奥の細道を歩く 第43回 市振~魚津~滑川 2009年5月30日~6月01日 [奥の細道を歩く]
第43回 奥の細道を歩く 市振~魚津~滑川 2009年5月30日~6月01日
富山の名産「たら汁定食」
ハィウエイバスで北陸道黒部バスターミナル着が5月31日午前4時30分。事前に予約していたタクシーに乗り換えてJR黒部駅へ移動。待ち合わせ時間が長く、持参したバナナ1本、チーズを1枚の朝食を摂る。前回の到着地点「市振」に到着したのは6時41分。天気は雨。駅前のよろず屋で「長靴はありませんか」と聞き、「町へ出ないとありませんね」の答えに腹をくくった。もう靴がずぶぬれでもいい、とにかく歩こう!
雨合羽を着込み、雨傘を差して歩き始める。7時、境川を渡り、朝日町に入る。すぐ右手に「境一里塚」。
境一里塚
さらに12分で醸造場「桜関」。7時40分、越中・ヒスイ海岸「朝日さざなみ温泉」に到着。雨なので、無理をしないで温泉めぐりでいいか。源泉は43.3度のアルカリ性単純泉。平成7年の湧出で、最初は自噴、4年後にボーリングした。ナトリウム192.4mg、カルシウム14.31、塩素259.6、硫酸33.54、炭酸水素34.31の無色透明、無味無臭。入浴料500円。
朝日さざなみ温泉
朝日さざなみ温泉 大浴場
さらに左手に「たから温泉」があった。山から引き湯した温泉で、地下1,000mからボーリングして湧出。49.6度のナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。無色透明・無臭だが口に含むと強塩味。ナトリウムが3,093mg、カルシウム1,603、カリウム26.7、バリウム26.0、塩素7,630、臭素34.3、ヨウ素11.6、炭酸水素23.8.、メタケイ酸27、メタホウ酸52.3。大浴場の他に隣接して屋根付き露天風呂がある。入浴料500円。
たから温泉
たから温泉 露天風呂
続いて、「境鉱泉」創業は大正3年で、現オーナーの祖父が営業した。茶褐色の源泉は、汚れているといって若い人たちに嫌われ、今はろ過して色はずいぶん薄くなった。入浴料は450円。入浴客の男性に聞くと「たから温泉は、熱くて長い時間は入っていられない、こちらの湯はのんびりできる」
境鉱泉
境鉱泉 脱衣所
9時15分、昼食とも朝食ともつかぬ食事を摂る。奮発してこの地の名産「たら汁定食」(1,100円)をいただく。このあたりは宮崎海岸、今はヒスイ海岸といっている。
名産「たら汁定食」
前回出あった男性が言うようにヒスイが採取できる海岸だ。10時、鹿嶋神社を通過し、
鹿嶋神社
朝日町下横尾町に入り、バイパスを左折してすぐの公園内に「芭蕉句碑」がある。「早稲の香や 分け入り右ハ 有磯海」
芭蕉句碑
しばらく北陸自動車道に平行して歩く。国道8号線「道下」を左折すると「小川温泉元湯おがわ(11km)」の看板。11時30分、小川橋を渡って、入善町。12時マクドナルドで昼食休憩を摂ろうとするが、ドライブスルー客が多く行列。あきらめて持参の「温泉水99」とウグイス豆、チーズを食べる。13時10分、上野神社を通過、10分後バイパスに合流、この周辺は田んぼが多い・・・。ようやく雨が上がり、雀の鳴き声が響く。「姿なき 苗田でおしゃべり 雀かな」14時20分、長さ580mの四十八滝大橋を渡る。
四十八滝大橋
黒部川は芭蕉の時代、氾濫すると一里の間、一面川だった。ことごとく水に浸り、集落もできなかった。内陸の愛本橋に迂回すると、2~3km遠回りになった。芭蕉は何ヶ所かの渡しを頼んで四十八滝を渡り、上飯野(けいの)、沓掛、三日市、魚津へ突っ切ったといわれる。信号「六天」を右折し、北陸本線の踏み切りを越した駄菓子屋さんで「魚の駅」の行き先を訪ねる。直進すると源兵衛橋の脇に「源兵サの清水」を見つけた。
生地(いくじ)の「源兵サの清水」
