アイデアいっぱいの戸越銀座散策とリニューアル戸越銀座温泉に行く！ 2,010年8月2日 [温泉巡浴]
戸越銀座散策と戸越銀座温泉に行く！ 2,010年8月2日
戸越銀座温泉 浴室の入浴しながら見られる富士山ペンキ絵
雑誌でリニューアルなった「戸越銀座温泉」の話題をみて、早速行ってみることにした。朝食から戸越銀座で食べてみようと青梅の自宅を6時15分にでる。通勤時間帯で列車は混雑してはいたが、思ったほどではない。夏休みをとっている人が多いのか？JR五反田駅で東急池上線に乗り換え、戸越銀座駅で降りる。8時5分。銀座通りを西側へ向かって歩く。朝食はCAFFE VELOCE（カフェ ベローチェ」シャノアールのチェーン店だ。ミックスサンドとブレンドコーヒーで新聞を読みながら、ゆったりと過ごす。店内は広く、カウンターも広い。厨房での皿洗いの扱いが乱暴で、騒音がひどい！憩いの場所なのだから、もっと気を使ってほしいものだ。
さて、歴史的な史跡を求めて、八幡神社へ向かう。唐揚げ専門店「とりあん」や炭火焼「とんたん」を右折すると右手に「戸越銀座温泉」の真新しい建物が見える。直進し、だんごや「たかの」さんで、戸越銀座の商店街地図をいただいた。右手にある大東京信用組合を右折して、300ｍほどにある宮前商店街のコンビニ「スリーエフ」を左折すると八幡神社。正面から入り直す。地元のおじさんが通行中に立ち止まり、姿勢正しく一礼をしてから通り過ぎた。自転車乗りの30才代のお母さんが参拝をしていった。地元の人たちの信仰心をかいま見る。正面の鳥居は両隣の2～3階建ての住宅に囲まれて、肩身の狭い感じで立つ。
戸越銀座 15時からは歩行者天国になる。
パン屋さんには、こんな商品もある？
両側の住宅に挟まれて、窮屈そうな八幡神社の鳥居
八幡神社の参道
大永6年（1,526年）村内藪清水の池中から出現した御神像を行永法師が草庵に奉安し、山城の国（京都）石清水男山八幡宮の御分霊を励請して祀った。古歌に「江戸越えて 清水の上の成就庵 ねがいの糸のとけぬ日はなし」は戸越の名の起源だとか。本殿の前に「さし石」が二個ある。薄く二十八、三十六の数字が見える。これは昔力比べに大石を持ち上げたときの石で数字は「貫目」で一貫は3,750グラムで、105や135㎏の石を素手で持ち上げていたのか？。本殿直近の石造り狛犬は、延享3年（1,747年）村人がお金を集めて奉納したもの。区内で最古の狛犬とか。本殿内部には古い絵馬が飾られている。安政5年（1,857年）から大正5年（1,916年）のもの。
本殿前にある「さし石」
戸越の名の由来の古歌の紹介
八幡神社本殿
本殿前の区最古の狛犬
拝後に戸越公園へ向かう。寛文2年（1,662年）に細川越中守重利の下屋敷としてこの地に拝領。11年（1,671年）、武家屋敷と庭園を戸越屋敷として整備。天明4年（1,784年）松平雲州公の屋敷となり、さらに松平隠岐守の手に渡った。公園内を散策し、薬医門だった正門を撮影し、椚の林の下のベンチでしばし休憩、句を詠む。「小枝はみ 遊べや鳩の 残暑かな」「水浴びる 声に負けじと 蝉時雨」「憩い場や 蚊に気とられし 蝉時雨」
薬医門のある入り口
戸越公園
戸越銀座へ戻り、「戸越銀座お休み処」で休憩していると、真向かいの「パンのハリマヤ」の女将さんに魚のランチタイムのおいしい所として「大衆酒場 漁」を紹介していただいた。パンのハリマヤは、ご主人の曾祖父が神田で和菓子屋さんを始め、三代目。女将さんは、秋田出身。
パンのハリマヤ（この店の対面にお休み処がある）
「漁」には、850円のランチ料金で、お刺身や塩焼きなどの定食メニューが沢山あり、私はカウンターでお刺身ランチ。ご飯と味噌汁はお変わり自由。刺身は生きがよく美味。大根とミョウガ、ネギの味噌汁は、美味しいのでお替り。目の前に「品川縣麦酒」をいただく。日本最古の「エド酵母」復刻ビールで製造元は、秋田県わらび座が造った「田沢湖ビール」を取り寄せたもの。330ミリリットルで550円。「漁」は11年前から、は橋爪浩一氏が戸越銀座で営業している。水曜日定休日、ランチタイムは、11時から14時まで。オーナーの橋爪浩一さんは、戸越銀座に店を出して11年目という。
