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「幸田露伴と下賀茂温泉」冊子から、始まる下賀茂温泉の歴史探訪! [温泉巡浴]

「幸田露伴と下賀茂温泉」冊子から、始まる下賀茂温泉の歴史探訪!
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大正10 年頃の福田屋旅館

昨年12月7日~18日までADDressのシェアハウスで過ごした。12月16日、南伊豆町立図書館へ行った。二階の「郷土の資料」を覗いてみようと・・・。そこでたまたま手に取ったのが、「幸田露伴と下賀茂温泉」の冊子。明治時代創業の福田屋旅館主渡辺栄氏によって書かれた幸田露伴の福田屋旅館との交流を描いたものだ。鈴の湯会館完成記念に幸田露伴記念碑を建立に際して、書かれたエッセイだった。
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以下、
福田屋旅館は、
明治初年に創業し、昭和20年に三代に亘って続いた。幸田露伴は
昭和8年(1933年)67歳。4月に「圏外の歌」を岩波講座「日本文学」の一冊として刊行。この月下賀茂温泉に遊ぶ。
昭和9年(1934年)68歳。この年、神経痛に悩み、幾度も伊豆下賀茂温泉に赴き、療養につとめた。
昭和13年(1938年)72歳。「蝸牛庵・・」を中央公論に連載し始めた。伊豆下賀茂温泉にて冬を送る。81歳でこの世を去るまで、このほかにも幾度と下賀茂を訪れている。
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銀の湯会館
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幸田露伴記念碑

以上の記述を基に、福田屋旅館の史跡を探せないかと12月17日、朝から自転車で回った。まず、福田屋が青野川河畔の慈雲寺の近くらしい。先日立ち寄った温泉神社の近くの湯けむり橋渡って青野川をすぐ左折。かつて大きなホテルだった伊古奈は閉業して荒れ放題だ。
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荒れ果てた伊古奈
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慈雲寺

すぐ右手に慈雲寺。隣接して、「温泉大権現大元湯」の看板。このお宮は、慈雲寺崖下の湯として元禄3年(1560年)かつての淵に共同湯があった。この先のホテル河内屋の河岸に何らかの痕跡がないか岸へ下りたところ、滑って手をつき擦りむいた。石を積んだ川の護岸に河内屋の源泉湯が川へ流れ落ちてゆく。その周りに鯉が群れていた。
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温泉大権現大元湯
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福田屋の痕跡が見つからず、下賀茂熱帯植物園へ行く。
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40年前は添乗の仕事でよく立ち寄った場所だが、今は無料で開放している。園内の植物に水遣りをしている男性に声をかけて、いろいろ話を伺って驚いた。安藤光昭さんは、昭和15年生まれで、都立園芸高校卒業後、東京農大卒業後、ここへ来た。明治43年生まれの彼の父は温泉を利用してメロンの温泉栽培の先駆けで、毎分400ℓ、117度の自家源泉を利用して、昭和13年から45年にかけて「南恵園」で名をはせた。
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 戦争から帰還したら、メロンの種が失われ、イギリスに求めたが叶わず戦後はカーネーションなど花の栽培に転じた。メロンは静岡のクラウンにはかなわないと力説していた。安藤さんは下賀茂の生き字引かというと「もっと詳しいのがいる。渡辺守男を訪ねたらと紹介していただいた。ホテル河内屋の先の介護施設の傍だった。ご婦人に別棟の書斎に案内された。
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 氏も安藤氏同様東京農大を卒業されていた。渡辺守男さんの父は正雄さんで福田屋旅館当主渡辺栄さんの弟、当時お父様はメロン栽培一筋だった。昭和10年、来宮橋下の河原から湧いていた「宮の湯」。後景はメロン温室だ。父正雄氏は、栽培の技術を「瑞宝園」で教わったという。守男氏が幼児の頃、メロン温室での写真もある。幸田露伴が訪れていたころ、時々福田屋旅館を手伝っていたという。守男が幼児の頃のメロン温室での写真。
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福田屋の内湯、内湯から出入りできる露天の河原湯の写真も見せていただいた。河原の浴槽で釣りをされているのが父正雄氏、」対岸の船で釣りをしているのが祖父の惣太郎氏。父上がまだ結婚前で、福田屋の河原湯の入り口に着物姿でいるのが、後の母上、裸で湯船につかっているのが祖母だという。川原から湯が湧いて、砂利を掘って入った。大潮の時は5㎞先の海からスズキ、黒鯛、ボラ、小魚やフグが流れ来ていたという。自然湧出していたのは、加畑橋から来の宮橋で団体客も楽しんでいた。神経痛、リウマチ、胃腸病、夫人冷病、おできなどに効能があり、療養本位の客が多かった。古い戦前や昭和初期の写真もよく保存されて、利用させていただいた。父上がカメラ好きでよく撮影されたと
いう。思わぬ展開で、地元の生き字引のような方、お二人にお話を伺うことができ幸いだった。

