温泉夜話 ペットと泊まる宿のはなし [温泉マニア]
温泉夜話 ペットと泊まる宿のはなし
金森 達 画
昨今の「わんちゃんと泊まれる宿」の充実振りには、目を見張るものがある。ペット宿の草分け的存在のきぬ川国際ホテルでは、ペット専用露天風呂やドッグラン、わんわんサロンも完備され、ペット好きのスタッフが大歓迎してくれる。伊豆大室高原温泉のサンロード・アネックス理想郷迎賓館では、わんちゃんと泳げるプールやわんちゃん専用ジャグジー風呂、わんちゃんチャペル（ブライダル用）、牛ステーキなどのわんこ様ランチも用意されている。ペット宿には、お部屋でペットと一緒に過ごせるホテルや敷地内にペットホテルを建て、ペットはそこに預ける仕組みのところ、お部屋には入れるが、お部屋にサークルを設置してそこからペットを出させないホテルなどペット宿といっても対応はさまざまである。ペット宿の需要はますます広がってはいるが、さまざまな問題点もあり、ペットを家族の一員と考える人たちにはまだまだ満足できる状態ではなさそうである。
今、飼われているペット数は、約1,100万匹と、第二次ペットブームといわれている。厚労省の「狂犬病予防法に基づく犬の登録数」では、2002年度で犬は608万匹で、1993年度から約1.8倍、登録が義務付けられているとはいえ、未登録犬数は増加傾向で4割と予想されている。
2003年の調査で、ペットを飼っている世帯数は全世帯の36.6％（犬は22.8％、猫は10.7％）少子高齢化や核家族化という社会構造の変化の中でペットを飼う世帯数は、2003年7月の調査で膳世帯数約4,900万世帯のうち1,800万世帯（犬が1,130万世帯、猫が530万世帯）と増え続けている。
2000年頃からペット飼育可能な分譲マンションが急速に普及、これまでペット飼育をあきらめていた中高年やOL、子供が手離れした夫婦などへ市場が拡大した。また、「ペットを飼う時代」からペットを家族の一員として扱う「ペットと暮らす時代」に意識が変化した。ペットを飼う理由について、1.家族が動物好きだから（60.5％）2.気持ちが和らぐから（47.9％）3.自分が動物好きだから（38.3％）4.子供の情操教育ため（21.6％）となっている。飼い主は、生活の潤いや心の安らぎなど精神的な「癒し」を得るために飼っている。（ちばぎん総合研究所の調査から）
前述の話に戻るが、ペットを飼う家族が外へ活動を広げるにあたり、ペットと過ごせる宿やレストラン、観光地側の対応は、相当に遅れている。需要の多さは認めてはいるが、ペット同伴客を由としない人たちとの共存策をまだ見出せていない、あるいは資金的、経済的な事情から理想的な形でペット同伴客たちの要望にこたえ切れていないのが現状だ。ペット宿として、いったん営業を始めてみたものの、ペット嫌いな近隣の部屋の客の苦情に苦慮し、ペット宿の扱いを取りやめた宿も少なくない。施設面での理由の他に、ペットを飼育する側の施設利用のルールを守らない、ペットの躾がされていないなどの問題も多そうである。
きぬ川国際ホテル http://www.a-spa.co.jp/pet/yado-pet-kinugawa.html
サンロード・アネックス理想郷迎賓館 http://www.a-spa.co.jp/pet/yado-pet-geihinkan.html
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
飲泉のすすめ http://www.a-spa.co.jp/shop/insen-susume.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
旧街道をあるく旅http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
inise
金森 達 画
昨今の「わんちゃんと泊まれる宿」の充実振りには、目を見張るものがある。ペット宿の草分け的存在のきぬ川国際ホテルでは、ペット専用露天風呂やドッグラン、わんわんサロンも完備され、ペット好きのスタッフが大歓迎してくれる。伊豆大室高原温泉のサンロード・アネックス理想郷迎賓館では、わんちゃんと泳げるプールやわんちゃん専用ジャグジー風呂、わんちゃんチャペル（ブライダル用）、牛ステーキなどのわんこ様ランチも用意されている。ペット宿には、お部屋でペットと一緒に過ごせるホテルや敷地内にペットホテルを建て、ペットはそこに預ける仕組みのところ、お部屋には入れるが、お部屋にサークルを設置してそこからペットを出させないホテルなどペット宿といっても対応はさまざまである。ペット宿の需要はますます広がってはいるが、さまざまな問題点もあり、ペットを家族の一員と考える人たちにはまだまだ満足できる状態ではなさそうである。