居酒屋「漁」
「漁」前のメニュー看板
店内カウンター
オーナー橋爪浩一さんご夫婦
刺身定食
品川縣麦酒
「戸越銀座お休み処」や戸越銀座散策で時間調整。館内には、大きな空き缶回収機があり、時々近所の方が沢山の空き缶を袋に入れて持参し、空き缶機に放り投げている。事前に渡されたポイントカードに500ポイントがたまると500円の品川区共通商品券と交換できるというシステムだ。エコサイクル意識を高めて、お買い物券をゲットできるという素敵なアイデアだ。「お休み処」は、1999年11月に空き店舗対策の一環として、年齢を超えた地域住民と商店街を結ぶコミュニケーションの場として始められた。インターネットも無料で利用でき、35度はあるかという酷暑の中でエアコンに守られての休憩は、実に涼しくくつろげるありがたいお休み処であった。
戸越銀座お休み処
内部には、大きな「空き缶回収機」がある。
さて、15時前から「戸越銀座温泉」前に並び、ドアが開くと脱兎のごとく、2階の浴室へ。誰も居ないうちに写真を撮影するためだ。2階は男女別浴室、さらに3階には湯船の縁が檜造りの3.5ｍ×3.5ｍの半露天風呂がある。ここは透明の湯で人工的に作った炭酸泉らしい。大浴場は3ｍ×7ｍの20.9度の黒湯冷泉を加温したナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉。かなり濃い湯で、5ｃｍも深いと見えないほどで、昔はもっと薄かったという。黒湯は肌にすべすべ感がとても強い。黒湯は40年前から先代（中寺正二氏）によって毎分22リットル湧出していたが、当時、黒湯は汚れていると嫌われたので、黒湯は銭湯に使用しなかった。3年前にリニューアル時に黒湯と人工的な軟水炭酸泉風呂をそろえ、「中の湯」から「戸越銀座温泉」と名も生まれ変わった。今では温泉（黒湯）効果が高く、遠く区外から見える利用者が増えたという。戸越銀座温泉の目玉は、富士山のペンキ絵だ。従来、浴槽の壁側に書かれていたが、入浴しながら見えるようにと浴槽のある反対側に富士山の絵を描いた。今日の男性用には、東京で3人しか居ないペンキ絵師中島盛夫氏の描く正統派富士山、女性用には現代美術作家による富士山。入浴料は450円、別料金でコンフォートサウナ、ガス遠赤外線サウナや「こだわりメニュー」が自慢の食事処もある。15時～25時までの営業で、日曜日は8時～12時まで、定休日は金曜日。全館禁煙で、スロープ、エレベーター等バリアフリー完備の「過去と未来をつなぐ日常銭湯」を目指している。
戸越銀座温泉
戸越銀座温泉入り口
ロビー
2階の更衣室
2階の内湯浴室
3階の半露天風呂
2階の内湯浴室にあるペンキ絵富士山
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
冷え性対策に！田口式健康サポーター
http://www.a-spa.co.jp/taguti/
戸越銀座温泉 浴室の入浴しながら見られる富士山ペンキ絵
雑誌でリニューアルなった「戸越銀座温泉」の話題をみて、早速行ってみることにした。朝食から戸越銀座で食べてみようと青梅の自宅を6時15分にでる。通勤時間帯で列車は混雑してはいたが、思ったほどではない。夏休みをとっている人が多いのか？JR五反田駅で東急池上線に乗り換え、戸越銀座駅で降りる。8時5分。銀座通りを西側へ向かって歩く。朝食はCAFFE VELOCE（カフェ ベローチェ」シャノアールのチェーン店だ。ミックスサンドとブレンドコーヒーで新聞を読みながら、ゆったりと過ごす。店内は広く、カウンターも広い。厨房での皿洗いの扱いが乱暴で、騒音がひどい！憩いの場所なのだから、もっと気を使ってほしいものだ。