生地(いくじ)には、黒部川の伏流水が、こんこんと湧き出る「清水(しょうず)」が18ヶ所もあり、この名水から清酒、醤油、蒲鉾などの名産が輩出していることもわかった。清水は年間を通して11度で、水飲み場や共同洗い場などの生活水として使われてきた。片持式旋回橋「生地中橋」をわたり、「魚の道」へ立ち寄る。
「魚の道」
銘酒「幻の瀧」と鮪の中落ちを買い、外のテーブルでちびちびとやっていると、市内に泊まる観光客がふざけて、清水の足湯に下半身をどぼんっとはまって大騒ぎ。今日の宿は、生地第一温泉大坪で明治末代の営業。
生地第一温泉大坪
生地第一温泉大坪の和室
大浴場(写真はホテルパンフレットから)
部屋での夕食膳
旧館の宴会場
当時は銭湯と自炊客のみの湯治客を相手にしていた。昭和10年代に黒部川が氾濫し、隣接の薬師寺も含め全て流され、歴史的なものは全て失われたという。地価120mから湧き出る含硫酸苦土食塩泉は、塩分を含み鳥獣の傷や病を直す効果があると伝えられてきた。大浴場は円形の直径6.5mの石・タイル張りの浴槽で、二ヶ所に巨大な姫川産ヒスイ石が置かれている。効能は消化器病、皮膚病、神経痛、リウマチ、貧血。夕食は部屋に運んでくれた。夕食膳は、松葉ガニ、牛陶板焼き、煮物、はまちの刺身、ブリの塩焼きにご飯、味噌汁。朝は早い出立なので夕食のみで7,500円(税別)に値切った。昭和30年頃建築の49畳の大宴会場は総檜造りですばらしい。天井は一枚板、障子戸は手がかけられ、今では考えられないほどの採算を度外視した造りだ。
翌日4時50分にホテルを立つ。一路県道2号線を歩く。帰りにJR黒部駅に立ち寄るので、できるだけ荷物を軽くしたい一心で、駅のコインロッカーに荷を預けたいと思いJR黒部駅を目指すが道を間違えて、余分な歩行をして疲れてしまう。結局、JR黒部駅にはロッカーはなかった。今日は昨日と一変して快晴。今回の旅で、貴重な?異常な体験をした。黒部から魚津に行く途中、突然頭上をドンッとど突かれ、驚いて天を仰ぐと、カラスが電線に飛んで逃げていく。「こらっ 何をするかッ!」とこぶしを振り上げる。また歩き始めると、後ろからまた来て、「ドンッ!」何の恨みがあるんだ!と前方を歩きながら、両手を交互に頭の上に振り上げながら・・・。ところがまた来た!何なんだ こいつは!100mも移動しながら、私の頭を三度狙い撃ちしたのだ!そのうちに石田フィッシングセンターの案内板の方向が反対になっているのに首をかしげた。そう、道を間違えたことに気がついた。ひょっとして、私の背後霊が、カラスに道を間違えているぞと教えていたのかな?とも思ってみた。
片貝川の落合橋を渡り、経田へ入る。大観仏地蔵菩薩に出会う。
大観仏地蔵菩薩
行基菩薩が彫った石仏で、片貝川が氾濫する恐れがあると、旅人の前に僧の姿で現れ危険を知らせたという。魚津に入ると県道1号線に変わり、上杉軍十二諸将供養の寺・華王寺、魚津奉行所跡の本行山長敬寺を経て、8時35分に魚津水族館へ。
本行山長敬寺
早月川の河口で、蛍烏賊群遊海面として知られる。20分後、Y字を左折(旧道らしい)。滑川道の駅まで3.5kmの表示に励まされる。9時32分、県道1号線に合流する手前に滑川一里塚(南側)に出会う。
滑川一里塚(南側)
塚の傾斜に石を積み上げている。榎はないが塚の雰囲気は残っている。信号「坪川」を右折すると「道の駅ウェブパークなめりかわ」隣接する「ほたるいかミュージアム」を見せていただく。
「道の駅ウェブパークなめりかわ」
昼食を食べたいと二階のレストランに行くと営業時間は11時から。一旦JR滑川駅に行くが食事場所がなく、西側にあるショッピングセンター「エール」のラーメン越中で辛いカレー&わんたんラーメンセットを食べた。
JR駅に戻って、市内に二ヶ所芭蕉句碑があることを知り、神明山徳城寺に出かけた。中央公園の北西にある敷地のほとんどが保育園という寺だ。工事中で大きなクレーン車が動いている中をかいくぐって、ガラス張りの句碑を見学。「早稲の香や・・」の句で、宝暦13年(1763年)、俳人川瀬地十が芭蕉70年忌に翁を顕彰するために建立した。もともと北陸街道に在ったが、明治13年にここに移転した。芭蕉が元禄2年(1689年)7月13日(陽暦8月27日)に滑川に着き、旅籠屋の川瀬屋に泊まったと推測される。