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山梨県笛吹川フルーツ公園&「ほったらかしの湯」入浴へ! [温泉巡浴]

山梨県笛吹川フルーツ公園&「ほったらかしの湯」入浴へ!
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2022年10月27日、家族で山梨県笛吹川フルーツ公園へ行った。孫たちが自然の中でしっかり遊べる場所を選んだようだ。というのは、家族の旅行はいつも私だけは蚊帳の外。私は勝手に何処へでも行ってしまうので、家族旅行はあきらめているのと、飼い猫がいるので、その留守番役として家にいるように頼まれているから・・・。

さて日の出インターから圏央道に入り、中央道に乗り継いで山梨県勝沼インターで降りた。ここから甲州街道の左右は、葡萄畑で時期はもう終わりになってブドウ園はほとんど閉鎖している。
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途中立ち寄りのブドウ園で

甲府盆地の大パノラマが眺望できる高台に位置していて、夜景は新日本三大夜景に選出されているほど。
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くだもの広場、くだものについて学べるくだもの館、
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 わんぱくドーム、
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季節や天候に左右されずに一年中楽しめるがガラスドームの全天候型屋内公園など。さまざまなアスレチック、果樹園もまじかに見ることができる。果樹は、柿、林檎がたわわに実っていた。
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敷地内には、フルーツパーク富士屋ホテル、「やまなしフルーツ温泉ぷくぷく」がある。
 「やまなしフルーツ温泉ぷくぷく」は、季節のフルーツを温泉の中にいれるとおいユニークさ。りんご、かりん、晩白柚、ゆず、レモン&生姜、パイナップル、河内晩柑など。温泉の泉質は、PH9.3 の無色透明、アルカリ性単純温泉。入浴料金は、平日大人880円(土日・休日950円)、中学生以下440円(同470円)。山梨県民大人770円(土日休日850円)、中学生以下380円(同420円)、3歳未満は無料。

 私たちは、家族会議のすえに「ほったらかしの湯」へ行くことになった。私は何度か行ったことがあり、「やまんしフルーツ温泉ぷくぷく」に行きたかったのだが・・・。
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「ほったらかしの湯」は2カ所ある。平成11年開湯の元湯「こっちの湯」は、富士山を真正面に望む眺望と落ち着いた風情が人気。平成15年開湯の「あっちの湯」は、「こっちの湯」に比べ、広さは2倍で甲府盆地の夜景を一望できるロケーションと雄大さが人気だそう。どちらにも内湯と露天風呂(それぞれにあつ湯、ぬる湯あり)があり、「こっちの湯」は旧源泉(PH9.68)「あっちの湯」は新源泉(PH10.1)を使用している。「あっちの湯」は日の出一時間前に開湯という。10月は午前5時前後から、22時まで。入浴料金は大人800円、小人400円(0歳から小学6年生まで)
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 私は「こっちの湯」に向かう。秋晴で、富士山ははっきりと雪景色を見せている。内風呂で体を洗い、まずは内風呂に入り体を温める、露天風呂のぬる湯、あつ湯に入り、最後に段下の露天風呂に入った。目の前に芒が生い茂り、富士山よりも目線が高く見える。入浴客のタツウーか入れ墨の入浴客が目立つようだ。後で娘に聞くとここはとくに規制がない温泉だという。娘の夫がオーストラリア人で、タツウーを腕にしているので、日本の温泉入浴には相当苦労してきたので、家族で温泉入浴に行く関係でそうした情報には関心がある。日本人の私には、慣れていないのでちょっと違和感がある。

