上諏訪温泉「渋の湯」と小諸から飯田周遊の旅 10・26~27 [温泉巡浴]
上諏訪温泉「渋の湯」と小諸から飯田周遊の旅 10・26~27
上諏訪温泉「渋の湯」フロントに掲示されている石田晃谿(いしだこうけい)画伯の「富士」と女将さん
老人会の添乗で、長野周遊の旅へ出かけた。長野地方は、曇り後雨の予報だったが、行く先々で晴れ間を見せた。上州三山の赤城山、榛名山、妙義山は、強風に荒れた雲と山々とのシルエットがすばらしかった。そこで一句「風強し 雲も薄も 波たてり」小諸マンズワイン工場見学では三千坪の日本庭園「万酔園」では紅葉がはじまっていた。日本画家小山敬三画伯の「浅間山」はロビーからビデオルームに移動していた。ワイン「善光寺」の20年ものの瓶のラベルにその「浅間山」の絵が使用されていた。何本作られたのか720ミリリットル瓶で2,100円とは超破格の値段だ。
小諸マンズワイン工場
日本庭園「万酔園」
瓶のラベルに小山敬三画伯の絵「浅間山」が使用されていた20年ものワイン「善光寺」
小諸懐古園駐車場内にある草笛遊子亭での手打ちそば定食は美味であった。名物のおはぎも出された。蕎麦は全量長野県産の自家栽培農地での栽培で、品質にこだわっている。佐久の旧中込学校・資料館を見学の後、国道142、152号線白樺湖経由で車山高原で休憩、霧ヶ峰をえて上諏訪温泉へ向かった。車山高原は最高峰1,925m、展望リフト山麓駅は1,566mで視界不良だが、リフトは動いていた。気温は3度という寒さ。ここから霧が峰にかけて視界がよくなかったが、下るにつれて陽がさして、紅葉もそこそこ見ることができた。
小諸の蕎麦処「草笛遊子亭」
蕎麦定食
佐久の旧中込学校・資料館
上諏訪温泉は、昭和48年(1973年)に300カ所あった源泉を統合する方針で尽力し、昭和62年(1987年)に統合した今では源泉は12カ所となっている。「渋の湯」は、自家源泉を持ち、諏訪市七つ釜混合槽との混合泉で、源泉掛け流しの湯が自慢だ。二カ所の浴室を持ち、サワラの縁の浴槽と樽風呂のある浴槽、桧の湯縁の2つの浴槽で19時15分に男女を交替する。循環や塩素殺菌方式をとらずに、毎日清掃・換水してレジオネラ菌対策を徹底していて清掃に午前8時30分から4時間をかけている。泉質は単純硫黄泉で47・5度、ナトリウムが110ミリグラム、カルシウム12・0、カリウム14・0、塩化物60・0、硫化水素2・8、硫酸11・0、炭酸水素250。ほこりのような湯の華が出ている。効能は神経痛、筋肉痛、慢性皮膚病、冷え性など。
上諏訪温泉「渋の湯」全景
「渋の湯」のロビー
「渋の湯」の吹き抜け・上から見下ろす
サワラの縁の浴槽と樽風呂のある浴槽
桧の湯縁の2つの浴槽の内の一つ(隣室にもう一つある)
上諏訪温泉で、源泉掛け流しをしているのはこの宿と旅荘二葉だけかなと女将さんは言う。「一時は湯の華を汚れていると言われたりしたが、源泉掛け流しの良さをようやく実感していただいている」と自信満々の表情だ。かつて紹介した、JR上諏訪駅前の日本唯一温泉のある百貨店「まるみつ百貨店」も源泉掛け流しの湯だ。
2階フロアでの宴会場で夕食膳をいただいた。老人会の料金にしては、調理がこっていて美味しい。食前酒のワイン、前菜に梅水晶(サメの軟骨・梅肉和え)・若桃・もち柿・青銀杏・鴨燻製・じゅん菜、小鉢にあおさ子持ち昆布、お椀はきのこ清汁仕立・鴨つみれ団子入り、お造りはカンパチ・帆立・ボタン海老、煮物に蓮根万十・銀あんかけ、洋皿に牛肉パストラミ・生ハム高原野菜巻き・明太ソース、揚げ物は公魚天ぷら・胡桃豆腐・舞茸名物諏訪湖鍋のうなぎと野菜寄せ鍋、野沢菜にご飯、留腕、デザートにりんごムースに巨峰。
2階フロアの宴会場での夕食膳(後だしの料理があるので、写真がそろわない)
朝食膳
館内のあちこちに先代オーナー辰野百吉氏が収集された日本画家の絵が掲げられている。フロントの壁と4階フロアには石田晃谿(いしだこうけい)画伯の「富士」と「ぼたん」、5階フロアには杉原元人画伯の「山」がある・クリスタルエレベーターから見る各階に飾られた松などの絵画は見応えがある。
私の部屋は6階フロアのシングルベットで乗務員用の部屋。テレビ・冷蔵庫・金庫はついている。各階に一部屋ある次の間付和室(6+8畳バストイレ付)の間取りやインテリアがしゃれているがユニットバスなのが残念だ。和室8畳又は10畳が中心の鉄筋6階建て全室26室。20年前に改築した時に中庭だったところを6階吹きぬきのロビーにした。クリスタルエレベーターで上空から見るように上下するのが楽しい。
