岩手県一関温泉郷(須川温泉)と秋田県乳頭温泉郷を訪ねて!(その1) [温泉巡浴]
6・26~28 岩手県一関温泉郷(須川温泉)と秋田県乳頭温泉郷を訪ねて!(その1)
岩手県一関温泉郷温泉巡り・厳美渓
今回の温泉めぐりは、JR東日本の「大人の休日倶楽部」の特典で、新幹線も含む3日間乗り放題12,000円を利用する。6月26日(土)東京発新幹線「はやて5号」4号車に乗車、座席を間違えたことに気づき、14号車に移動しようとするが、車両は行き止まり。次の降車駅の仙台まで1時間半かかる。車掌に頼んで8号車に取り直してもらう。東京新聞、朝日新聞をくまなく読む。昨日のデンマーク戦に勝利し、ワールドカップサッカー一次リーグ突破のニュースが席巻している。朝日新聞の記事で、岡本信人氏の「道草のように潔く」に注目。普段、オオバ、ユキノシタ、藤の花の天ぷらを食してはいたが、どくだみ(十薬)も美味だと初めて知った。「手こずりぬ 十薬の天ぷら 美味と知り」「残雪の 山霞たる 植田かな」
JR一関に到着後、構内の駅レンタカーで車を受け取る。天候は梅雨時にしては、絶好の快晴。一関温泉郷の最初の入浴は、宝竜温泉 かんぽの宿一関。国道342号線沿いの高台にある。42・4度のナトリウム・塩化物泉で、1リットル中ナトリウムが1775ミリグラム、塩素イオンが2940、炭酸水素イオンが184・9ある肌がすべすべ、強い塩味のある温泉だ。打たせ湯、寝湯、ジェット湯、ミストサウナ、露天風呂など多彩な13種類の湯船がある。入浴料は600円。露天風呂で、三陸海岸の宮古から来たというおじさんは、昨年3月に脳溢血で手術したというが見た目にも、言葉使いも気づかないほどの回復力だ。
JR一関駅
宝竜温泉 かんぽの宿一関
ロビー
多彩な13種類の湯船がある大浴場
展望もよい露天風呂
厳美渓温泉の「いつくし園」へ。駐車場に車を置き、厳美渓の散策に出かける。10分ほどで天然記念物「おう穴」の見られる公園へ。昔からの名物、対岸のかっこうだんごは今も営業中。籠にお代400円を入れて、木づちでカンカンと板をたたいて合図するとひもが引かれて対岸に籠が行き、しばらくして三色だんごが戻ってくる仕組みだ。御覧場橋たもとのレストハウス厳美渓2階で、南部地鶏ざるそば(1100円)を賞味。長ネギと地鶏の汁が絶品。
厳美渓温泉 いつくし園
いつくし園の遠景(パンフレットから写真提供)
厳美渓
名物の対岸のかっこうだんご
かっこうだんご
南部地鶏ざるそば
「いつくし園」へ戻り、入浴とお部屋を見せていただく。新館の部屋からの厳美渓の眺望はお見事。ホテル営業は、昭和43年、温泉湧出は昭和62年、隣接する源泉館も同時期の湧出という。当初38度の温泉も今は32度に減温。ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉でナトリウムが455.5、塩素イオンが570、炭酸水素が401ミリグラム、メタケイ酸が110、肌がすべすべで塩味は弱い。湧出量は、毎分120リットル。大浴場は石造りで、2.5×8m、露天風呂は桧造りの湯船。営業部長の千葉敏則氏に案内をしていただいた。
いつくし園のロビー
大浴場
露天風呂
2階フロアの和室
和室から厳美渓の眺望
次の温泉は、2キロメートル先の矢びつダムから引き湯した「矢びつ温泉 霊験の湯 瑞泉閣」泉質は、64.3度のナトリウム・塩化物・硫酸塩泉でナトリウムが570.4ミリグラム、塩素が524.6、炭酸水素が524.6、硫酸が38.4ミリグラム、メタケイ酸が71.4。肌につるつる感が強い。平成元年の営業で、温泉は昭和63年3月21日から。温度が高いので、加水、加温なし。内風呂は石造り、露天風呂は岩風呂、目隠しがあって敷地が広いのにがっかり。磐井川の手前が瑞泉閣の敷地で公園がすばらしい。ロビーから大浴場までの距離が歩いて100mはあり、遠い。今日はふろの日(26日)にちなんで、入浴料が260円だった。
矢びつ温泉 霊験の湯 瑞泉閣