神明山徳城寺の芭蕉句碑
芭蕉は市振から滑川までの8里10町48間を1日で歩行している。渡った川が10ヶ所、そのほとんどが徒歩という。対して私は1.5日もかかっている。しかもアスファルトで整備された道をだ。江戸時代人の健脚、精神力にはほとほと脱帽である。
第41回奥の細道を歩く 米山~鵜の浜温泉~直江津・高田~名立
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/archive/c35389-1
第42回奥の細道を歩く 名立~糸魚川~親不知~市振
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/archive/c35389-1
冷え性対策に「遠赤外線 田口式健康サポーター」http://www.a-spa.co.jp/taguti/
小川温泉元湯おがわ http://www.a-spa.co.jp/touji/ogawa/
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/ エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
富山の名産「たら汁定食」
ハィウエイバスで北陸道黒部バスターミナル着が5月31日午前4時30分。事前に予約していたタクシーに乗り換えてJR黒部駅へ移動。待ち合わせ時間が長く、持参したバナナ1本、チーズを1枚の朝食を摂る。前回の到着地点「市振」に到着したのは6時41分。天気は雨。駅前のよろず屋で「長靴はありませんか」と聞き、「町へ出ないとありませんね」の答えに腹をくくった。もう靴がずぶぬれでもいい、とにかく歩こう!
雨合羽を着込み、雨傘を差して歩き始める。7時、境川を渡り、朝日町に入る。すぐ右手に「境一里塚」。
境一里塚
さらに12分で醸造場「桜関」。7時40分、越中・ヒスイ海岸「朝日さざなみ温泉」に到着。雨なので、無理をしないで温泉めぐりでいいか。源泉は43.3度のアルカリ性単純泉。平成7年の湧出で、最初は自噴、4年後にボーリングした。ナトリウム192.4mg、カルシウム14.31、塩素259.6、硫酸33.54、炭酸水素34.31の無色透明、無味無臭。入浴料500円。
朝日さざなみ温泉
朝日さざなみ温泉 大浴場
さらに左手に「たから温泉」があった。山から引き湯した温泉で、地下1,000mからボーリングして湧出。49.6度のナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。無色透明・無臭だが口に含むと強塩味。ナトリウムが3,093mg、カルシウム1,603、カリウム26.7、バリウム26.0、塩素7,630、臭素34.3、ヨウ素11.6、炭酸水素23.8.、メタケイ酸27、メタホウ酸52.3。大浴場の他に隣接して屋根付き露天風呂がある。入浴料500円。
たから温泉
たから温泉 露天風呂
続いて、「境鉱泉」創業は大正3年で、現オーナーの祖父が営業した。茶褐色の源泉は、汚れているといって若い人たちに嫌われ、今はろ過して色はずいぶん薄くなった。入浴料は450円。入浴客の男性に聞くと「たから温泉は、熱くて長い時間は入っていられない、こちらの湯はのんびりできる」
境鉱泉
境鉱泉 脱衣所
9時15分、昼食とも朝食ともつかぬ食事を摂る。奮発してこの地の名産「たら汁定食」(1,100円)をいただく。このあたりは宮崎海岸、今はヒスイ海岸といっている。
名産「たら汁定食」
前回出あった男性が言うようにヒスイが採取できる海岸だ。10時、鹿嶋神社を通過し、
鹿嶋神社
朝日町下横尾町に入り、バイパスを左折してすぐの公園内に「芭蕉句碑」がある。「早稲の香や 分け入り右ハ 有磯海」
