千葉・佐倉温泉湯ぱらだいす、佐倉順天堂記念館、国立歴史博物館に行く! [温泉マニア]
千葉・佐倉温泉、佐倉順天堂記念館、国立歴史博物館に行く!
国立歴史民族博物館の裏「姥が池」
江戸時代から、「西の長崎、東の佐倉」と呼ばれ、蘭学のメッカといわれていたと最近知った。3年前から湧出した佐倉温泉が駅の近くにあるというのがきっかけで、4月23日に出かけた。「佐倉温泉ホテル 湯ぱらだいす」は2000年の開業で、スタジオ・ジム・プール、大衆劇場もあるせいで、入浴料が1750円と一風呂浴びるだけでは高いが、午前8時前までの朝風呂だと500円というので、朝風呂に挑戦してみた。
自宅の近くのJR青梅線青梅駅を午前4時35分発、立川、秋葉原、千葉で乗り換えて成田線佐倉駅に着いたのが、午前7時26分。駅北口から線路に沿って北へ行くと、高層マンションに並ぶ「佐倉温泉ホテル 湯ぱらだいす」(私の温泉巡浴1235湯目の温泉)入浴料を支払って、5階の浴室へ向かう。
安い朝風呂タイムのせいか、すでに清掃が始まっていた。内風呂はサウナ、打たせ湯、石造り湯船、古代檜造り湯船がある。露天風呂は清掃中のため、入れなかった。湯の泉質が凄い!ナトリウムと塩素が強烈な濃度で含まれている。源泉は33.3度のナトリウム-塩化物強塩泉で、1リットル中にナトリウムが11,720ミリリットル、カリウム398、カルシウム299.7、マグネシウム356、塩素イオンは18,700。切り傷、やけど、慢性皮膚病、冷え性に効果が強そうだ。
朝食は駅構内下にうどん屋があったが、タバコの煙がむんむんであきらめ、駅前を左手に行ったところに「喫茶コロラド」を見つけた。ここはオムレツなどのメニューが評判のところで、ハムサンドにコーヒーも美味しかった。お昼もここで食べることとなる。
食事もおいしい「喫茶コロラド」
まずは佐倉城跡公園に向う途中の武家屋敷に行く。坂道を登りきったところに「旧河原家住宅」「旧但馬家住宅」「旧武居家住宅」の3軒の武家屋敷。畳と障子と縁側の風通しの良簡素な造りに感動。
さらに坂道を登り、くらしの植物園から姥が池を抜けて国立歴史民族博物館の裏側に着く。
国立歴史民族博物館正門
何度か観光バスで来たことがあるが、今度は1時間30分かけて前半の第一から第三を中心にじっくり見た。才一展示入り口の縄文ビーナスは4,200年前のもの。
6,000年前から漆塗りの技術があったことに驚き。平城宮に運ばれた上級・下級武士の食事内容に目を留めた。
上級武士のメニューは、ひじき煮物、栗・しい・ひしの実、枝豆、里芋、子みかん、白い強めし、あわびのうに和え、わかめの汁、鮎の塩焼き、鹿肉の膾(なます)。下級武士はひじきの煮物、塩、玄米の飯。「現代人も真っ青の食事だ。どの程度の地位の上級武士の食事か?同時代の庶民はどんな食事なのか?」と質問したが、わからないとの返事。第二展示は印刷文化に興味。第三展示で寛政9年1797年刊の東海道名所絵図、19世紀初編の東海道中膝栗毛を見た。
博物館からさらに歩いて佐倉順天堂記念館へ。
1843年江戸に活躍していた蘭学医佐藤泰然を佐倉藩主堀田正睦を呼び寄せた。順天堂の塾、診療所としてこの順天堂が活躍の舞台となった。記念館内の安政元年1854年に残された「療治定」治療の方法別の料金表が目を引く。白内障や乳がん手術がこの頃すでに実現していたのは驚きだ。
江戸時代の手術道具も展示。この後、ゆうゆうの里(老人ホームか)の奥にある旧堀田邸に行く。最後の佐倉藩主堀田正倫の邸宅。明治23年の建設。広い庭園も整備されて美しい。
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国立歴史民族博物館の裏「姥が池」
