完成し、村は沈没したが、源泉をくみ上げるポンプを設置していた奥多摩湖愛護会から受け継いだ小河内振興財団が運営して、1991年(平成3年)11月にポンプを使ってくみ上げた。湧出量は1分間に370リットル。現在は温泉利用組合に加盟している近隣の8軒の旅館などにタンクローリーで運んで配湯しているなかで昔の名のままで経営しているのは、馬頭館と丹下堂のみだ。


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多摩湖を歩いて渡った! 麦山の浮橋。 [東京・青梅周辺]

多摩湖を歩いて渡った! 麦山の浮橋。
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私は障がい者の移動支援の仕事をしている。障がいを持つ方が行きたいところ、ご家族の意向に沿って運動のために歩いたり、生活上のお手伝いをしている。雨天の時は外を歩くことができないので一番困ってしまう。とくにこの何か月間、新コロナウイルス禍のなか、行き場所がなく、時には大きなショッピングモールの屋根付き駐車場をグラウンド代わりにして何周もして歩いたりした。
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奥多摩駅からのバス

6月8日、快晴。若い彼と一緒に、かつて奥多摩駅から奥多摩湖へバスで行ったことがある。雨天のため眺望がよくなく、しかもあてにしていた「水と緑のふれあい館」は新コロナウイルスの影響で休館だった。今日は天候に恵まれ、「水と緑のふれあい館」も開館しているので行くことに。目的の場所は、奥多摩湖の先にある「麦山の浮橋」を歩いて渡ることだ。
彼の健康のために長く歩くことも目的の一つ。奥多摩駅で下車し、峰谷行きのバスに乗る。「麦山の浮橋」は、峰谷橋で下車し徒歩で5分のところ。峰谷橋の四つ先の「雨降り」で下車する。そこから車道を奥多摩湖方面へ約30分歩くと峰谷橋に戻る。この地点は、山梨県の丹波、奥多摩との三差路に当たる。
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峰谷橋のバス停に公衆トイレで用を足し、山梨方面へ歩く。トンネルを過ぎた左手が「麦山の浮橋」の渡り口。浮橋渡り目的の観光客がは、渡っている。「麦山の浮橋」は、全長220m、ダム建設の折に水没した旧小河内村の道の代替橋としてドラム缶でつないだ橋が作られた。今はドラム缶ではなく、ポリエチレン・発砲スチロールで組まれている。湖の波はないが大人二人が歩くとやはり浮橋は揺れ動く。緑色に染まった湖面、両側にせり出した新緑、さわやかな風・・・。対岸に渡ると三頭山につながる山のふるさと村に出ることができる。
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吾らはまた浮橋を戻って、木製のテーブル椅子でランチにする。同伴の彼は糖尿病なので、いつも彼の母上が作った特製の弁当を持参する。予定がわかっているので、この日は私も弁当を作って持参していた。ご飯に卵焼き、茄子焼き、ウインナー、トマトにレタス、昨日近所の友人からいただいた枇杷.。峰谷橋から奥多摩駅へのバスは、12時33分の後は14時02分までない。14時02分のバスに乗り遅れないように少しでも奥多摩湖方面へ歩くことにする。坂本園地、あづまい、女の湯、湯場のバス停を通過し、疲れたので次の「出野」バス停でバスを待つことにして休憩。

 実はバス停の「湯場」は、ダムが水没する前は「鶴の湯」という天然の温泉が湧き出ていたところだ。「女の湯」は、湖底に沈んだ源泉にとても近いが、新たに引き湯した場所だとか。「鶴の湯」の起源は、寛文年間(1611~1673年)に原島古逸(小一郎)が湯宿を開業した。江戸時代には「鶴の湯」の名は知られ、文人墨客が訪れたという。
現在は湖底に沈む前に引き湯していた三カ所の源泉(鶴の湯、虫の湯、シカノ湯)の混合栓を馬頭館、丹下堂など何軒かの旅館・民宿に引き湯・運び湯されている。
次回は個人的に小河内ダムに沈んだ「鶴の湯」の過去と現在を探訪してみようと思う。

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椎名誠著の「秘密のミャンマー」(2003年10月・小学館刊)を読む! [海外のはなし]

椎名誠著の「秘密のミャンマー」(2003年10月・小学館刊)を読む!
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新コロナウイルス禍中の2020年6月4日、すでに閉館していた青梅市立中央図書館にリクエストしていた書籍が届いた旨の連絡があり、近くの長渕図書館へ取りに行った。6月から予約のみ借り、返却の利用ができたばかりだった。その場で「椎名誠の海外旅行の話しの本を借りたい」といい、「ミャンマーなんとかならある」と聞いて、リクエストカードを書き、その場で受け取ったのだ。