芭蕉句碑
しばらく北陸自動車道に平行して歩く。国道8号線「道下」を左折すると「小川温泉元湯おがわ(11km)」の看板。11時30分、小川橋を渡って、入善町。12時マクドナルドで昼食休憩を摂ろうとするが、ドライブスルー客が多く行列。あきらめて持参の「温泉水99」とウグイス豆、チーズを食べる。13時10分、上野神社を通過、10分後バイパスに合流、この周辺は田んぼが多い・・・。ようやく雨が上がり、雀の鳴き声が響く。「姿なき 苗田でおしゃべり 雀かな」14時20分、長さ580mの四十八滝大橋を渡る。
四十八滝大橋
黒部川は芭蕉の時代、氾濫すると一里の間、一面川だった。ことごとく水に浸り、集落もできなかった。内陸の愛本橋に迂回すると、2~3km遠回りになった。芭蕉は何ヶ所かの渡しを頼んで四十八滝を渡り、上飯野(けいの)、沓掛、三日市、魚津へ突っ切ったといわれる。信号「六天」を右折し、北陸本線の踏み切りを越した駄菓子屋さんで「魚の駅」の行き先を訪ねる。直進すると源兵衛橋の脇に「源兵サの清水」を見つけた。
生地(いくじ)の「源兵サの清水」
生地(いくじ)には、黒部川の伏流水が、こんこんと湧き出る「清水(しょうず)」が18ヶ所もあり、この名水から清酒、醤油、蒲鉾などの名産が輩出していることもわかった。清水は年間を通して11度で、水飲み場や共同洗い場などの生活水として使われてきた。片持式旋回橋「生地中橋」をわたり、「魚の道」へ立ち寄る。
「魚の道」
銘酒「幻の瀧」と鮪の中落ちを買い、外のテーブルでちびちびとやっていると、市内に泊まる観光客がふざけて、清水の足湯に下半身をどぼんっとはまって大騒ぎ。今日の宿は、生地第一温泉大坪で明治末代の営業。
生地第一温泉大坪
生地第一温泉大坪の和室
大浴場(写真はホテルパンフレットから)
部屋での夕食膳
旧館の宴会場
当時は銭湯と自炊客のみの湯治客を相手にしていた。昭和10年代に黒部川が氾濫し、隣接の薬師寺も含め全て流され、歴史的なものは全て失われたという。地価120mから湧き出る含硫酸苦土食塩泉は、塩分を含み鳥獣の傷や病を直す効果があると伝えられてきた。大浴場は円形の直径6.5mの石・タイル張りの浴槽で、二ヶ所に巨大な姫川産ヒスイ石が置かれている。効能は消化器病、皮膚病、神経痛、リウマチ、貧血。夕食は部屋に運んでくれた。夕食膳は、松葉ガニ、牛陶板焼き、煮物、はまちの刺身、ブリの塩焼きにご飯、味噌汁。朝は早い出立なので夕食のみで7,500円(税別)に値切った。昭和30年頃建築の49畳の大宴会場は総檜造りですばらしい。天井は一枚板、障子戸は手がかけられ、今では考えられないほどの採算を度外視した造りだ。
翌日4時50分にホテルを立つ。一路県道2号線を歩く。帰りにJR黒部駅に立ち寄るので、できるだけ荷物を軽くしたい一心で、駅のコインロッカーに荷を預けたいと思いJR黒部駅を目指すが道を間違えて、余分な歩行をして疲れてしまう。結局、JR黒部駅にはロッカーはなかった。今日は昨日と一変して快晴。今回の旅で、貴重な?異常な体験をした。黒部から魚津に行く途中、突然頭上をドンッとど突かれ、驚いて天を仰ぐと、カラスが電線に飛んで逃げていく。「こらっ 何をするかッ!」とこぶしを振り上げる。また歩き始めると、後ろからまた来て、「ドンッ!」何の恨みがあるんだ!と前方を歩きながら、両手を交互に頭の上に振り上げながら・・・。ところがまた来た!何なんだ こいつは!100mも移動しながら、私の頭を三度狙い撃ちしたのだ!そのうちに石田フィッシングセンターの案内板の方向が反対になっているのに首をかしげた。そう、道を間違えたことに気がついた。ひょっとして、私の背後霊が、カラスに道を間違えているぞと教えていたのかな?とも思ってみた。
片貝川の落合橋を渡り、経田へ入る。大観仏地蔵菩薩に出会う。
大観仏地蔵菩薩