江戸時代から、「西の長崎、東の佐倉」と呼ばれ、蘭学のメッカといわれていたと最近知った。3年前から湧出した佐倉温泉が駅の近くにあるというのがきっかけで、4月23日に出かけた。「佐倉温泉ホテル 湯ぱらだいす」は2000年の開業で、スタジオ・ジム・プール、大衆劇場もあるせいで、入浴料が1750円と一風呂浴びるだけでは高いが、午前8時前までの朝風呂だと500円というので、朝風呂に挑戦してみた。
自宅の近くのJR青梅線青梅駅を午前4時35分発、立川、秋葉原、千葉で乗り換えて成田線佐倉駅に着いたのが、午前7時26分。駅北口から線路に沿って北へ行くと、高層マンションに並ぶ「佐倉温泉ホテル 湯ぱらだいす」(私の温泉巡浴1235湯目の温泉)入浴料を支払って、5階の浴室へ向かう。
安い朝風呂タイムのせいか、すでに清掃が始まっていた。内風呂はサウナ、打たせ湯、石造り湯船、古代檜造り湯船がある。露天風呂は清掃中のため、入れなかった。湯の泉質が凄い!ナトリウムと塩素が強烈な濃度で含まれている。源泉は33.3度のナトリウム-塩化物強塩泉で、1リットル中にナトリウムが11,720ミリリットル、カリウム398、カルシウム299.7、マグネシウム356、塩素イオンは18,700。切り傷、やけど、慢性皮膚病、冷え性に効果が強そうだ。
朝食は駅構内下にうどん屋があったが、タバコの煙がむんむんであきらめ、駅前を左手に行ったところに「喫茶コロラド」を見つけた。ここはオムレツなどのメニューが評判のところで、ハムサンドにコーヒーも美味しかった。お昼もここで食べることとなる。
食事もおいしい「喫茶コロラド」
まずは佐倉城跡公園に向う途中の武家屋敷に行く。坂道を登りきったところに「旧河原家住宅」「旧但馬家住宅」「旧武居家住宅」の3軒の武家屋敷。畳と障子と縁側の風通しの良簡素な造りに感動。
さらに坂道を登り、くらしの植物園から姥が池を抜けて国立歴史民族博物館の裏側に着く。
国立歴史民族博物館正門
何度か観光バスで来たことがあるが、今度は1時間30分かけて前半の第一から第三を中心にじっくり見た。才一展示入り口の縄文ビーナスは4,200年前のもの。
6,000年前から漆塗りの技術があったことに驚き。平城宮に運ばれた上級・下級武士の食事内容に目を留めた。
上級武士のメニューは、ひじき煮物、栗・しい・ひしの実、枝豆、里芋、子みかん、白い強めし、あわびのうに和え、わかめの汁、鮎の塩焼き、鹿肉の膾(なます)。下級武士はひじきの煮物、塩、玄米の飯。「現代人も真っ青の食事だ。どの程度の地位の上級武士の食事か?同時代の庶民はどんな食事なのか?」と質問したが、わからないとの返事。第二展示は印刷文化に興味。第三展示で寛政9年1797年刊の東海道名所絵図、19世紀初編の東海道中膝栗毛を見た。
博物館からさらに歩いて佐倉順天堂記念館へ。
1843年江戸に活躍していた蘭学医佐藤泰然を佐倉藩主堀田正睦を呼び寄せた。順天堂の塾、診療所としてこの順天堂が活躍の舞台となった。記念館内の安政元年1854年に残された「療治定」治療の方法別の料金表が目を引く。白内障や乳がん手術がこの頃すでに実現していたのは驚きだ。
江戸時代の手術道具も展示。この後、ゆうゆうの里(老人ホームか)の奥にある旧堀田邸に行く。最後の佐倉藩主堀田正倫の邸宅。明治23年の建設。広い庭園も整備されて美しい。
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佐倉市と同じ千葉県に住んでいますが、温泉のことは知らなかったので
新しい発見です。
by Pace (2008-04-26 22:20)
takagakiさん Paceさん yosshiさんご訪問をありがとうございます。
Paceさん 地下1500~2000mも掘る技術があるので、千葉でも温泉が増えているようですね。
by hide-m (2008-04-27 08:14)