私は2019年2月4日~18日に友人に誘われてミャンマー旅行をしていた。友人はかつて車の中古販売を経営していて、インドやミャンマー若者を大勢従業員として雇用していた。彼らが帰国し、何人かが起業し成功を収めていた。何年も前から、「ミャンマーで成功しているから、ぜひ見に来てください」と執拗に誘われて、それで一週間は彼と同伴で、その他の一週間は私の温泉巡浴の別行動をとることで一緒に行くことになった。往復の航空券の費用は、私は35000円、彼は45000円ほど。時期や曜日によって異なる。一週間は彼について宿泊費や観光費は招待した現地の建機販売ミャンマーカイドウ(MK)の社長の代理の友人が手配してくれた。二泊の国内線で移動してのビーチ滞在には社長と三人でごいっしょした。贅沢な日々を体験させていただいた。詳しくは私のブログを参照していただきたい。
神秘の国ミャンマーに行く!https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2018-12-20
ミャンマー入国と畿内の出来事 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-05
重機・発動機販売の急成長会社「ミャンマー海童」へ。
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-07
ベンガル湾のンガパビーチへ。驚きの話題連発!
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インレー湖の温泉へ意外な出会いが!https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-14
夜行バス・白タク・軽トラでラーショー温泉、テイボー温泉入浴へ。
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-14-1
ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た!
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バガン二日目は、Eバイクで観光!
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-20
神秘の国ミャンマーでの二週間で感じたこと。
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-03-05

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著書「秘密のミャンマー」から拝借

「秘密のミャンマー」は、椎名誠の何でも見てやろう、やってみよう、食ってみよう精神があふれるノンフィクションだ。一度ミャンマーに行ったものであれば、より楽しめる。私がミャンマーの旅で一番感動したバガンの紀行を楽しみにしていたが、バガンの記述は意外に少なかった。標高1300mのインレー湖の記述は面白かった。インレー湖上に生きる人々の話「水と浮草の中に生きる人々」のところだ。私はボートでインレー湖を超スピードで横断しただけだったが・・・。インレー湖畔のカウンダイン温泉の話しは出てくる。別のところでニァウンウウン温泉の話が出てくる。露天の温泉(生ぬるい温泉プール)タオル付で入湯料1ドル。ネットで調べてみると、男女別で男湯は眺望が良いが女湯は塀で囲まれている。17年前の情報なので、同じ温泉のことなのか別なのか判別できない。ヤカウンダイン温泉はウンシェエから約10㎞で、私はレンタル自転車で行ったが結構大変だった。

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「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デ・サンディエゴ1500㎞~NHK」BSを観る! [海外のはなし]

「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デ・サンディエゴ1500㎞~NHK」BSを観る!
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NHKで3月12日から3回に分けて放送された「聖なる巡礼路を行く・・・」再放送を観た。5月26日①宗教の道、6月2日②肉体の道、6月9日③魂の道 の三回に分けて放送(予定)された。南フランスのル・ピュイ・アン・ヴレイから約1500㎞を歩く巡礼者をカメラが追う。デイレクターは巡礼の経験がある御牧賢秀氏、ドローンで撮影したピレネー山脈や大地の映像はとても美しい。
私は7年前の2013年6月18日から35日間かけ、第二回目に放送された②肉体の道以降に当たる「フランスの道」約800㎞を歩いた。とても懐かしく見た。私の巡礼路の様子は持参したタブレットで現地のWIFIを利用して発信したが、夕方の毎日が大変だった。電波が弱くて、ブログの文章ができても写真の添付に時間がかかって、毎日二時間は費やしたと思う。たまたま一緒に宿泊地(アルベルゲ)に留まった巡礼仲間からは、「お前は作家なのか?」と言われたほどだ。私が撮影した写真の枚数や質に限度があるので、放送されたドローンでの風景や巡礼者へのアプローチはとても面白く見ることができた。
参考:聖地巡礼サンディエゴ800㎞を歩く https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2017-07-20
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 やはり実際に自分で巡礼路を歩いてみた体験はとても貴重。日本人はとても珍しかったので、日本人の私を見ると、日本に関心をもっている巡礼者は、よってきて声をかけてくれる。「日本語の勉強をしているのですが、一緒にいていいですか?」「日本の沖縄に、京都に行ったことがあるんだ」「これは日本で買ったブックカバーだ、見てくれよ」「俺はキリストの痛みを我が体で体現したくて、裸足で歩いているんだ」「日本食を食べたいよ。何か作ってくれ」等々・・・。ホタテ貝を目印に歩いていけば、迷うことはないから大丈夫」と言われたが、気付くと自分が先頭に立っていて、前には誰も居なくて迷ったことも何度もある。言葉が通じないからこそ、助けられたこともたくさんある。

 私は63歳の時、商売をやめた年に45日間の休暇を取り、35日は巡礼路を約800㎞、スペインの温泉を二カ所、フランスのルルドの泉、一週間のパリ市街散策を過ごした。巡礼路の体験をよい印象で過ごすことができたが、パリでの一週間は、エッフェル塔公園でブログを書いていてついベンチで居眠りをしてしまう。現金だけをすられた。警察に届け出ると、フランス語が話せない私に、警察は日本大使館に連絡を取るが、大使館員の対応は最悪だった。「私に何をしろっていうんですか?」が第一声だった。以上の詳しい内容は、すべてブログに発信させていただいた。悪い印象も含めて、経験は何とも今後に生かされる貴重なものだ。若い人たちにこそ、巡礼路を歩くことをお勧めしたい。歩き方も一度に歩くか、分割して何年もかけて歩くことも可だ。

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