ロビー
大浴場
露天岩風呂
露天風呂の湧出口
さらに10キロメートル行くと真湯温泉。温泉センターはポンプの故障で、臨時休業中。午前8時からの入浴可の温泉で、明日に行こうとした祭畤(まつるべ)温泉「かみくら」へ。神々が降臨したという伝説が残る祭畤山の麓に湧くことからこの名が付いた。泉質が42.2度のナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉でナトリウムが335.7、塩素が58.4、硫酸が941.0。大浴場は巨木をふんだんに使った吹き抜きの湯小屋。源泉湧出口からは、白い湯の花がどんどん出てくる。露天風呂は広い敷地に岩風呂風。弱い硫黄臭があり、肌のすべすべ感がとても強い。
祭畤(まつるべ)温泉「かみくら」
大浴場(パンフレットの写真提供)
大浴場の湧出口には、白い湯の花がいっぱい
いよいよ、本日の宿泊場所の須川高原温泉。(次回 その2へ)
須川高原温泉
湯料豊富な大露天風呂(パンフレット写真提供)
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
ペット泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
冷え性対策に!田口式健康サポーターhttp://www.a-spa.co.jp/taguti/
岩手県一関温泉郷温泉巡り・厳美渓
今回の温泉めぐりは、JR東日本の「大人の休日倶楽部」の特典で、新幹線も含む3日間乗り放題12,000円を利用する。6月26日(土)東京発新幹線「はやて5号」4号車に乗車、座席を間違えたことに気づき、14号車に移動しようとするが、車両は行き止まり。次の降車駅の仙台まで1時間半かかる。車掌に頼んで8号車に取り直してもらう。東京新聞、朝日新聞をくまなく読む。昨日のデンマーク戦に勝利し、ワールドカップサッカー一次リーグ突破のニュースが席巻している。朝日新聞の記事で、岡本信人氏の「道草のように潔く」に注目。普段、オオバ、ユキノシタ、藤の花の天ぷらを食してはいたが、どくだみ(十薬)も美味だと初めて知った。「手こずりぬ 十薬の天ぷら 美味と知り」「残雪の 山霞たる 植田かな」
JR一関に到着後、構内の駅レンタカーで車を受け取る。天候は梅雨時にしては、絶好の快晴。一関温泉郷の最初の入浴は、宝竜温泉 かんぽの宿一関。国道342号線沿いの高台にある。42・4度のナトリウム・塩化物泉で、1リットル中ナトリウムが1775ミリグラム、塩素イオンが2940、炭酸水素イオンが184・9ある肌がすべすべ、強い塩味のある温泉だ。打たせ湯、寝湯、ジェット湯、ミストサウナ、露天風呂など多彩な13種類の湯船がある。入浴料は600円。露天風呂で、三陸海岸の宮古から来たというおじさんは、昨年3月に脳溢血で手術したというが見た目にも、言葉使いも気づかないほどの回復力だ。
JR一関駅
宝竜温泉 かんぽの宿一関
ロビー
多彩な13種類の湯船がある大浴場
展望もよい露天風呂
厳美渓温泉の「いつくし園」へ。駐車場に車を置き、厳美渓の散策に出かける。10分ほどで天然記念物「おう穴」の見られる公園へ。昔からの名物、対岸のかっこうだんごは今も営業中。籠にお代400円を入れて、木づちでカンカンと板をたたいて合図するとひもが引かれて対岸に籠が行き、しばらくして三色だんごが戻ってくる仕組みだ。御覧場橋たもとのレストハウス厳美渓2階で、南部地鶏ざるそば(1100円)を賞味。長ネギと地鶏の汁が絶品。
厳美渓温泉 いつくし園
いつくし園の遠景(パンフレットから写真提供)
厳美渓
名物の対岸のかっこうだんご
かっこうだんご
南部地鶏ざるそば
