東京・あきる野市 萩寺・大悲願寺と秋川渓谷「瀬音の湯」を訪ねて！ [温泉巡浴]
2009.10.05 あきる野市 萩寺・大悲願寺と秋川渓谷「瀬音の湯」を訪ねて！
萩寺・大悲願寺の観音堂彫刻
10月03日の中秋の名月（十五夜）を思い、萩寺に行きたいとあきる野市の萩寺、大悲願寺へ向かった。横沢丘陵に建つ名刹で、伊達正宗が元和元年（1623年）、8月に鮎漁をしに白萩を見て感動し、後に飛脚をたて白萩を所望の書簡が残っている。
午前９時頃、境内で経営している保育園児たちの送迎のお母さんたちの車の往来で駐車場はごったがえしていた。萩鑑賞の参拝客が少ないな～と思っていたら、白萩はもう時期を逸していた。インターネットで調べた情報は9月14日の書き込みで、「9月から10月が見頃」とあったのだが・・・・。本堂前は白萩で生い茂り、本堂前右手にある昭和４７年に仙台市長があきる野市に見えたときに秋川の石と白萩を贈られたお返しにいただいた伊達正宗ゆかりの臥龍梅古木は、白萩で埋もれていた。伊達正宗が訪れたときの十三世海誉（かいよ）僧正の弟子に伊達正宗の末弟秀雄（しゅうゆう）がいた。後に十五世僧正に就任した。当時は彼岸寺といっていた。
大悲願寺入り口
萩寺・大悲願寺本堂
大悲願寺本堂前の朱雀門
大悲願寺の鐘は寛文12年（1672年）の鋳造。
金色山大悲願寺は、建久２年（1191年）に源頼朝の命を受けた平山季秀（すえしげ）が建立し、京都醍醐寺三宝院の澄秀僧正により開山。本堂は元禄8年（1695年）８月の建築。本堂の真南にある朱雀門（中門）は、安静９年（1780年）、観音堂は寛政６年（1794年）の建築、真南の仁王門は寛文9年（1669年）の建築、鐘楼の鐘は寛文12年（1672）年の鋳造となる。観音堂四方に彫られた極彩色の唐波風欄間・羽目板の彫刻がすばらしい。堂内に安置する阿弥陀如来三尊像は平安末期から鎌倉時代にかけての作で木造寄せ木造り漆塗り。本堂正面の彫刻には、極楽図や地獄図、各辺には６体づつの彫刻があり、白波に白鷺、鴨に稲穂、雄鳥に朱花など。
大悲願寺の観音堂
観音堂正面の見事な彫刻
観音堂正面上左手の彫刻
観音堂正面上右手の彫刻
観音堂前の仁王門
参拝後、あきる野市・秋川渓谷の温泉「瀬音の湯」に向かう。2007年から営業している「瀬音の湯」は、あきる野市が開発し、その後第三セクターで経営している。ＪＲ五日市駅からさらに奥へ入った秋川渓谷沿いの国内屈指のアルカリ度（ｐｈ10.1）入り口左手に足湯がある。入浴料は3時間800円。
秋川渓谷の温泉「瀬音の湯」（写真は「瀬音の湯」提供）
「瀬音の湯」全景（写真は「瀬音の湯」提供）
「瀬音の湯」正面（写真は「瀬音の湯」提供）
「瀬音の湯」フロントから廊下
泉温は27.2度で内湯大浴場（3×10ｍ）は源泉掛け流しで加温。露天風呂は循環式・塩素殺菌している。露天風呂脇にはサウナもある。入浴する客は、湯に肌をつけるとあまりにものつるつる感に驚いている様子。分析表では、１ﾘｯﾄﾙ中にナトリウムが139.4、カリウム3.6、カルシウム4.1、塩素132.1、炭酸67.2、炭酸水素15.9、メタケイ酸36.1。メタホウ酸34.0。分析表の数値以上の「美人の湯」のようだ。国内屈指の泉質といわれるだけのことはある。ガラス張りの窓外には杉林。貸し切り風呂（１時間・入浴料＋1,000円）、カフェせせらぎ、森のテラス、和食だいにんぐ「川霧」がある。
源泉掛け流しの大浴場
循環式の露天風呂
和食だいにんぐ「川霧」
入浴施設の手前には、あきる野地元産の朝摘み野菜などの物産販売所がにぎわっている。さらに手前には、宿泊施設でメゾネットタイプのコテージが10棟、秋川渓谷側に面して建っている。朝食付きで1泊7,500円。入浴の営業時間は、10時から21時まで。
宿泊施設でメゾネットタイプのコテージ
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萩寺・大悲願寺の観音堂彫刻
10月03日の中秋の名月（十五夜）を思い、萩寺に行きたいとあきる野市の萩寺、大悲願寺へ向かった。横沢丘陵に建つ名刹で、伊達正宗が元和元年（1623年）、8月に鮎漁をしに白萩を見て感動し、後に飛脚をたて白萩を所望の書簡が残っている。