6階フロアのシングルルーム
各階フロアに1つある次の間付客室
翌日は飯田に一気に移動し、まずふるさと水引工芸館で水引の実演を見せていただいた。さらに元善光寺の参拝。菊人形展を開催中で、見事な菊人形だが無料なので驚いた。境内で売られていた坐光寺饅頭が美味しかった。北海道の小豆を使用し、沖縄の黒糖を使用している。お勧めの味覚だ。天竜船下りの近くで昼食、木下観光農園でりんご狩りをして帰宅した。
飯田の「ふるさと水引工芸館」
展示館にある水引で作った作品
ウェディングドレスも水引で作った
飯田の元善光寺
境内で売られていた坐光寺饅頭
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
冷え性対策に!田口式健康サポーターhttp://www.a-spa.co.jp/taguti/
上諏訪温泉「渋の湯」フロントに掲示されている石田晃谿(いしだこうけい)画伯の「富士」と女将さん
老人会の添乗で、長野周遊の旅へ出かけた。長野地方は、曇り後雨の予報だったが、行く先々で晴れ間を見せた。上州三山の赤城山、榛名山、妙義山は、強風に荒れた雲と山々とのシルエットがすばらしかった。そこで一句「風強し 雲も薄も 波たてり」小諸マンズワイン工場見学では三千坪の日本庭園「万酔園」では紅葉がはじまっていた。日本画家小山敬三画伯の「浅間山」はロビーからビデオルームに移動していた。ワイン「善光寺」の20年ものの瓶のラベルにその「浅間山」の絵が使用されていた。何本作られたのか720ミリリットル瓶で2,100円とは超破格の値段だ。
小諸マンズワイン工場
日本庭園「万酔園」
瓶のラベルに小山敬三画伯の絵「浅間山」が使用されていた20年ものワイン「善光寺」
小諸懐古園駐車場内にある草笛遊子亭での手打ちそば定食は美味であった。名物のおはぎも出された。蕎麦は全量長野県産の自家栽培農地での栽培で、品質にこだわっている。佐久の旧中込学校・資料館を見学の後、国道142、152号線白樺湖経由で車山高原で休憩、霧ヶ峰をえて上諏訪温泉へ向かった。車山高原は最高峰1,925m、展望リフト山麓駅は1,566mで視界不良だが、リフトは動いていた。気温は3度という寒さ。ここから霧が峰にかけて視界がよくなかったが、下るにつれて陽がさして、紅葉もそこそこ見ることができた。
小諸の蕎麦処「草笛遊子亭」
蕎麦定食
佐久の旧中込学校・資料館
上諏訪温泉は、昭和48年(1973年)に300カ所あった源泉を統合する方針で尽力し、昭和62年(1987年)に統合した今では源泉は12カ所となっている。「渋の湯」は、自家源泉を持ち、諏訪市七つ釜混合槽との混合泉で、源泉掛け流しの湯が自慢だ。二カ所の浴室を持ち、サワラの縁の浴槽と樽風呂のある浴槽、桧の湯縁の2つの浴槽で19時15分に男女を交替する。循環や塩素殺菌方式をとらずに、毎日清掃・換水してレジオネラ菌対策を徹底していて清掃に午前8時30分から4時間をかけている。泉質は単純硫黄泉で47・5度、ナトリウムが110ミリグラム、カルシウム12・0、カリウム14・0、塩化物60・0、硫化水素2・8、硫酸11・0、炭酸水素250。ほこりのような湯の華が出ている。効能は神経痛、筋肉痛、慢性皮膚病、冷え性など。
上諏訪温泉「渋の湯」全景
「渋の湯」のロビー
「渋の湯」の吹き抜け・上から見下ろす
サワラの縁の浴槽と樽風呂のある浴槽
桧の湯縁の2つの浴槽の内の一つ(隣室にもう一つある)
上諏訪温泉で、源泉掛け流しをしているのはこの宿と旅荘二葉だけかなと女将さんは言う。「一時は湯の華を汚れていると言われたりしたが、源泉掛け流しの良さをようやく実感していただいている」と自信満々の表情だ。かつて紹介した、JR上諏訪駅前の日本唯一温泉のある百貨店「まるみつ百貨店」も源泉掛け流しの湯だ。
2階フロアでの宴会場で夕食膳をいただいた。老人会の料金にしては、調理がこっていて美味しい。食前酒のワイン、前菜に梅水晶(サメの軟骨・梅肉和え)・若桃・もち柿・青銀杏・鴨燻製・じゅん菜、小鉢にあおさ子持ち昆布、お椀はきのこ清汁仕立・鴨つみれ団子入り、お造りはカンパチ・帆立・ボタン海老、煮物に蓮根万十・銀あんかけ、洋皿に牛肉パストラミ・生ハム高原野菜巻き・明太ソース、揚げ物は公魚天ぷら・胡桃豆腐・舞茸名物諏訪湖鍋のうなぎと野菜寄せ鍋、野沢菜にご飯、留腕、デザートにりんごムースに巨峰。