行基菩薩が彫った石仏で、片貝川が氾濫する恐れがあると、旅人の前に僧の姿で現れ危険を知らせたという。魚津に入ると県道1号線に変わり、上杉軍十二諸将供養の寺・華王寺、魚津奉行所跡の本行山長敬寺を経て、8時35分に魚津水族館へ。
本行山長敬寺
早月川の河口で、蛍烏賊群遊海面として知られる。20分後、Y字を左折(旧道らしい)。滑川道の駅まで3.5kmの表示に励まされる。9時32分、県道1号線に合流する手前に滑川一里塚(南側)に出会う。
滑川一里塚(南側)
塚の傾斜に石を積み上げている。榎はないが塚の雰囲気は残っている。信号「坪川」を右折すると「道の駅ウェブパークなめりかわ」隣接する「ほたるいかミュージアム」を見せていただく。
「道の駅ウェブパークなめりかわ」
昼食を食べたいと二階のレストランに行くと営業時間は11時から。一旦JR滑川駅に行くが食事場所がなく、西側にあるショッピングセンター「エール」のラーメン越中で辛いカレー&わんたんラーメンセットを食べた。
JR駅に戻って、市内に二ヶ所芭蕉句碑があることを知り、神明山徳城寺に出かけた。中央公園の北西にある敷地のほとんどが保育園という寺だ。工事中で大きなクレーン車が動いている中をかいくぐって、ガラス張りの句碑を見学。「早稲の香や・・」の句で、宝暦13年(1763年)、俳人川瀬地十が芭蕉70年忌に翁を顕彰するために建立した。もともと北陸街道に在ったが、明治13年にここに移転した。芭蕉が元禄2年(1689年)7月13日(陽暦8月27日)に滑川に着き、旅籠屋の川瀬屋に泊まったと推測される。
神明山徳城寺の芭蕉句碑
芭蕉は市振から滑川までの8里10町48間を1日で歩行している。渡った川が10ヶ所、そのほとんどが徒歩という。対して私は1.5日もかかっている。しかもアスファルトで整備された道をだ。江戸時代人の健脚、精神力にはほとほと脱帽である。
第41回奥の細道を歩く 米山~鵜の浜温泉~直江津・高田~名立
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/archive/c35389-1
第42回奥の細道を歩く 名立~糸魚川~親不知~市振
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/archive/c35389-1
冷え性対策に「遠赤外線 田口式健康サポーター」http://www.a-spa.co.jp/taguti/
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/ エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
yuki999さん わかまろさん ryonさん 吟遊詩人41さん shinさん ご訪問とnice!をありがとうございます。
by hide-m (2009-06-06 17:21)
この度はご来訪&nice!ありがとうございました。
温泉のブログなんですね。また来ます。
by ベス (2009-06-06 20:01)
hide-mさんこんばんは!
魚津、滑川、懐かしいです、10年位前富山、新潟しょちゅういってました。
幻の瀧はしりませんでしたが、幻の赤い酒ってご存知です?
新潟ですが、とてもおいしかった記憶があります、いい温泉につかり、おいしいお酒、うらやましいです。
by masa (2009-06-06 21:01)
ベス さん 是非またいらしてください。
masa さん ご訪問をありがとうございます。幻の赤いお酒は、ラジオ番組の通販で知り、一度賞味したことがあります。ほんと・・・新潟は銘酒が多いとおもいます。お酒はその土地の水とお米と杜氏の技と気候?で造られるようで、味の違いがまた魅力ですね。
by hide-m (2009-06-09 21:43)
ももこさん Qooさん ご来訪&nice!ありがとうございました。
by hide-m (2009-06-11 21:38)