午前９時頃、境内で経営している保育園児たちの送迎のお母さんたちの車の往来で駐車場はごったがえしていた。萩鑑賞の参拝客が少ないな～と思っていたら、白萩はもう時期を逸していた。インターネットで調べた情報は9月14日の書き込みで、「9月から10月が見頃」とあったのだが・・・・。本堂前は白萩で生い茂り、本堂前右手にある昭和４７年に仙台市長があきる野市に見えたときに秋川の石と白萩を贈られたお返しにいただいた伊達正宗ゆかりの臥龍梅古木は、白萩で埋もれていた。伊達正宗が訪れたときの十三世海誉（かいよ）僧正の弟子に伊達正宗の末弟秀雄（しゅうゆう）がいた。後に十五世僧正に就任した。当時は彼岸寺といっていた。
大悲願寺入り口
萩寺・大悲願寺本堂
大悲願寺本堂前の朱雀門
大悲願寺の鐘は寛文12年（1672年）の鋳造。
金色山大悲願寺は、建久２年（1191年）に源頼朝の命を受けた平山季秀（すえしげ）が建立し、京都醍醐寺三宝院の澄秀僧正により開山。本堂は元禄8年（1695年）８月の建築。本堂の真南にある朱雀門（中門）は、安静９年（1780年）、観音堂は寛政６年（1794年）の建築、真南の仁王門は寛文9年（1669年）の建築、鐘楼の鐘は寛文12年（1672）年の鋳造となる。観音堂四方に彫られた極彩色の唐波風欄間・羽目板の彫刻がすばらしい。堂内に安置する阿弥陀如来三尊像は平安末期から鎌倉時代にかけての作で木造寄せ木造り漆塗り。本堂正面の彫刻には、極楽図や地獄図、各辺には６体づつの彫刻があり、白波に白鷺、鴨に稲穂、雄鳥に朱花など。
大悲願寺の観音堂
観音堂正面の見事な彫刻
観音堂正面上左手の彫刻
観音堂正面上右手の彫刻
観音堂前の仁王門
参拝後、あきる野市・秋川渓谷の温泉「瀬音の湯」に向かう。2007年から営業している「瀬音の湯」は、あきる野市が開発し、その後第三セクターで経営している。ＪＲ五日市駅からさらに奥へ入った秋川渓谷沿いの国内屈指のアルカリ度（ｐｈ10.1）入り口左手に足湯がある。入浴料は3時間800円。
秋川渓谷の温泉「瀬音の湯」（写真は「瀬音の湯」提供）
「瀬音の湯」全景（写真は「瀬音の湯」提供）
「瀬音の湯」正面（写真は「瀬音の湯」提供）
「瀬音の湯」フロントから廊下
泉温は27.2度で内湯大浴場（3×10ｍ）は源泉掛け流しで加温。露天風呂は循環式・塩素殺菌している。露天風呂脇にはサウナもある。入浴する客は、湯に肌をつけるとあまりにものつるつる感に驚いている様子。分析表では、１ﾘｯﾄﾙ中にナトリウムが139.4、カリウム3.6、カルシウム4.1、塩素132.1、炭酸67.2、炭酸水素15.9、メタケイ酸36.1。メタホウ酸34.0。分析表の数値以上の「美人の湯」のようだ。国内屈指の泉質といわれるだけのことはある。ガラス張りの窓外には杉林。貸し切り風呂（１時間・入浴料＋1,000円）、カフェせせらぎ、森のテラス、和食だいにんぐ「川霧」がある。
源泉掛け流しの大浴場
循環式の露天風呂
和食だいにんぐ「川霧」
入浴施設の手前には、あきる野地元産の朝摘み野菜などの物産販売所がにぎわっている。さらに手前には、宿泊施設でメゾネットタイプのコテージが10棟、秋川渓谷側に面して建っている。朝食付きで1泊7,500円。入浴の営業時間は、10時から21時まで。
宿泊施設でメゾネットタイプのコテージ
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御訪問＆nice! ありがとうございました
観音堂の彫刻はどれも見事ですね！
記事を拝見して久々にゆっくりと温泉
に行きたくなりました（＾－＾）
by KAZUYA (2009-10-10 23:53)
shinさん kaoruさん 斗夢さん kohtyanさん stone-9さん picaさんさくら君さん ぶうさん Plumeriaさん KAZUYAさん はるさん ムーンさん 暇なフォトグラファーさん 相楽さん ryonさん emilyさん ご訪問とnice! をありがとうございます。
KAZUYA さん ぜひ温泉にいらしてください。
by hide-m (2009-10-13 07:37)
こんばんは。
欄間?とは言わないでしょうねぇ(笑)
とにかくあの彫刻です。
あれがとても艶やかな色で美しいですね。
by ゆめ乃 (2009-10-17 03:13)