さて、歴史的な史跡を求めて、八幡神社へ向かう。唐揚げ専門店「とりあん」や炭火焼「とんたん」を右折すると右手に「戸越銀座温泉」の真新しい建物が見える。直進し、だんごや「たかの」さんで、戸越銀座の商店街地図をいただいた。右手にある大東京信用組合を右折して、300ｍほどにある宮前商店街のコンビニ「スリーエフ」を左折すると八幡神社。正面から入り直す。地元のおじさんが通行中に立ち止まり、姿勢正しく一礼をしてから通り過ぎた。自転車乗りの30才代のお母さんが参拝をしていった。地元の人たちの信仰心をかいま見る。正面の鳥居は両隣の2～3階建ての住宅に囲まれて、肩身の狭い感じで立つ。
戸越銀座 15時からは歩行者天国になる。
パン屋さんには、こんな商品もある？
両側の住宅に挟まれて、窮屈そうな八幡神社の鳥居
八幡神社の参道
大永6年（1,526年）村内藪清水の池中から出現した御神像を行永法師が草庵に奉安し、山城の国（京都）石清水男山八幡宮の御分霊を励請して祀った。古歌に「江戸越えて 清水の上の成就庵 ねがいの糸のとけぬ日はなし」は戸越の名の起源だとか。本殿の前に「さし石」が二個ある。薄く二十八、三十六の数字が見える。これは昔力比べに大石を持ち上げたときの石で数字は「貫目」で一貫は3,750グラムで、105や135㎏の石を素手で持ち上げていたのか？。本殿直近の石造り狛犬は、延享3年（1,747年）村人がお金を集めて奉納したもの。区内で最古の狛犬とか。本殿内部には古い絵馬が飾られている。安政5年（1,857年）から大正5年（1,916年）のもの。
本殿前にある「さし石」
戸越の名の由来の古歌の紹介
八幡神社本殿
本殿前の区最古の狛犬
拝後に戸越公園へ向かう。寛文2年（1,662年）に細川越中守重利の下屋敷としてこの地に拝領。11年（1,671年）、武家屋敷と庭園を戸越屋敷として整備。天明4年（1,784年）松平雲州公の屋敷となり、さらに松平隠岐守の手に渡った。公園内を散策し、薬医門だった正門を撮影し、椚の林の下のベンチでしばし休憩、句を詠む。「小枝はみ 遊べや鳩の 残暑かな」「水浴びる 声に負けじと 蝉時雨」「憩い場や 蚊に気とられし 蝉時雨」
薬医門のある入り口
戸越公園
戸越銀座へ戻り、「戸越銀座お休み処」で休憩していると、真向かいの「パンのハリマヤ」の女将さんに魚のランチタイムのおいしい所として「大衆酒場 漁」を紹介していただいた。パンのハリマヤは、ご主人の曾祖父が神田で和菓子屋さんを始め、三代目。女将さんは、秋田出身。
パンのハリマヤ（この店の対面にお休み処がある）
「漁」には、850円のランチ料金で、お刺身や塩焼きなどの定食メニューが沢山あり、私はカウンターでお刺身ランチ。ご飯と味噌汁はお変わり自由。刺身は生きがよく美味。大根とミョウガ、ネギの味噌汁は、美味しいのでお替り。目の前に「品川縣麦酒」をいただく。日本最古の「エド酵母」復刻ビールで製造元は、秋田県わらび座が造った「田沢湖ビール」を取り寄せたもの。330ミリリットルで550円。「漁」は11年前から、は橋爪浩一氏が戸越銀座で営業している。水曜日定休日、ランチタイムは、11時から14時まで。オーナーの橋爪浩一さんは、戸越銀座に店を出して11年目という。
居酒屋「漁」
「漁」前のメニュー看板
店内カウンター
オーナー橋爪浩一さんご夫婦
刺身定食
品川縣麦酒
「戸越銀座お休み処」や戸越銀座散策で時間調整。館内には、大きな空き缶回収機があり、時々近所の方が沢山の空き缶を袋に入れて持参し、空き缶機に放り投げている。事前に渡されたポイントカードに500ポイントがたまると500円の品川区共通商品券と交換できるというシステムだ。エコサイクル意識を高めて、お買い物券をゲットできるという素敵なアイデアだ。「お休み処」は、1999年11月に空き店舗対策の一環として、年齢を超えた地域住民と商店街を結ぶコミュニケーションの場として始められた。インターネットも無料で利用でき、35度はあるかという酷暑の中でエアコンに守られての休憩は、実に涼しくくつろげるありがたいお休み処であった。
戸越銀座お休み処
