東京の学問の神様・亀戸天神と香取神社・勝運商店街、楽天地温泉へ行く! [東京・青梅周辺]
東京の学問の神様・亀戸天神と香取神社・勝運商店街、楽天地温泉へ行く!
学問の神様・東京の亀戸天神
東京スカイツリー展望の地として、学問の神様・亀戸天神や近くの香取神社・「勝運」商店街が脚光を浴びているらしい。浅草からも東京スカイツリーが見えるが、「もっと近くから見たい!」という人にお勧めのコースだ。2011年6月5日午前8時45分、JR亀戸駅から徒歩5分の亀戸香取神社「勝運」商店街の入り口に立った。
亀戸駅北口から直進「亀戸4丁目」信号を左折する
香取神社入り口・「勝運」レトロ商店街
昭和レトロ風店舗が並ぶ
商店街にたなびく幟
蔵前橋通りから約200m先正面に香取神社の鳥居が見える。香取神社は665年、藤原鎌足が東国に下向の折、旅の安泰を祈願して神徳を仰いだのが起源。その後、武運の神様として有名になったことから、「スポーツ振興の神」として賑わいを見せた。
参道にいたる商店街は、江東区で最古の商店街。数年前から、長い不景気の影響で空き店舗が目立ち、2008年「観光レトロ商店街モデル事業」公募に応じて約2億6千万円の事業(地元商店街は5分の一負担)が開始した。今年から「昭和30年代の商店街」を目指し商店や看板のレトロ風改装が始まっていた。近く、電柱の地下化も具体化していたが、東日本大震災でしばらく頓挫しそうだという。入り口近くの「「すみれ緑花園」の女将さんに聞いて、「勝運ひろば」(観光案内&休憩所)を事務局の山長(和菓子&甘味処)の女将さんに鍵を開けていただき見せていただいた。商店街の会長は、味噌専門店「みその丸定」で味噌ソムリエの名物女将が有名。商店街のところどころに黒い屋台リヤカーが置かれて情緒をかもし出している。
香取神社鳥居・参道には紫陽花が・・・
香取神社の参道には桜と紫陽花が並ぶ。勝運を求める男女がお参りか散策か?本殿の右手手前に亀戸七福神の恵比寿様と大黒様が鎮座し、その御体に柄杓で参詣者の痛い部所を見立てて亀井戸の清水をかけ清めている。口に含むと鉄分が強く鉄味がある。亀井戸には「若水や 福も汲み上げ 亀が井戸」の標語。境内には「亀戸大根之碑」もある。
香取神社本殿
本殿脇には、恵比寿様と大黒様が鎮座
亀戸天神への途中、パン屋「パルファンキムラヤ」の前に「亀パンセット」(460円)が目を引いた。親亀に子亀が乗ったパンでかわいらしい。
パン屋「パルファンキムラヤ」の前に「亀パンセット」
亀戸天神というと、文化2年(1805年)創業の老舗・くず餅の「船橋屋」が有名。本店に入り、香ばしい黄粉と黒糖蜜を絡めたくず餅(一皿530円)を賞味。休憩所の壁に吉川英治筆の看板が掲げられている。昭和29年、大書をほとんど書かなかった吉川英治に揮毫を頼んだものだという。吉川英治記念館を持つ地元・青梅在住の私としては、意外な発見だった。終戦の戦災で建物など殆どを消失し、明治中期頃の瓦屋根建築の本店の写真が残るのみ。
文化2年(1805年)創業の老舗・くず餅の「船橋屋」
くず餅を賞味
喫茶ルームに吉川英治筆の看板
亀戸天神の太鼓橋から、東京スカイツリーをまじかに見ることができる。池には数百?の亀・かめ・カメ・・・。流石に亀戸天神だ。正保3年(1646年)菅原道真の末裔・菅原大鳥居信祐公が九州の太宰府天満宮から勧請した神社。学問の神様として信仰を集めている。鳥居をくぐった右に芭蕉ゆかりの「句碑」がある。200年前の享和2年(1802年)2月25日に松尾芭蕉の門下の人たちが建立した。「しばらくは花の上なり月夜哉」私の拙句「太鼓橋亀も見上げる夏木立」
亀戸天神の太鼓橋
亀戸天神本殿
絵馬
祈願絵馬が鈴なり
東京スカイツリーも見える
萩寺で知られる慈雲山無量院龍眼寺に立ち寄る。寺の湧き水で目を洗うと眼病が治るという眼病平癒の観世音として信仰を集めた。入り口正面左に、榎本其角、右には松尾芭蕉の句「濡れてゆく人もおかしや雨の萩」萩は江戸時代初期頃から植栽されたという。亀戸七福神の布袋様を祀っている。
萩寺で知られる慈雲山無量院龍眼寺正面入り口
龍眼寺本堂
芭蕉句碑「濡れてゆく人もおかしや雨の萩」
