スペイン･ガルシア州、オウレンセの温泉に巡浴する。7月23日：温泉マニアの巡浴紀行：SSブログ

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スペイン｢聖地サンテイアゴ巡礼｣の旅モ..｜サンテアゴ･デ･コンポステーラからパリへ.. ブログトップ

スペイン･ガルシア州、オウレンセの温泉に巡浴する。7月23日　[温泉巡浴] [編集]

ガリシア州オウレンセの温泉に巡浴する。7月23日

巡礼証明書

巡礼を終えた翌日の7月23日からタブレットの調子が悪く、ブログの写真が取り込めなくて中止していたが、宿泊地がパリの二カ所目のホテルになってから、調子が戻ったので、ブログを復活します。

前日宿泊したパラドールのいくつかある中庭

10時45分にオウレンセ駅に着く。駅前を下ると警察所にでる。そこで聞きミーニョ川沿いに右手に行くと川の露天風呂に入っている人達がいる。

すぐ先に｢温泉ONSEN｣とTERMAS CITAVA QUEIPAがあり、受付をする。

これがとても大変だった。１時間4ユーロはいいが、問診票を書かされる。わからないので隣の叔母さんを真似ていたが、そのうちに私が持参した｢スペイン指差し会話集｣と受付嬢がインターネットで日本語に翻訳していちいち私に確認を得る方法になった。叔母さんが｢喘息｣にチエックを入れていたので、しきりに｢水風呂は1~2分にしなさい｣と念を押された。他の項目は低血圧、湿疹やじんましんなど。彼女は私のが終ると露骨に｢フー｣と溜息をしていた。海水パンツに着替えシャワーを浴びて、露天風呂へ。露天岩風呂は3ヵ所あり、洞窟風呂、水風呂、サウナもあった。無色無臭でサウナに入るときは硫黄臭がした。

出てから、ビールを飲みながら隣にいたアラゴン州在住スペイン人のDABI ANGUELA(30歳)ダビ･アンケーラとSUSANA LLORO (34歳)スサナ･ギョロ。写真やメールを送り合おうと約束をした。

この先は5キロメートル離れた同じくミーニョ川沿いにあるTermas Chavasqueiraテレマス･チャベスケイラに向かう。45分も歩くと川沿いに露天風呂が見えてきた。この先1キロメートル行くと温泉施設があるという。行くと曜日でダメなのか今日はクロウズだった。

仕方なく戻って途中のベンチで海水パンツに着替えておき露天風呂に入る。4ヵ所ある露天風呂の45度ある浴槽には誰も入らない。50度もある浴槽はクロウズ。42.5度ある浴槽には日本人の私だけ。浴槽の底から源泉のあぶくがプクプクと出ている。係員が交代で温度を測っている。

｢私について来い｣と言われポンプところに行くとそれが65度もある源泉だった。温い浴槽は水を入れて薄めていた。ここも無色無臭。時々温泉列車(といっても列車の形をしたバスのようなもの)が往復しているが、次の時間が16時という。これでは遅くなるなと思っていると、ビゴ出身のホセ･マヌエルが仕事の都合が付いたから、15時30分に出るのを15時にするから乗せてってあげようということになった。オウレンセ駅まで遠回りで送ってもらうことになった。駅構内のバルでサラダとビールで済ませ、16時発の列車に乗り、サンテイアゴへ向かう。それから安い宿探しで、三ヶ所目で屋根裏部屋のような天井の低いシングルでwifi付き、バス付きで30ユーロのペンションを見つけたが、どうもwifiが電波が弱いのか作動しない。夕食場所を探しでもするしかない。今は8時だが、まだまだ明るい。