内部には、大きな「空き缶回収機」がある。
さて、15時前から「戸越銀座温泉」前に並び、ドアが開くと脱兎のごとく、2階の浴室へ。誰も居ないうちに写真を撮影するためだ。2階は男女別浴室、さらに3階には湯船の縁が檜造りの3.5ｍ×3.5ｍの半露天風呂がある。ここは透明の湯で人工的に作った炭酸泉らしい。大浴場は3ｍ×7ｍの20.9度の黒湯冷泉を加温したナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉。かなり濃い湯で、5ｃｍも深いと見えないほどで、昔はもっと薄かったという。黒湯は肌にすべすべ感がとても強い。黒湯は40年前から先代（中寺正二氏）によって毎分22リットル湧出していたが、当時、黒湯は汚れていると嫌われたので、黒湯は銭湯に使用しなかった。3年前にリニューアル時に黒湯と人工的な軟水炭酸泉風呂をそろえ、「中の湯」から「戸越銀座温泉」と名も生まれ変わった。今では温泉（黒湯）効果が高く、遠く区外から見える利用者が増えたという。戸越銀座温泉の目玉は、富士山のペンキ絵だ。従来、浴槽の壁側に書かれていたが、入浴しながら見えるようにと浴槽のある反対側に富士山の絵を描いた。今日の男性用には、東京で3人しか居ないペンキ絵師中島盛夫氏の描く正統派富士山、女性用には現代美術作家による富士山。入浴料は450円、別料金でコンフォートサウナ、ガス遠赤外線サウナや「こだわりメニュー」が自慢の食事処もある。15時～25時までの営業で、日曜日は8時～12時まで、定休日は金曜日。全館禁煙で、スロープ、エレベーター等バリアフリー完備の「過去と未来をつなぐ日常銭湯」を目指している。
戸越銀座温泉
戸越銀座温泉入り口
ロビー
2階の更衣室
2階の内湯浴室
3階の半露天風呂
2階の内湯浴室にあるペンキ絵富士山
旅と温泉の相談室アスパサービスhttp://www.a-spa.co.jp/
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-spa.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
冷え性対策に！田口式健康サポーター
http://www.a-spa.co.jp/taguti/
おはようございます。
戸越銀座で温泉に入れるとは・・・。
知りませんでした。
by 博多通りもん (2010-08-08 06:07)
戸越銀座温泉は終電頃まで入れるので便利に温泉堪能しています。
月が大きいときに半露天風呂から見れるようになっていていいですよ。
by 404 (2010-08-08 11:09)
こんにちは、楽しいお話と写真有難う、元ロン言ったことはないのでね。ご訪問ナイス有難う，今後ともよろしくお願いします。
by 吉之輔 (2010-08-08 11:21)
28年前位、
戸越銀座のチョコレイト工場でバイトしてた事を思い出しました。
今でも池上線を利用してます。
また戸越銀座で降りてみようかな。
by 調布のおじ (2010-08-08 11:26)
戸越銀座 とても懐かしいです。
実は、30年前、学生時代にこの商店街の外れの新幹線の脇のアパートに住んでいました。
その時はとても活気のある商店街で、肉屋、魚屋、八百屋いずれも安く、安い飲み屋も多くありました。
卒業後一度だけ立ち寄りましたが、懐かしくなりましたので、今度、訪れてみたくなりました。
by ジュンクワ (2010-08-08 11:59)
品川縣麦酒、どんな味なんでしょ。めっちゃ、興味があります。
by ノリパ (2010-08-08 17:36)
ご訪問&nice!をありがとうございます。
温泉、大好きです。実は明日、横浜の温泉に参ります。
鳥居ギリギリまで建築できるとは、凄い技術ですね！
by 桜貝の想い出 (2010-08-08 18:00)
ご訪問ありがとうございました♪
by よしころん (2010-08-09 21:04)