2階フロアの宴会場での夕食膳(後だしの料理があるので、写真がそろわない)
朝食膳
館内のあちこちに先代オーナー辰野百吉氏が収集された日本画家の絵が掲げられている。フロントの壁と4階フロアには石田晃谿(いしだこうけい)画伯の「富士」と「ぼたん」、5階フロアには杉原元人画伯の「山」がある・クリスタルエレベーターから見る各階に飾られた松などの絵画は見応えがある。
私の部屋は6階フロアのシングルベットで乗務員用の部屋。テレビ・冷蔵庫・金庫はついている。各階に一部屋ある次の間付和室(6+8畳バストイレ付)の間取りやインテリアがしゃれているがユニットバスなのが残念だ。和室8畳又は10畳が中心の鉄筋6階建て全室26室。20年前に改築した時に中庭だったところを6階吹きぬきのロビーにした。クリスタルエレベーターで上空から見るように上下するのが楽しい。
6階フロアのシングルルーム
各階フロアに1つある次の間付客室
翌日は飯田に一気に移動し、まずふるさと水引工芸館で水引の実演を見せていただいた。さらに元善光寺の参拝。菊人形展を開催中で、見事な菊人形だが無料なので驚いた。境内で売られていた坐光寺饅頭が美味しかった。北海道の小豆を使用し、沖縄の黒糖を使用している。お勧めの味覚だ。天竜船下りの近くで昼食、木下観光農園でりんご狩りをして帰宅した。
飯田の「ふるさと水引工芸館」
展示館にある水引で作った作品
ウェディングドレスも水引で作った
飯田の元善光寺
境内で売られていた坐光寺饅頭
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
冷え性対策に!田口式健康サポーターhttp://www.a-spa.co.jp/taguti/
nice&ご訪問有難うございました。
温泉良いですよね!
ゆっくり旅でもしたいです。
by Fenix (2010-11-03 14:23)
温泉&おいしいお料理、最高ですね。
by ラブ (2010-11-05 10:52)
長野はスキーで訪れたことがありますが、他の季節にもあちこち巡ってみたいですね。
万酔園って素敵な名前…(笑)
by きょん (2010-11-05 11:45)
ご訪問&niceありがとうございました^^
温泉いいですね~♪
私も温泉にのんびりつかりたいです^^
by MANGO (2010-11-05 14:35)
ご訪問をありがとうございます。
上諏訪へ一人旅で●●未遂と間違われたことがあります^^;
宿の方が親切すぎてwww
by デルフィニウム (2010-11-05 14:50)
ご訪問&niceを有難うございました。
by Crayon (2010-11-05 21:47)
吹き抜けのあるお湯屋!
子供の頃に、水引細工を収集したこと思い出しました。
by hanamura (2010-11-06 08:53)
凄い・イイとこですね!! お蕎麦も;ワインも;
お風呂も;御馳走も・・
当方への御来訪とNice!:大感激です!!
by MIKE (2010-11-06 22:04)
こんにちは
何れも懐かしい所です。上諏訪には大学の後輩が旅館を経営しています。今はホテル形式に改装しましたが。
by ゆきゆき (2010-11-07 11:22)
高木病院に入院されていたのですね。未だ木造建て時代にお見舞いに何度か伺いましたが、随分と立派な建物になりましたね。
by ゆきゆき (2010-11-07 11:27)
こんにちは、素晴らしい温泉巡りの旅でしたね。
こう言う旅は行ける時に行っておかないとね、私のように
傘寿をすでに超え足腰が弱ると行けませんからね、
げんkなときはよく行ったものです。
ご訪問ナイス有難う,此れからも宜しくね。
by 吉之輔 (2010-11-07 14:42)
ご訪問ありがとうございました。
温泉でゆっくりするのは良いですね。
お料理も美味しそうです。
by 水無月 (2010-11-08 17:07)
子供の頃、夏休み、花火と、蓼科、白樺湖、霧ヶ峰
等の思い出があります、懐かしく思います
by タッチおじさん (2010-11-17 08:34)