参考:ほったらかし温泉 http://www.hottarakashi-onsen.com/
   やまなしフルーツ温泉ぷくぷく https://fuefukigawafp.co.jp/facility/pukupuku/

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34年ぶりに北八ヶ岳山麓の稲子湯旅館へ行く予定! [温泉巡浴]

34年ぶりに北八ヶ岳山麓の稲子湯旅館へ行く予定!
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金森 達 画

 若いころ、1987年登山記録が見つかった。先ほど旧水戸街道を9回繋いで歩き終え、そのために利用していた「青春きっぷ」があと二回分残っていた。夏の青春きっぷの利用期限は、9月10日。なので、どこか一泊しようと考えていた矢先。
1987年は、私は37歳、9歳と8歳の娘がいる。この頃すでに「温泉マニア」で、暇さえあれば、温泉巡浴を兼ねて登山をしていた。5月4~5日は八ヶ岳の硫黄岳に1泊の登山だった。妻の友人が泊まりに来るので、どこかへ行って!と言われて立てた計画だったらしい。
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金森 達 画  
青梅駅を4時33分に出る。立川、甲府、小淵沢で乗り換え、小海線の松原湖に11時10分に下車。稲子湯まで45分のバスで移動。片道460円。ここで昼食と入浴をしている。
稲子湯旅館は、標高1520mの北八ヶ岳山麓の落葉松に囲まれた一軒家。今年は開湯百年を超える湯治場として知られる。日帰り入浴ができる内湯のみ。泉質は単純二酸化炭素・硫黄冷鉱泉。入浴料は600円。営業時間は9時から16時30分頃まで。効能は神経痛・筋肉痛・疲労回復。映画「岳」のロケ地だそうだ。4月中旬から11月中旬まで最寄りの松原湖駅か小海駅からバスが出ている。運賃は650円。季節運航なので、路線バスのない冬期間は、宿泊すれば送迎してくれるそうだ。

34年前の頃区によると、13時15分に出発して、みどり池・しらびそ小屋で休憩。窓にりすがちょこちょこ歩いているのを覚えている。一時間かけて本沢温泉に到着。「本沢温泉の露天風呂の凄い!」メモ書き。翌朝、5時10分に出て、夏沢峠から硫黄岳(標高2742m)へ6時38分。途中道に迷って、赤岳鉱泉7時50分、赤岳小屋9時~9時15分。美濃戸口バスで一時間かけて茅野へ出た。

☆エッセイ温泉夜話 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/archive/c35629-1
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「青春きっぷ」での旅行のはなし。 [温泉巡浴]

「青春きっぷ」での旅行のはなし。
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金森 達 画
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 7月11日付け朝日新聞「Reライフ」鈍行の旅 それぞれの『青春』」記事を読んで触発され、「青春きっぷ」の旅の話をしたい。

19の夏・・・貧乏だった私は、旅行といえば、修学旅行くらいで、家族で出かけた記憶はない。北見で高校を卒業し、一旦は東京に就職したが半年で、進学を決意。昼間は働いて、夜間大学に通ったが、運悪く大学紛争で大学は暴力で支配されていた。正義感にかられ、自治委員になり学生運動にかかわることになった。最初の「青春きっぷ:を利用したのは、生活は大変、勉強はできない、でも暴力学生は許せない、活動に行きづまって、その果てに「日和って」東京から九州・佐賀の同級生の実家に逃げ込んだ。
 東京・新宿のアパートから「青春きっぷ」を開始し、当時大阪に勤務していた兄を訪ね、ご馳走をしてもらい、小遣いに1万円をいただいた。だが、列車内のトイレで落としてしまったらしい。佐賀の友人宅に駆け込み、佐賀周辺の観光をさせてもらった。帰りは、お金がないので、小郡で下車し、駅前のパチンコ店に住み込みで働くことになった。だが、経営がやくざらしいと分かり怖くなり、二日後には逃げ出した。東京都内に入った時は、朝刊も飼えず、夕刊を買って電車内で立ち読みしていたことを思い出す。最初の「青春きっぷ」は、貧乏学生のほろ苦い、いや強烈な苦い思い出となった。