「いつくし園」へ戻り、入浴とお部屋を見せていただく。新館の部屋からの厳美渓の眺望はお見事。ホテル営業は、昭和43年、温泉湧出は昭和62年、隣接する源泉館も同時期の湧出という。当初38度の温泉も今は32度に減温。ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉でナトリウムが455.5、塩素イオンが570、炭酸水素が401ミリグラム、メタケイ酸が110、肌がすべすべで塩味は弱い。湧出量は、毎分120リットル。大浴場は石造りで、2.5×8m、露天風呂は桧造りの湯船。営業部長の千葉敏則氏に案内をしていただいた。
いつくし園のロビー
大浴場
露天風呂
2階フロアの和室
和室から厳美渓の眺望
次の温泉は、2キロメートル先の矢びつダムから引き湯した「矢びつ温泉 霊験の湯 瑞泉閣」泉質は、64.3度のナトリウム・塩化物・硫酸塩泉でナトリウムが570.4ミリグラム、塩素が524.6、炭酸水素が524.6、硫酸が38.4ミリグラム、メタケイ酸が71.4。肌につるつる感が強い。平成元年の営業で、温泉は昭和63年3月21日から。温度が高いので、加水、加温なし。内風呂は石造り、露天風呂は岩風呂、目隠しがあって敷地が広いのにがっかり。磐井川の手前が瑞泉閣の敷地で公園がすばらしい。ロビーから大浴場までの距離が歩いて100mはあり、遠い。今日はふろの日(26日)にちなんで、入浴料が260円だった。
矢びつ温泉 霊験の湯 瑞泉閣
ロビー
大浴場
露天岩風呂
露天風呂の湧出口
さらに10キロメートル行くと真湯温泉。温泉センターはポンプの故障で、臨時休業中。午前8時からの入浴可の温泉で、明日に行こうとした祭畤(まつるべ)温泉「かみくら」へ。神々が降臨したという伝説が残る祭畤山の麓に湧くことからこの名が付いた。泉質が42.2度のナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉でナトリウムが335.7、塩素が58.4、硫酸が941.0。大浴場は巨木をふんだんに使った吹き抜きの湯小屋。源泉湧出口からは、白い湯の花がどんどん出てくる。露天風呂は広い敷地に岩風呂風。弱い硫黄臭があり、肌のすべすべ感がとても強い。
祭畤(まつるべ)温泉「かみくら」
大浴場(パンフレットの写真提供)
大浴場の湧出口には、白い湯の花がいっぱい
いよいよ、本日の宿泊場所の須川高原温泉。(次回 その2へ)
須川高原温泉
湯料豊富な大露天風呂(パンフレット写真提供)
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
ペット泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
冷え性対策に!田口式健康サポーターhttp://www.a-spa.co.jp/taguti/
こんにちは
絶景によいお湯
これほど至福のときはありませんね☆
羨ましいの一言です(笑)
by スマイル (2010-07-03 12:16)
こんばんは、かってはよく日本の温泉郷を訪れたものですが、
岩手県一関温泉郷(須川温泉)と秋田県乳頭温泉郷には
行っていません、お写真で堪能させていただきます。
お尋ね頂きナイス有難う,此れからも宜しく。
by 吉之輔 (2010-07-03 18:49)
こんばんは。
ご訪問 & nice! ありがとうございました☆
温泉は、ゆっくり出かけてみたいのですが、なかなかチャンスがありません。
このような素晴らしい温泉郷に行ってみたいものです(^^♪
by hirochiki (2010-07-04 01:49)
こんにちは。
nice!をありがとうございます。
実は私は岩手の生まれです。
厳美渓、かっこうだんご。。。
懐かしく拝見させていただきました。
by kao (2010-07-05 13:15)
こんにちは はじめまして(_ _ o)ヘ
精力的に湯巡りをされていますね~。
どれも泉質が良さそうな、いい温泉
ばかりですね!!
白い湯の花がいっぱいのお湯には
惹かれます。
by 博多通りもん (2010-07-05 18:54)
温泉良いですね~♪
by 瓶太郎 (2010-07-06 13:00)