錦糸町の楽天地温泉「楽天地スパ」には、30年前の1981年7月に入浴(私の温泉巡浴242ヶ所目)したことがある。昔はもっと広い温泉浴場だったと記憶している。地下650mから湧出したナトリウムー塩化物冷鉱泉で加温・循環・塩素殺菌をしている。ビルの9階フロアで浴室が狭くなった分、リラクゼーションスペースや展望レストランが完備。リラクゼーションペースには館内着のままテレビ付きリクライニングチェアで休憩できる。新聞や週刊誌も置いている。浴室では500円で上半身と洗髪を流す「お背中流し」サービスが健在。よもぎスチームサウナやボナサームサウナ、38度位の高度人口炭酸泉浴槽もある。源泉の浴槽は、茶褐色でつるつる感がある。一般入浴券は2,300円、60分入浴コースの入浴券は1,200円。神経痛、筋肉痛、肩こり、関節痛などに効能が期待できる。
楽天地入り口
9階フロアの玄関口
更衣室
大浴場(チラシの写真提供)
源泉浴槽の注ぎ口(チラシの写真提供)
リクライニングチェアペース(チラシの写真提供)
浅草の古書店を訪ねて、前川千帆著「版画浴泉譜」を求めた。事前に電話をすると「書庫に探しに行かなくてはならないので・・・」と当初は渋っていたが、用意してくれていた。3,000円と安いだけあって、全体にぽつぽつと小さく焼けているところがある。でも温泉場の版画絵を楽しむには十分だ。
前川千帆著「版画浴泉譜」
裏表紙
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
まつの家の温泉尽くしの1日http://www.a-spa.co.jp/matunoke/index.html
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
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学問の神様・東京の亀戸天神
東京スカイツリー展望の地として、学問の神様・亀戸天神や近くの香取神社・「勝運」商店街が脚光を浴びているらしい。浅草からも東京スカイツリーが見えるが、「もっと近くから見たい!」という人にお勧めのコースだ。2011年6月5日午前8時45分、JR亀戸駅から徒歩5分の亀戸香取神社「勝運」商店街の入り口に立った。
亀戸駅北口から直進「亀戸4丁目」信号を左折する
香取神社入り口・「勝運」レトロ商店街
昭和レトロ風店舗が並ぶ
商店街にたなびく幟
蔵前橋通りから約200m先正面に香取神社の鳥居が見える。香取神社は665年、藤原鎌足が東国に下向の折、旅の安泰を祈願して神徳を仰いだのが起源。その後、武運の神様として有名になったことから、「スポーツ振興の神」として賑わいを見せた。
参道にいたる商店街は、江東区で最古の商店街。数年前から、長い不景気の影響で空き店舗が目立ち、2008年「観光レトロ商店街モデル事業」公募に応じて約2億6千万円の事業(地元商店街は5分の一負担)が開始した。今年から「昭和30年代の商店街」を目指し商店や看板のレトロ風改装が始まっていた。近く、電柱の地下化も具体化していたが、東日本大震災でしばらく頓挫しそうだという。入り口近くの「「すみれ緑花園」の女将さんに聞いて、「勝運ひろば」(観光案内&休憩所)を事務局の山長(和菓子&甘味処)の女将さんに鍵を開けていただき見せていただいた。商店街の会長は、味噌専門店「みその丸定」で味噌ソムリエの名物女将が有名。商店街のところどころに黒い屋台リヤカーが置かれて情緒をかもし出している。
香取神社鳥居・参道には紫陽花が・・・
香取神社の参道には桜と紫陽花が並ぶ。勝運を求める男女がお参りか散策か?本殿の右手手前に亀戸七福神の恵比寿様と大黒様が鎮座し、その御体に柄杓で参詣者の痛い部所を見立てて亀井戸の清水をかけ清めている。口に含むと鉄分が強く鉄味がある。亀井戸には「若水や 福も汲み上げ 亀が井戸」の標語。境内には「亀戸大根之碑」もある。
香取神社本殿
本殿脇には、恵比寿様と大黒様が鎮座
亀戸天神への途中、パン屋「パルファンキムラヤ」の前に「亀パンセット」(460円)が目を引いた。親亀に子亀が乗ったパンでかわいらしい。
パン屋「パルファンキムラヤ」の前に「亀パンセット」