39の夏・・・愉しい思い出は、娘二人の家族ができてから。車でよく出かけてはいたが、1989年(平成元年)8/9~17日、「青春きっぷ」で「山登りと日本海の海水浴に行こう!」と提案。この頃すでに私のライフワークである温泉巡浴と登山を組み込んだ。娘が小学5~6年生の頃か。夜行で東京駅23時25分発。翌日、大垣駅で駅弁の鱒寿司を購入。米原で乗り換え北陸本線田村駅下車し琵琶湖で湖水浴。長浜温泉(私の温泉巡浴449湯目)で宿泊した。翌日はさらに北上して敦賀駅からバス乗車、福井県敦賀氣比海岸で海水浴。3日日は国民宿舎つるがに宿泊。4日目、敦賀から西舞鶴、木津温泉、久美浜温泉、城崎温泉に入浴して佐津温泉の民宿に宿泊。5日目は湯村温泉、七釜温泉、浜坂温泉、鳥取温泉、浜村温泉に入浴して皆生温泉(私の温泉巡浴509湯目)に宿泊。6日目は島根県の大山(標高1771m)に登山。7日目は戻って滋賀県の伊吹山(標高1337m)長女は意欲的だったが、次女は「疲れるから嫌!」と同道を拒否された。帰りには滋賀県の伊吹山にも登山。そのころから家族は「もう普通列車は嫌!」と名古屋から私と別れて、新幹線で帰宅してしまった。
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金森 達 画
参考:文学を訪ねる温泉紀行7.城崎温泉https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2008-03-15-1

☆水戸街道を歩く⑥牛久から土浦宿 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-03-25
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湯西川温泉のサンショウウオの燻製のはなし。 [温泉巡浴]

湯西川温泉のサンショウウオの燻製のはなし。
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金森 達 画
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沢にサンショウウオ採りの仕掛け(高桑信一著「山の仕事、山の暮らし」)

たまたま図書館から借りた高桑信一著「山の仕事、山の暮らし」(2002年刊)を読んだ。「桧枝岐の山椒魚採り」の項で、栃木県の落人伝説の湯西川温泉を思い出した。昭和52~53年頃、旅行業の団体客の添乗員として、よく湯西川温泉へ出かけた。栃木県の湯西川温泉、二俣温泉は落人伝説の温泉地で知られる。湯西川温泉には民俗資料館があり、その伝説を裏付ける資料が展示されていた。各旅館では、囲炉裏焼き式でシカ肉や山椒魚(ハコネサンショウウオ)の燻製が夕食膳に出されていた。居酒屋には山椒魚を毎食に生で、飲んでいるというおじさんもいて、いかにも落人の雰囲気を醸し出していた。

その山椒魚がどこから調達するのかは、梅雨時に鬼怒川の支流で採る業者がいて、旅館におさめているという話は聞いたことがあった。「山の仕事、山の暮らし」には、湯西川の山一つ越えた桧枝岐でハコネサンショウウオ採りの星寛氏の取材記事を著している。
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ハコネサンショウウオの燻製は、漢方薬の原料として、大正時代の終わりころから貴重な地場産だった。奥日光から川俣へ、そして川俣から湯西川と桧枝岐に伝わったという。星氏によれば、燻製は昭和21年から始め、1987年・昭和62年まで盛んにやっていた。5月末から8月上旬まで、舟岐川で毎年沢の同じところに鈴竹で作られた100~200ものズー(どう)を仕掛ける。その年に漁をした沢は、1~2年休ませて資源保全をしながら持続性を保ってきた。浅草のヘビ屋に年間30万匹納めたこともあるという。昭和30年頃から、山の伐採が始まり、ブナ・ナラ・栃の林を切って、カラマツ、杉を植えられ、山が荒れた。・・・日当たりがよくなると雨が降ると水が出てハコネサンショウウオが棲めなくなった。
サンショウウオ小屋に1週間ほど籠り、小屋の周囲の山菜を摘み、イワナを釣ってサワグルミの生木を燃やし囲炉裏で自炊。その囲炉裏でサンショウウオを燻し上げ、10匹づつ結わえて出荷する。昔は毎日まわったが今は一日置きで年に1万匹だ。採ったサンショウウオはその日のうちに自然に死ぬ程度の塩水につけて一晩おき、形を整えて出荷する。

