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本物の温泉 湯宿温泉・湯本館(国民保養温泉)とたくみの里を訪ね、マッチ絵体験! [療養・湯治の宿]

本物の温泉 湯宿温泉・湯本館(国民保養温泉)とたくみの里を訪ね、マッチ絵体験!
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共同浴場「窪湯」の天井

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湯宿温泉の薬師堂(湯本館裏手の山を階段で登る)


2008年4月28日夜、湯宿温泉・湯本館に宿泊した。東京から関越自動車道を車で飛ばし、月夜野インターで降りて15分ほど、宿に着いたのは21時30分。国道17号線から旧道から入った突き当りが、湯本館だったが、入り口に気がつかず手間取った。入り口の門に「岡田 作太夫」の表札を見て、一瞬民家に入ったかと思った。湯宿温泉は1984年4月に最初にみやま荘に入浴し、私の温泉巡浴290湯目の温泉地だ。
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みやま荘は今も健在で、湯宿温泉には、6軒の湯宿がある。
1200年前(平安時代の仁寿2年)に弘須法師により発見され、江戸時代の宿場として栄え、明治末には30軒以上の湯宿があったという。真田家ゆかりの湯でも知られている。湯本館に隣接する共同浴場「窪湯」の脇にある説明版に「明治19年編纂日本鉱泉史」が紹介されている。当時「新巻温泉」と呼ばれ、明治9~13年にいたる平均1年の入浴客数を780人と書き記す。

湯本館の大浴場は、広い天井の浴舎で、直径4mの石造り円形浴槽、奥の壁際から湯が湧き出て、また浴槽の下2ヶ所から出ている。浴舎の雰囲気は昭和40年代のままだ。天然かけ流しで、加水・加温・循環なし、塩素殺菌もしていない。本物の温泉だ。
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湯本館の大浴場

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湯本館の女性専用浴室

源泉は裏山下のある源泉口から自然湧出の63度のナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。直近まで誰も入浴していなかったので、熱い。水の蛇口からホースで入れるが、時間がかかる。口に含んでみると、塩味はなく、硫黄味がする。大浴場は混浴で、女性用の時間帯もある。他に女性専用浴場、貸切風呂もある。
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湯本館裏山の源泉口と洞窟

隣接の「窪湯」にも入浴してみた。
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共同浴場「窪湯」
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窪湯の浴槽
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窪湯の浴舎・天井の骨組み
浴室は木造の昔風の造り。浴槽は床・浴槽とも伊豆石造りで滑りにくい。ここの湯も熱いが湯本館ほどではなく、ゆっくり入ることができた。部外者の入浴料は、管理費として100円を募金箱に入れる。こうした共同浴場が4ヶ所ある。「窪湯」入り口に、効能として「高血圧、糖尿病、動脈硬化症、皮膚病」と書いてあったのが消されている。行政がいちゃもんをつけているとみた。こうした自然湧出の天然温泉で、源泉かけ流し、塩素臭のない温泉は貴重な存在だ。
裏山の薬師堂へ行ってみた。階段を相当上り詰めたところにある。季節がらさまざまな花が咲き乱れ、春爛漫の雰囲気を満喫した。
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裏山に上ったところにある薬師堂

翌日、新潟や長野の秋山郷を回り、又戻ってきて湯宿温泉のすぐ先にある民芸体験村たくみの里「マッチ絵の家」で、マッチ絵を描くことにした。「たくみの里」には、何度か来て、これまで「わら細工の家」で、わらじを編んだことがある。「たくみの里」は、和紙、藍染、ぬり絵、ガラス、人形、陶芸など23ヶ所の民芸体験の家が散在するたくみの里である。春は道筋に花が咲き誇り、田舎の風景やグルメの香り漂う心地よい散策を楽しめる。
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さて、マッチ絵の竹田耕太先生は、色鉛筆やパステルなどの使い方を教えてくれる。
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小さなマッチ箱の大きさに収まるように、和紙を貼ったマッチ箱をキャンバスに見立てて絵を描く。練習用に2枚描いて、それから本番だ。私の題材は、奥の細道を歩いていて、4月に山形の羽黒山まで行き着いたので、羽黒山の鳥居と天狗と芭蕉翁を表現したいと思った。芭蕉翁のモデル絵が思いつかないので、羽黒山と五重塔、朱色の鳥居、天狗を描いた。練習の2枚で集中が切れて、本番は「もうこんなもんでいいかな?」という調子だ。でも形が出来上がると「うん。もっと努力・集中できれば、いい作品ができるかな?」と欲が出てきた。
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〒379-1409群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉甲2381 ℡0278-64-0011ファックス0278-64-2381

まつの家の温泉尽くしの1日http://www.a-spa.co.jp/matunoke/index.html
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湯宿温泉 湯本館

この度、湯宿温泉 湯本館はホームページリニューアルをしました。

湯宿温泉 湯本館の新しいホームページURLは下記の通りです。
http://www.yujuku-yumotokan.com/

今後とも、宜しくお願い申し上げます
by 湯宿温泉 湯本館 (2008-12-01 13:53) 

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