亀戸天神というと、文化2年(1805年)創業の老舗・くず餅の「船橋屋」が有名。本店に入り、香ばしい黄粉と黒糖蜜を絡めたくず餅(一皿530円)を賞味。休憩所の壁に吉川英治筆の看板が掲げられている。昭和29年、大書をほとんど書かなかった吉川英治に揮毫を頼んだものだという。吉川英治記念館を持つ地元・青梅在住の私としては、意外な発見だった。終戦の戦災で建物など殆どを消失し、明治中期頃の瓦屋根建築の本店の写真が残るのみ。
文化2年(1805年)創業の老舗・くず餅の「船橋屋」
くず餅を賞味
喫茶ルームに吉川英治筆の看板
亀戸天神の太鼓橋から、東京スカイツリーをまじかに見ることができる。池には数百?の亀・かめ・カメ・・・。流石に亀戸天神だ。正保3年(1646年)菅原道真の末裔・菅原大鳥居信祐公が九州の太宰府天満宮から勧請した神社。学問の神様として信仰を集めている。鳥居をくぐった右に芭蕉ゆかりの「句碑」がある。200年前の享和2年(1802年)2月25日に松尾芭蕉の門下の人たちが建立した。「しばらくは花の上なり月夜哉」私の拙句「太鼓橋亀も見上げる夏木立」
亀戸天神の太鼓橋
亀戸天神本殿
絵馬
祈願絵馬が鈴なり
東京スカイツリーも見える
萩寺で知られる慈雲山無量院龍眼寺に立ち寄る。寺の湧き水で目を洗うと眼病が治るという眼病平癒の観世音として信仰を集めた。入り口正面左に、榎本其角、右には松尾芭蕉の句「濡れてゆく人もおかしや雨の萩」萩は江戸時代初期頃から植栽されたという。亀戸七福神の布袋様を祀っている。
萩寺で知られる慈雲山無量院龍眼寺正面入り口
龍眼寺本堂
芭蕉句碑「濡れてゆく人もおかしや雨の萩」
錦糸町の楽天地温泉「楽天地スパ」には、30年前の1981年7月に入浴(私の温泉巡浴242ヶ所目)したことがある。昔はもっと広い温泉浴場だったと記憶している。地下650mから湧出したナトリウムー塩化物冷鉱泉で加温・循環・塩素殺菌をしている。ビルの9階フロアで浴室が狭くなった分、リラクゼーションスペースや展望レストランが完備。リラクゼーションペースには館内着のままテレビ付きリクライニングチェアで休憩できる。新聞や週刊誌も置いている。浴室では500円で上半身と洗髪を流す「お背中流し」サービスが健在。よもぎスチームサウナやボナサームサウナ、38度位の高度人口炭酸泉浴槽もある。源泉の浴槽は、茶褐色でつるつる感がある。一般入浴券は2,300円、60分入浴コースの入浴券は1,200円。神経痛、筋肉痛、肩こり、関節痛などに効能が期待できる。
楽天地入り口
9階フロアの玄関口
更衣室
大浴場(チラシの写真提供)
源泉浴槽の注ぎ口(チラシの写真提供)
リクライニングチェアペース(チラシの写真提供)
浅草の古書店を訪ねて、前川千帆著「版画浴泉譜」を求めた。事前に電話をすると「書庫に探しに行かなくてはならないので・・・」と当初は渋っていたが、用意してくれていた。3,000円と安いだけあって、全体にぽつぽつと小さく焼けているところがある。でも温泉場の版画絵を楽しむには十分だ。
前川千帆著「版画浴泉譜」
裏表紙
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
まつの家の温泉尽くしの1日http://www.a-spa.co.jp/matunoke/index.html
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅 http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
冷え性対策に!田口式健康サポーターhttp://www.a-spa.co.jp/taguti/
温泉グッズ 譲ります、譲ってください。http://www.a-spa.co.jp/mania/index.html
niceありがとうございます
by jun-ar (2011-06-09 07:09)
こんにちは。初めまして。
お越しくださってありがとうございました。
スカイツイリー、色々なところから眺めることができますよね^^
by kuwachan (2011-06-09 12:41)
スカイツリーとうとう完成しましたね。
古風な建物の陰からそびえたつ風景は不思議な感じです。
亀パンがかわいいですね♪
by きょん (2011-06-12 17:21)