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川崎・横浜市の日帰り温泉・温泉銭湯入浴めぐり [温泉巡浴]

2月25日、友人が夜、東京駅へ向かって歩いていたとき、傘をさし無灯火の自転車に乗った若者がぶつかってきたので、「危ないだろ」と注意したところ、突然ぼこぼこに殴るけるの暴行を受け、3ヶ月の重症で11日間入院した。自宅療養先の川崎の彼の自宅にお見舞いに行くついでに「綱島温泉東京園」、矢向の縄文天然温泉「志楽の湯」、温泉銭湯「朝日湯」めぐりをした。事件以来、16日経っていたが彼の顔はお岩さん、肋骨が折れ、足から腿にかけて内出血の紫ばれでした。彼には「俺の見舞いが目的か温泉が目的か?」と詰問された次第。
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横浜市 温泉銭湯「朝日湯温泉」

さて、JR南武線武蔵小杉駅で、東急東横線に乗り換え綱島駅で下車徒歩3分。事前に調べた「綱島温泉」の営業時間10時にあわせていくとすでに4人ほどが並んでいる。だが、営業時間は10時30分から。並んでいる年配の男性に話を伺う。戦前は3~4軒の温泉があり、東京の奥座敷として賑わっていたとか。三橋美智也がここでボイラーマンとして勤めていた時期もあったという。10時30分に待っていた15人ほどのお年寄りが一斉に入場。1日の入浴料は900円、1時間30分以内の入浴者は400円払い戻しがある。
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綱島温泉東京園

私はいち早く浴室の写真撮影に駆けつける。広いガラス張りの浴室の中央に直径5mの浴槽がある。脇にジェット湯や寝湯、足踏み湯がある。濃い褐色で湯船の下が見えないので、「足踏み湯」とは何かな?と向かうと「あ痛っ」タイル張りの段差に向こう脛をぶつけてしまった。円形の周りは座り用?に段差があったのだ。奥には源泉水の水風呂があり、足だけをつけてみるがとても冷たい。
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綱島温泉 脱衣所から見た浴室

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円形の浴槽

泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(旧重曹泉)で18度の泉温、加温している。1・2階にいくつかの休憩所がある。5人以上が条件で、一人100円追加で個室が利用できる。カラオケができる広い広間に行くと庭側で酒とつまみを食している一人の男性が目についた。奇しくも「綱島」さんで、お母さんに連れられて幼児期にもここに来たことがあるという古い常連さん。「綱島は桃の産地で有名で、中庭に咲いているのは桃の木だよ、桜の時期がいいよ」「ここは持込が自由で、ここには何でも売っているよ」後に調べてみると、かつて綱島は東の綱島、西の岡山といわれるほどの桃の産地だったが今は桃の生産者は1軒のみと知った。売店には確かに何でも売っていた。おにぎり(おかか・タラコ・昆布・梅)、秋刀魚やほっけの開き、かにシュウマイなど・・・お酒もある。仲間たちとの交流場所に手ぶらで来て一日過ごすのに絶好の場所だ。
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綱島温泉の大広間(カラオケができる)持ち込みOK

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綱島温泉の売店(何でも置いてある)

JR南武線矢向駅で下車し、友人のお見舞い後に徒歩15分の縄文天然温泉「志楽の湯」へ向かう。平成17年4月オープンの新しい温泉だ。
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縄文天然温泉「志楽の湯」

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縄文天然温泉「志楽の湯」のロビー

入浴料は、タオルなしで平日大人850円、土日1,000円、バスタオル・フェイスタオル付き平日大人970円、土日1,150円。昭和21年に興したタカラ産業が東芝製品を平成13年1月まで造っていたが、東芝の撤退で閉鎖。翌14年5月、地下1300mの温泉堀削で有効成分の高い(総計27,750mg/1ℓ)化石海水と呼ばれる38.5度のナトリウム-塩化物強塩泉が湧出した。「志楽の湯」は、伝統的な和の精神のルーツ「縄文」をコンセプトに造られている。浴室はカランの奥に味噌樽風呂と水風呂の勾玉風呂(温泉ではない)、さらに奥に縄文蒸し風呂(サウナ)と6.8×8m大浴槽に御柱を配置した「蔵石風呂」、これは源泉加温と循環式。東屋がある露天風呂は源泉加温。竹筒から流れ出る源泉を口に含むととても塩辛い。
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右奥が味噌樽風呂、手前が水風呂の勾玉風呂(いずれも温泉ではない)

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東屋のある源泉加温の露天風呂

ナトリウムが9,586mg、カルシウム472.3、塩素16,460、炭酸水素433.2mgとはすごい。源泉風呂は茶褐色。露天風呂に入浴中の男性は、「平日はすいていて気持ちいいが、休日は芋を洗うようでだめだ」という。混み合った住宅地にある日帰り入浴温泉地とは思えない自然志向の雰囲気がかもし出されている。本館にはレストラン、整体リラクセーション室があり、別棟に素材にこだわったそば創作レストラン「志楽亭」がある。
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本館のレストラン

3ヶ所目は、川崎で京急線に乗り換え、生麦駅で下車し、徒歩10分で第一京浜国道沿いの生麦3丁目にある温泉銭湯「朝日湯」に到着。のれんの「朝日湯温泉」がたなびく。
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温泉銭湯「朝日湯温泉」全景

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入り口ののれん

脱衣所の雰囲気はレトロな雰囲気。上を見上げると格子天井が見事だ。番台は釘を使用しない磨き上げられた頑丈な造り。昭和30年頃に立て替えたという番台にいた2代目のおばあさん、今は3代目に譲っているが、「元気なうちはまだまだ働くよ」と話す。
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レトロな脱衣所

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昭和30年代の看板がかけられる

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脱衣所の豪華な格子天井

入浴料は450円。浴室は白湯2槽(赤外線風呂、超音波気泡マッサージ風呂)に並んで黒湯(温泉)2槽があり。熱いので源泉蛇口をひねって薄める。サウナ(別料金100円)もあり、隣接して源泉風呂がある。源泉は冷たいので、加温源泉と交互に何度も入ると慣れてくるが足湯だけで終わった。昭和32年の分析表によると21.6度のナトリウム-炭酸水素塩泉(旧重曹泉)。

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イリスさん xml_xslさん ご訪問とnice! をありがとうございます。



by hide-m (2009-03-14 21:35) 

いっぷく

恐い世の中になってますね、おそろしいとか言いようがありません。
うっかり注意もできませんね。

綱島温泉懐かしいです、親に連れられて行った覚えがあります、
すっかり変わってしまったけれど。いいなあ温泉めぐり。
by いっぷく (2009-03-16 17:43) 

hide-m

ryonさん わかまろさん kohtyanさん いっぷくさん ご訪問とnice! をありがとうございます。

いっぷく さん まったくです。世の中不満が鬱積しているのでしょうか?不満をぶちまける相手を間違えているようです。そうした凶暴な行動を短絡的に起こす人たちを作ってきた長年の社会や地域、政治に問題があるのでしょうね。

有給をしっかり使い、綱島温泉で仲間たちとのんびり花見や温泉入浴、会食、読書などですごしたいものです。



by hide-m (2009-03-16 22:13) 

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