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ビザ取得のための季節労働と共同生活 [海外のはなし]

「オーストラリアへ来て早11ヶ月。28歳にして初めての海外留学は想像以上に厳しい状況で、もっと若い頃に来ていればと何度思ったことか…。」と始まったオーストラリア語学留学もブリスベンからゴールドコースト、ケアンズに移動して10月07日記に続くkaoruの現地レポートです。

 バナナ農園で働き始めて2ヶ月半が経ち、時給が30¢(約30円)上がった。季節労働は都市のレストランで働くよりも時給が高い。と言っても、英会話がネイティブ並みに堪能だったら何処で働いても地元オーストラリア人と同じ時給で雇ってはもらえるが…。英語が話せないアジア人は時給がとても安く待遇が悪いので、お金を稼ぐために季節労働を好んでやる人がたくさんいる。


 私のバナナ農園での初めの時給は$16.6(約1,660円)。その内、ワーキングホリデービザを持っている人は30%の税金を国に納める義務がある。その30%がかなり痛い…。ちなみにシドニー・ブリスベン等の都市で働く場合、この季節労働の半額くらいの時給と聞いている。

 お金も稼げて2年目のビザも取得できるため一石二鳥だと思うかもしれないが、バナナと一緒にカエル・ゴキブリ・クモ、時にはヘビまで流れてくるバナナ農園での今の仕事は、虫嫌いの私にとって過酷で長い長い3ヶ月間である。

 あと2週間で過酷なバナナ農園の仕事も終わり、古巣ゴールドコーストへ帰れると思ってからの1日1日がとても長く感じる。先日、同室のカップルの女性側とエアコンの温度について夜中に口論をした。彼らはドイツ人男性と台湾人女性の25歳のカップルで、ここ2ヶ月間ホテルの同じ部屋で生活を共にしている。

 当初より共同で使用する部屋やバスルームの使い方が汚く、他人に対する気遣いというものが微塵も感じられないので不満もたくさんあったが、共同生活とはそういうものだと思い多くを我慢してきた。だが、先日は部屋が冷蔵庫のように寒く「エアコンを止めて扇風機を使って欲しい」とお願いをしたのだが、答えは「NO!」。始めからケンカ腰に言われたのでこちらも腹が立ち大喧嘩。国によって平均気温も違うので人それぞれ体感気温が違うのはわかってはいるものの寒過ぎた…。

 正直共同生活がここまで神経を磨り減らすものだとは思ってもいなかった。もう少し自分の性格が鈍感であればよかったとさえ思う。

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旅と温泉の相談室http://www.a-spa.co.jp/
療養・湯治の温泉宿http://www.a-spa.co.jp/totugeki/index.ht


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