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カリスマ気功師と療養の宿 西那須温泉「大鷹の湯」 [療養・湯治の宿]

 昨年2月にブログを始めて、丁度1年たった。温泉の話題を書き綴って、ここまできた。検索数が6万件を数えたが、「温泉」がないがしろにされている現状を憂い、「温泉の認知度」を高めるのにいくらかでも貢献できたのか?と思うことしきりだ。

 さて、2月12日~13日に、2年前に「奥の細道を歩く」旅で、たまたま宿泊した療養温泉宿・西那須温泉「大鷹の湯」を再訪した。その後、新たに「源泉露天風呂付きの部屋」ができたことと、オーナー「カリスマの気功師」飯沼覚寿氏に会い、お話を聞きたいというのが再訪の目的だった。

源泉露天風呂付き客室の露天風呂その1

源泉露天風呂付き客室の露天風呂その2

源泉露天風呂付き客室の一部

 とりあえず、飯沼氏の話を中心に書いた。気功と療養の宿 西那須温泉「大鷹の湯」

 2月12日(火)夕方、源泉露天風呂客室を見せていただいた後、ロビーで初めてオーナー飯沼覚寿氏にお目にかかった。体格はがっしりして、なにか武術で鍛錬でもされているのかなという感じの印象だった。

オーナーでカリスマ気功師・飯沼覚寿氏

25年前(1983年)頃、縁があってこの西那須の土地を購入することになり、温泉があればいいなと周囲の心配をよそに温泉発掘に成功する。周囲に那須温泉や塩原温泉を控えて、温泉旅館が難しいと融資先に言われ、温泉を利用した健康センター(1989年)から始まった。バブル期の温泉ブームにあいまって一時は盛況だったが、飯沼氏が糖尿病に倒れ45日入院。追い討ちをかけるようにバブル崩壊。その後、17年前(1991年)に時々投宿していた浅草の呉服問屋をしていた奥村という人に気功を習うことになり、気功を極めることになった。今までに出会った人とのめぐり合いで「気功と療養の宿」の原型が作られた。今では宿では勿論、全国の患者や温泉と気功に関心のある人々に請われて、「健康と温泉・気功」をテーマに講演と実践をしてこられ、「カリスマ気功師」といわれるようになっていた。

大鷹の湯の母屋

天然100%源泉かけ流し大浴場

大浴場に隣接する天然100%源泉かけ流し露天風呂

別棟の鷹見の湯

「ちょっと立ってごらん。」言われるままに立ち上がる。頭のてっぺんからジーッと下へ人差し指を足元まで下げる。「あなたは、肩と腰の右側にコリがあり、それが腰痛の原因となっている」とシャーシャーシャーと右肩のあたりを斜めに手刀を切るように振りかざす。背骨の右側を押して「ここが痛むでしょ」、では今度は?と手刀を振りかざすたびに痛みが感じたり、消えたり、自由自在だ。最初の人差し指で体の上下を指し示すのは、レントゲンで体を撮影する作業に当たるらしい。つまり、患者の体の回りを包みこむエネルギーの歪みを探知し、そこに手刀を切ることで、異常なエネルギーを外へ逃がしてあげる。病気の根源を知り、病気を治すきっかけを見つけ、病気をしない体作りの手助けをするのが気功だという。気功は施す側にも強いエネルギーを消費するようで、スプーン曲げのような物理的な見世物のような気功をし続けていると自分の寿命を縮めてしまうらしい。

マイナスイオン濃度著しい特異な温泉「大鷹の湯」と命の根源である「気」をつかさどる気功に結びつけられて、病気に苦しむ人々の癒しや回復を図りたいという方向に導かれてここまでくることができた、と飯沼氏は述懐する。
温泉へのこだわりも半端ではない。毎分380ℓ湧出する自前の温泉には「天然温泉100%かけ流し」をうたい、手間を惜しまず毎日すべての浴槽の完全換水をしている。源泉を利用してかまどでご飯を炊く。また、源泉がゆや源泉パンを朝食に用意している。


(つづく)

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療養湯治の宿 大鷹の湯 http://www.a-spa.co.jp/totugeki/totugeki-otaka.htm
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hide-m

kohtyanさん ご訪問とnice!をありがとうございます。
by hide-m (2008-02-20 08:18) 

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