スロベニアの北西部・ブレッド湖の温泉宿に入浴する!海外温泉78カ所目。 [海外のはなし]
スロベニアの北西部・ブレッド湖の温泉宿に入浴する!海外温泉78カ所目。
ブレッド島へ向かう手漕ぎ船、背後はブレッド城
10月11日から「クロアチア・スロベニア5ヶ国周遊11日間」と題したクラブツーリズムのツアーに参加した。約2130㎞を超えるバスツアーの強行スケジュール、15名で無事予定をこなした。セルビアを除いてアドリア海に面した南からモンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、スロベニアの5ヶ国だ。予定の行程に入っていたスロベニア・ブレッド湖畔には、鉱泉が湧き出している唯一の老舗ホテルトプリツエGrand Hotel Topliceがあり、その源泉を使用した温泉プールを営業していた。(トプリチュエとは温泉という意味)行程ではリュブリャーナを出発して、ブレドッド湖を通過し、トリグラウ国立公園のボーヒンの観光となっていたが、離団証明書に署名し、私はブレッド湖で観光バスから下りて、温泉入浴を試みた。
ブレッド湖はユニアンアルプスの最高峰標高2864mのトリグラフ山系の麓にあり、“アルプスの瞳”と称されている。湖面から約100mの断崖に立つブレッド城と湖に浮かぶ小島には、8~9世紀にできたバロック様式の聖母被昇天教会があり、湖のシンボルとなっている。湖畔には、旧ユーゴスラビア率いるチトーの元別荘など、近代的なホテルが並んでいるが、唯一天然温泉(鉱泉)プールを備えている。その温泉プールへの入浴とサウナ体験が、今回離団しての別行動の目的である。
17世紀の有名作家の自伝で、当時すでに貴族の温泉巡礼で知られていた。科学者によるとカルシウム、マグネシウムなど多くのミネラルが含まれ、伝染病、貧血、自律神経失調の治癒に短期間で効果があったという。1818年、源泉は粗末な小屋で覆われた二か所の温泉プールに運ばれた。1850年春、
ルイゼンバットの名で営業開始、何度も所有者が変わり、1922年、リゾートホテルトプリツの名になり、1931年に今のプールが作られ、2002年に改装された。
フロントで入浴したい旨を伝え、使用料18ユーロを支払った。温泉(鉱泉)を案内され、水温が22度と知らされる。正面に飲泉塔があり、プールは12×9mほどで小さいが、湖畔に面したガラス張りで対岸崖上にブレッド城が見える。奥に行くと熱いフインランドサウナ、温い遠赤外線サウナ、ミストサウナが、さらに奥には美容マッサージ室があった。それぞれのサウナの入り口ドアに、ブラジャーとパンツの絵柄にバツ印がついた張り紙があり、裸で入室するようにとの指示が。ときどき欧州の混浴サウナ体験で、バスタオルを持ち込み禁止に驚いたという日本人の旅行記を読んだことがあり、一度は体験したいと思っていた。
プールから見るブレッド城
まず、更衣室で海水着に着替え、プールに足を付けるが「冷たい!」仕方なく、熱サウナで体を暖めてから、プールでひと泳ぎ。でも冷たいので、またサウナへと繰り返した。時間が10時前と早いためか、お客は私だけで、混浴になりそうもない。サウナに行く角に、紅茶パックとポットなどがテーブルに用意されている。ここではパンツをはくのか裸のままくつろぐのか?判然としない。全裸でティ―タイムとは、なにか間抜けな感じがするが・・・。 ドイツ人は職場の同僚同士の混浴サウナでくつろぐことに違和感がないと聞く。
温泉(鉱泉)プールは、所々で小さな泡が湧いてくる箇所がある。底から染み出て来るのかそういう仕組みにしているのか解らない。泉質は、炭酸とカルシウムを含む無色透明の水だ。22度の温度で保たれている理由は、効能性を維持するために、直に源泉を引き入れていること。毎晩空にして、毎秒10リットルの注ぎこんでいるという。
飲泉は1日にコップ2杯飲むことを進めている。
ミストサウナ
二階フロアのレストラン
二階フロアからのブレッド湖の眺望
ホテルから徒歩15分の船乗り場からの小島
聖母被昇天教会のある小島へ行く手漕ぎ舟
湖断崖に立つブレッド城
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://www.a-spa.co.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01