こうして昔は、湯西川の山椒魚燻製の調達があって、毎日10件ほどの旅館はすべて夕食に燻製焼きが出されていた。物珍しさから口にはしたが、当時から女性客には不評でほとんど残していたようだ。20年ほど前には、別注料理として用意されていたが、最初からは出なくなったようだ。お土産屋で1袋4~5匹入り600円。居酒屋では唐揚げ800円、旅館の別注で1本雄200円、雌250円で用意しているところもある。

湯西川温泉の歴史・本家伴久:https://www.bankyu.co.jp/
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金森 達 画

☆水戸街道を歩く⑥牛久から土浦宿 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-03-25
☆水戸街道を歩く③松戸宿~小金宿~柏へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2021-01-10
☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
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☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
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湯田中温泉「よろづや松籟荘」火災のため焼失!  20021年2月11日 [温泉巡浴]

湯田中温泉「よろづや松籟荘」火災のため焼失!  20021年2月11日
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金森 達 画

 湯田中温泉よろづや本館松籟荘が火災で焼失したという報道を見て、ショックだった。旅行業に携わっていた私にとって、温泉マニアの私にとって大好きな宿の一つだったからだ。
江戸時代寛政年間頃の創業。松籟荘の建物は、昭和14年(1939年)地元の腕利き棟梁(棟梁は宮大工、今井定次郎)の手により完成した木造数寄屋造り。木造の三層数奇屋建築1951平方メートルで、総投資額は10万円(今の価格にして3億円)、主要材料の杉や松は、越後から仕入れたという。(昭和初期の建物に付エレベーターはない)今では入手出来ない銘木をふんだんに用い、贅を尽した造りだった。

 歴史があり、歴史にふさわしい本物の建築物が残り、その宿でしか味わえない料理が楽しめる宿は、そうはない。私の好みの宿を、お勧めして添乗員で同行するのが私の楽しみだった。団体客の宴会が終わり、添乗員の仕事を終えてからの入浴は、極楽だった。宴会が終わる午後9時頃の大浴場は、お客が少ない時間帯で、運が良ければ、貸切状態のこともあった。以下のよろづやの桃山風呂は、とくに大正ロマンの風情を思わせていた。
桃山風呂https://yudanaka-yoroduya.com/hs_momoyama.html
四季ごとに、雪に囲まれた冬、さわやかな春風に吹かれながら、庭園の紅葉を愛でながらの入浴は、いずれも懐かしい。

 近年「よろづや」のように国指定登録有形文化財の宿が、少なくなるのは残念だ。奥伊豆の大沢温泉の大沢温泉ホテルもその一つだ。営業が立ち至らなくて令和3年に、一般財団法人「大沢温泉依田の庄」日帰り温泉入浴施設と観光施設の「旧依田邸」として利用されている。
「大沢温泉依田の庄」温泉入浴施設http://www.izu-matsuzaki.com/publics/index/111
「旧依田邸」http://www.izu-matsuzaki.com/publics/index/112/
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金森 達 画

温泉夜話 国指定登録有形文化財の温泉施設・入浴施設のはなし
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軽井沢・小瀬温泉ホテルから、信州佐久・湯治宿春日温泉へ。 [温泉巡浴]

