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添乗奇談快談16. 病院の職場旅行の宴会で看護婦さんが肌もあらわな痴話げんか! [添乗奇談快談]

添乗奇談快談 16. 病院の職場旅行の宴会で看護婦さんが肌もあらわな痴話げんか!

かなり前の話だが、長野県松本市の近郊にある浅間温泉によく添乗で行った。浅間温泉は標高670mの高原にある歴史ある温泉地で、日本最古の松本城、明治9年に建てられた日本最古の旧開智学校、地美ヶ原高原、美鈴湖や北アルプスが眺望できる温泉地として人気があった。日本アルプスの父として知られる英国人宣教師ウォルターウエストンは、明治21年から大正4年にかけて北アルプスを登り世界に北アルプスを紹介した。彼から名をとったウエストンホテルは、高台の眺望のよいホテルで料理と従業員のサービスに定評があった。

あるとき訪ねると、なじみのフロントマンS氏が、「いや~昨日、宴会ですごかったですよ。病院の職場旅行でほとんどが看護婦さんの宴会でしたが、途中で痴話げんかですよ。看護婦さん二人が取っ組み合いで、浴衣がはだけて肌もあらわなすごい醜態でした。『よくも私の先生を盗んだわね!』とみんなが見ている中、叫んでいました。女の男をめぐる奪い合いはすごいですね!」と顔を高潮させて言う。 宴会場でかんか.jpg 私も病院の職場旅行は経験しているが、そんな場面はまだ見たことがなかった。そういえば私の場合はほとんど市立か公営の病院だった。民間の病院がすごいということだろうか。

宴会が盛り上がったころ、突然「ガラガラ ガチャン!」とお膳がひっくり返る音が響く!男性が多い職場の職員旅行での一場面である。「俺は前からお前が気に食わなかったんだ!・・・。」と怒りをまくし立てる。この職場の係長が酔いに任せて、上司である課長に食って掛かっているのだ。添乗員の私は、すぐに係長に親しい人を探し、とにかくなだめてもらう作戦を取り、とりあえず二人を引き離す。昔はこうした場面が珍しくなかった。

ウエストンホテルは昭和39年に開業して以来、浅間温泉の代表的なホテルとして評価されてきたが、平成18年11月15日に営業を休止した。庶民的な雰囲気で、料金の割には、とても料理がよく、好んで利用してきただけにとても残念である。

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