今、飼われているペット数は、約1,100万匹と、第二次ペットブームといわれている。厚労省の「狂犬病予防法に基づく犬の登録数」では、2002年度で犬は608万匹で、1993年度から約1.8倍、登録が義務付けられているとはいえ、未登録犬数は増加傾向で4割と予想されている。
2003年の調査で、ペットを飼っている世帯数は全世帯の36.6％（犬は22.8％、猫は10.7％）少子高齢化や核家族化という社会構造の変化の中でペットを飼う世帯数は、2003年7月の調査で膳世帯数約4,900万世帯のうち1,800万世帯（犬が1,130万世帯、猫が530万世帯）と増え続けている。
2000年頃からペット飼育可能な分譲マンションが急速に普及、これまでペット飼育をあきらめていた中高年やOL、子供が手離れした夫婦などへ市場が拡大した。また、「ペットを飼う時代」からペットを家族の一員として扱う「ペットと暮らす時代」に意識が変化した。ペットを飼う理由について、1.家族が動物好きだから（60.5％）2.気持ちが和らぐから（47.9％）3.自分が動物好きだから（38.3％）4.子供の情操教育ため（21.6％）となっている。飼い主は、生活の潤いや心の安らぎなど精神的な「癒し」を得るために飼っている。（ちばぎん総合研究所の調査から）
前述の話に戻るが、ペットを飼う家族が外へ活動を広げるにあたり、ペットと過ごせる宿やレストラン、観光地側の対応は、相当に遅れている。需要の多さは認めてはいるが、ペット同伴客を由としない人たちとの共存策をまだ見出せていない、あるいは資金的、経済的な事情から理想的な形でペット同伴客たちの要望にこたえ切れていないのが現状だ。ペット宿として、いったん営業を始めてみたものの、ペット嫌いな近隣の部屋の客の苦情に苦慮し、ペット宿の扱いを取りやめた宿も少なくない。施設面での理由の他に、ペットを飼育する側の施設利用のルールを守らない、ペットの躾がされていないなどの問題も多そうである。
きぬ川国際ホテル http://www.a-spa.co.jp/pet/yado-pet-kinugawa.html
サンロード・アネックス理想郷迎賓館 http://www.a-spa.co.jp/pet/yado-pet-geihinkan.html
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
飲泉のすすめ http://www.a-spa.co.jp/shop/insen-susume.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
旧街道をあるく旅http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
inise
ペットと泊まれる宿たしかにふえましたね。
ペット飼ってる人にはいいのかも～
by ryon (2009-07-08 20:45)
昔は、ネコを飼っていました。ネコとか犬とか可愛いのでまた買いたいのですが、今のところでは無理・・・ (>_<)
でも、飼いたい人と嫌いな人といるので、色々と難しいですよね。
施設はもっと増えてよいと思います。
by moz (2009-07-12 07:54)
xml_xslさん ryonさん toraneko-toraさん kohtyanさん mozさん ご訪問とnice!をありがとうございます。
ペットを好む人と好まない人との融合策は、トラブルを起こさない、避ける思いやりや行動が必要です。そのための施設の充実も欠かせませんね。これからもっと老齢化社会になるのですから・・・。
by hide-m (2009-07-12 08:12)
ネコを飼っていました。
by モンクレールダウン (2011-11-13 21:53)
ペットを飼っている世帯数
by モンクレールダウン (2011-11-13 21:54)
今のところでは無理・・・
by ティンバーランド (2011-11-13 21:55)
泊まれる宿たしかにふえましたね。
by ティンバーランド (2011-11-13 21:56)