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三多摩演劇を観る会 「萩の咲く頃」運営サークル委員の取り組み2017年7月18日~ [東京・青梅周辺]

三多摩演劇を観る会 「萩の咲く頃」運営サークル委員の取り組み2017年7月18日~
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「萩の咲くころ」の宣伝チラシ

 演劇を観る会の鑑賞会は、自分たちで会費を持ち寄り、自分たちで運営する会です。鑑賞演劇を選ぶ、会員を集めて適切な運営をする、演劇という文化を守り、次世代に引き継ぐことを目標にしています。年に一度、末端の組織であるサークルは、運営に直接携わる担当となります。私が属する青梅の「翼102」は会員が6名の小さなサークルです。
 妻に誘われてもう2年、これまでは言われるままに鑑賞だけをしていましたが、「もうあなたが一人前に動いてください!」と申し渡され、運営サークルに出席することになりました。
 2017年7月18日(火)は、第一回サークル会議。次年度の2019年度に予定されている6個の演目の紹介を受けて、末端のサークルに持ち帰り、それでよいか否かの賛否を決めることに。ここで私は、機関紙担当になりました。
 2017年7月25日(火)機関紙担当会議。運営委員の方を含め6名で打ち合わせです。9月29日に上演される「萩の咲く頃」の8ページ建ての機関紙(表紙№252)の制作打ち合わせです。ここで私は2・3ページに当たる「萩咲く頃に」のストーリーと配役紹介の原稿を受け持ちました。参考資料と「台本」をお借りしました。

 2017年7月26日、午後5時に起き、1時間前日お借りした「萩咲く頃に」の台本を気を入れて読みました。2011年3月11日の東日本大震災を思わせる地震直後の澤田家の緊迫した場面から始まります。2年半をえた主婦咲子と娘の千明が語る場面から、父芳雄が製材所に勤め大学進学をあきらめ、息子に大学進学を執拗に強要していたこと、息子の正樹の引きこもり、震災でおじいさんが亡くなったことなどの回想場面が出てきます。
 第二章の澤田家に大きな転機が訪れます。咲子が父と正樹を再会させようと千明と正樹を呼び出します。当日、正樹は被災地のボランティアで知り合う結婚した相手の直子を連れて来て、外で待たせます。しかも直子は、引きこもりの兄の直樹のせいで何かと嫌がらせを受けていたクラスの千明の同級生でした。
東日本大震災をきっかけに澤田家が激変。ある秋の彼岸、家族が再会することで、心に痛みを持つ意思疎通のなかった過去の思いがこの日に固い思い込みが一気にほどけるようになる。
学び働くこと、学歴偏重社会や、親子関係や家族の幸せ、人としてどう生きるか・・・など。誰もが考えずにはいられないにも関わらず、流れに身をまかせ本気で解決しようとしていない現代の課題を浮き彫りにしています。
 台本の第二章の途中から、涙がぽろぽろ出て止まりません。親が子を思う、子が親を思う、だが、その思いはすれ違い、釦のかけ違いのように引き離れて仕舞うこともあります。我が家でも思い当たることもあり、感動的な台本読みでした。

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