SSブログ

秩父・三峰神社へ吟行と「大滝温泉 三峰神の湯」入浴! 2016年7月12日 [東京・青梅周辺]

秩父・三峰神社へ吟行と「大滝温泉 三峰神の湯」入浴! 2016年7月12日

DSC00170.JPG
三峰神社・随身門

地域の上長淵明和会俳句部の吟行で、秩父・三峰神社へ行った。参加者は12名、15人乗りトヨタレンタカーを借て、会員が運転した。青梅から国道299号線、正丸峠経由で秩父市街地へ。荒川に沿って国道140号線をひた走るが、V字谷の地形で、狭い車内から見ると、谷底を走り、青空は天を仰ぐような感覚だ。対岸の斜面に小さな茶畑があったり、万緑で周りに人家や人の気配もない無人駅が閑に置かれている景色が一瞬目に入る。拙句「十薬や旧道錆びしガードレール」「夏斜面貼りつけられし茶の畑」「夏の山なぞえに小さき茶の畑」「万緑や閑に置きし無人駅」「雲の峰飲み込まれしや武甲山」

秩父湖から九十九折りの断崖を上り詰めると三峰神社の大きな駐車場に出る。「雲の峰断崖を行く九十九折り」「雲海や霊力近し三峰社」通常は車が入れるのはここまで。12名の参加者は平均年齢が75歳を超え、杖を引いてでなければ長い距離は歩けないという人も。それで案内所に「障がい者がいるので、車で入ることができないか」と交渉するとOKが出た。半分は参道を歩いていくことにした。参道はしばらく両側に檜並木を行く。両側に沢山の「檜参萬本」などと刻まれた苗木奉納碑板が立てられている。
随身門をくぐり、沢山の角灯籠を脇に見て拝殿へ。「三峰の角灯籠行く日傘かな」
DSC00167.JPG
三柱鳥居
DSC00170.JPG
随身門
DSC00171.JPG
DSC00172.JPG
角灯籠

拝殿の両脇に畠山重忠公寄進の樹齢800年杉、安政4年(1857年)建立、高さ6mの飾り灯籠「八角灯籠」が目についた。三峰神社はイザナギノ尊、イザナミノ尊を神様として関東有数のパワースポットとして知られる。拝殿や随身門をお守りする狛犬ならぬ狼が鎮座する。拝遥殿の奥には本体5.2mの日本武尊銅像が建っている。
DSC00173.JPG
DSC00181.JPG
拝殿
DSC00174.JPG
社務所
DSC00182.JPG
水屋
DSC00186.JPG
八角灯籠
DSC00187.JPG
拝殿脇に重忠杉
DSC00191.JPG
お犬様(狼)
DSC00192.JPG
日本武尊

 集合時間内に、日帰り入浴ができる「三峰神の湯」で入浴した。「大滝温泉 三峰神の湯」は、1997年5月21日に入浴済みの温泉で、当時国内温泉巡浴789湯目の温泉地だった。老人会の旅行で、ロープウエィで三峰神社に行った時、参拝・休憩時間に入浴したと記憶している。大きな浴室に大きな円形の湯船に湯が満たされていた。体を沈めると肌に強いつるつる感が得られる。秩父市内へ行く途中に立ち寄った「道の駅大滝温泉」に併設された「日帰り温泉 游湯館」と同じ温泉だ。ここから1㎞ほど離れた役場の裏山あたりが源泉で、泉温は33.1度で加温している。泉質はナトリウム・塩化物温泉。「大滝温泉 三峰神の湯」は運び湯で、頻度は確認できなかったが、タンクローリー車で運んでいる。効能は、慢性消化器病、慢性婦人病、神経痛、疲労回復、花粉症、アトピー性疾患など。帰りはバスで下った。「雲海やヤマトタケルの鎮座して」
DSC00175.JPG
日帰り入浴施設「興雲閣」
DSC00179.JPG
DSC00180.JPG
 参考:三峰神社 http://www.mitsuminejinja.or.jp/

ランチは「道の駅大滝温泉」のお食事処「郷路館」でとった。ざる蕎麦と決めていたが、7人分しか残っていない。それぞれに自動販売機でビールなども注文。期待してのざる蕎麦だったが期待外れで、秩父市内の「道の駅ちちぶ」で二度目のざる蕎麦を食べることになった。ここでは上記した「大滝温泉」の情報も求めた。大滝歴史民族資料館の館員から三峰神の湯の源泉はどこから運んでいるのか?運び湯であることもここで確かめた。
DSC00201.JPG
DSC00197.JPG
DSC00198.JPG
道の駅大滝温泉 大滝民俗資料館
DSC00194.JPG
郷路館でのランチ
参考:道の駅大滝温泉 http://www.ootakionsen.co.jp/

 荒川水系、浦山川に架けられた浦山バムに立ち寄り、ダムサイトを散策した。長さ372m、全国第6位の高さ156m、総貯水量5,600万㎡の。管理開始は平成11年4月。俳句部長はかつて、同じ夏にこのダムを訪れエレベーターで主幹ゲート辺りまで降り、帰りは498段の階段を登って上がってきたことがあるという。ここで思い立った拙句「思い切りダム段登る日傘かな」
DSC00202.JPG
DSC00203.JPG
DSC00211.JPG
浦山ダム

 秩父市内では、秩父神社を参拝。ご創建は平安初期、社殿は戦国時代の末期に兵火によって消失。天正20年(1592年)9月に徳川家康公の命により代官成瀬吉右衛門によって再建された。本殿正面左手に左甚五郎作といわれる「子宝・子育ての虎」、東側面には「つなぎの龍」、北面には「北辰の梟」の彫刻がある。
DSC00212.JPG
秩父神社
DSC00214.JPG
左甚五郎作「子宝・子育ての虎」
DSC00215.JPG
「つなぎの龍」
DSC00217.JPG
「北辰の梟」
参考:秩父神社 http://www.chichibu-jinja.or.jp/

☆温泉夜話 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
☆高野山麓の天然水「月のしずく」http://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/
☆旅と温泉の情報室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
☆海外温泉入浴珍道中 http://www.a-spa.co.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01

旅の知識・楽しみ方 ブログランキングへ




nice!(63)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 63

コメント 1

馬爺

秩父神社の彫刻は見事ですね、まるで東照宮と見まがうぐらいに立派さですね。

by 馬爺 (2016-07-19 17:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0