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ブレッド島へ向かう手漕ぎ船、背後はブレッド城
10月11日から「クロアチア・スロベニア5ヶ国周遊11日間」と題したクラブツーリズムのツアーに参加した。約2130㎞を超えるバスツアーの強行スケジュール、15名で無事予定をこなした。セルビアを除いてアドリア海に面した南からモンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、スロベニアの5ヶ国だ。予定の行程に入っていたスロベニア・ブレッド湖畔には、鉱泉が湧き出している唯一の老舗ホテルトプリツエGrand Hotel Topliceがあり、その源泉を使用した温泉プールを営業していた。(トプリチュエとは温泉という意味)行程ではリュブリャーナを出発して、ブレドッド湖を通過し、トリグラウ国立公園のボーヒンの観光となっていたが、離団証明書に署名し、私はブレッド湖で観光バスから下りて、温泉入浴を試みた。
ブレッド湖はユニアンアルプスの最高峰標高2864mのトリグラフ山系の麓にあり、“アルプスの瞳”と称されている。湖面から約100mの断崖に立つブレッド城と湖に浮かぶ小島には、8~9世紀にできたバロック様式の聖母被昇天教会があり、湖のシンボルとなっている。湖畔には、旧ユーゴスラビア率いるチトーの元別荘など、近代的なホテルが並んでいるが、唯一天然温泉(鉱泉)プールを備えている。その温泉プールへの入浴とサウナ体験が、今回離団しての別行動の目的である。
17世紀の有名作家の自伝で、当時すでに貴族の温泉巡礼で知られていた。科学者によるとカルシウム、マグネシウムなど多くのミネラルが含まれ、伝染病、貧血、自律神経失調の治癒に短期間で効果があったという。1818年、源泉は粗末な小屋で覆われた二か所の温泉プールに運ばれた。1850年春、
ルイゼンバットの名で営業開始、何度も所有者が変わり、1922年、リゾートホテルトプリツの名になり、1931年に今のプールが作られ、2002年に改装された。
フロントで入浴したい旨を伝え、使用料18ユーロを支払った。温泉(鉱泉)を案内され、水温が22度と知らされる。正面に飲泉塔があり、プールは12×9mほどで小さいが、湖畔に面したガラス張りで対岸崖上にブレッド城が見える。奥に行くと熱いフインランドサウナ、温い遠赤外線サウナ、ミストサウナが、さらに奥には美容マッサージ室があった。それぞれのサウナの入り口ドアに、ブラジャーとパンツの絵柄にバツ印がついた張り紙があり、裸で入室するようにとの指示が。ときどき欧州の混浴サウナ体験で、バスタオルを持ち込み禁止に驚いたという日本人の旅行記を読んだことがあり、一度は体験したいと思っていた。
プールから見るブレッド城
まず、更衣室で海水着に着替え、プールに足を付けるが「冷たい!」仕方なく、熱サウナで体を暖めてから、プールでひと泳ぎ。でも冷たいので、またサウナへと繰り返した。時間が10時前と早いためか、お客は私だけで、混浴になりそうもない。サウナに行く角に、紅茶パックとポットなどがテーブルに用意されている。ここではパンツをはくのか裸のままくつろぐのか?判然としない。全裸でティ―タイムとは、なにか間抜けな感じがするが・・・。 ドイツ人は職場の同僚同士の混浴サウナでくつろぐことに違和感がないと聞く。
温泉(鉱泉)プールは、所々で小さな泡が湧いてくる箇所がある。底から染み出て来るのかそういう仕組みにしているのか解らない。泉質は、炭酸とカルシウムを含む無色透明の水だ。22度の温度で保たれている理由は、効能性を維持するために、直に源泉を引き入れていること。毎晩空にして、毎秒10リットルの注ぎこんでいるという。
飲泉は1日にコップ2杯飲むことを進めている。
ミストサウナ
二階フロアのレストラン
二階フロアからのブレッド湖の眺望
ホテルから徒歩15分の船乗り場からの小島
聖母被昇天教会のある小島へ行く手漕ぎ舟
湖断崖に立つブレッド城
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ブログへご訪問いただき、ありがとうございました(^O^)/
異文化に触れるというのが、海外旅行の魅力のひとつですね。裸でヒトと一緒という文化は、日本には無い文化ですよね。映画で見ましたが、ロシアのサウナは男女混浴、しかも全裸でした。
by レインボーゴブリンズ (2017-10-27 18:19)