軽井沢・小瀬温泉ホテルから、信州佐久・湯治宿春日温泉へ。
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大人の休日倶楽部利用の「新幹線乗り放題」パスの3日目は、長野県小瀬温泉から信州佐久の春日温泉へ。小瀬温泉ホテル近くの草軽バス停を10時03分乗車し、JR軽井沢駅へ。軽井沢駅構内でくつろいでいるとき、草軽バス車内に肩掛けのザックと折りたたみ傘を置き忘れたことに気づいた。すぐに電話して、バスが車庫に戻る15時以降に忘れ物が届くという。忘れ物は、7年前にスペイン聖地サンティアゴ巡礼35日×1日約25㎞・800㎞を歩いた時に使用したものだった。明日取りに行こうと思う。JR軽井沢から佐久平に移動する。
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 春日温泉の国民宿舎もちづき荘の迎えのバス時間は、14時30分で、4時間しかない。迎えまでのんびり過ごすことにした。駅から徒歩5分の所に「イオン佐久店」があり、JR佐久平駅一階のコインロッカーにリュックを預けていく。
イオン佐久店二階のフードコートでうどんを賞味する。イオンには荷物を預ける無料のロッカーがあり、リュックをここに預けるのだった。店内散策や駅との間にある公園のベンチ寝で過ごしたりした。14時半に送迎バスに乗車すると、もう一人の乗客が「佐久で降りる所を、長野まで行ってしまい、今戻っているところで30分待ってほしい」という。結局、駅前を出たのは15時。黄金色の田園風景を眺めながら、宿に到着したのは、15時40分。
国民宿舎もちづき荘 http://www.shinkou-saku.or.jp/mochizuki/

春日温泉の開湯は、延宝年間(1673~1681年)と言われ、鹿と猟師の伝説を残す湯治場としてかつては「御鹿(みか)の湯」とも呼ばれていた。北は浅間山、南に蓼科山を望む風光明媚な静かな湯治場だ。
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泉質は高アルカリ性単純泉でPh9・6、肌につるつる感は「美肌の湯」として知られる。男女別の岩風呂と今は閉鎖中だが、日帰り入浴を受けていた滝の湯がある。
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二階ロビー
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二階の和室「はぎ」
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岩風呂

 宿泊料金は、「豚しゃぶプラン」で10,540円(税込)、GOTOプラン適応で、35%引きの6,904円(税込)。さらに有効期限が2日間の2,000円のクーポン券をいただいた。
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地元の食材満載の夕食膳
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朝食膳

宿の裏手には、望月馬事公苑がある。望月は、平安の昔、朝廷に馬を献上した全国32牧のうち、信濃の国16牧の筆頭に数えられていたほどの有名な馬の産地。そうした古い歴史から、今の馬事公苑がある。コロナ禍でクラブハウスは閉鎖中で、馬事公苑の飼育場をちょっと見てきた。
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参考:望月馬事公苑 http://nagano-horse.com/club/mochizuki.html

一日目の岩手県花巻の鉛温泉藤三旅館の部屋が寒かったせいか風邪を引いたようで胃がもたれ、体がだるい。佐久駅で迎えの時間が30分遅れたことで「軽井沢地ビール」を一缶いただいたが、味わうどころではなかった。夕食膳を半分残して部屋に戻った。

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鉛温泉藤三旅館から移動、軽井沢温泉郷小瀬温泉ホテルへ。 [温泉巡浴]

花巻温泉郷、鉛温泉藤三旅館から移動、軽井沢温泉郷小瀬温泉ホテルへ。
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軽井沢温泉郷小瀬温泉ホテル
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小瀬温泉ホテルから徒歩15分の竜返りの滝

9月30日(水)、花巻温泉郷の鉛温泉藤三旅館から9時45分、送迎バスで、新花巻駅へ。新花巻駅を11時19分発で東京へ向かう。今日の宿泊は軽井沢の小瀬温泉ホテルなので、大宮駅で乗り換えたほうが早いと知り、13時38分発のあさま615号で軽井沢へ。
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15時36分に軽井沢駅に到着し、バス乗り場へ行くと、ネットで調べていた15時40分発のバスがない。15時30分に出たばかりだ。駅の観光案内所で聞くと、小瀬温泉~竜返しの滝~白糸の滝~峰野茶屋のハイキングコースは、先の台風で道が閉ざされ、復旧中で通行禁止だという。これが目当てでこの宿を選んだのに何ということだ。二人連れの人も「峰の茶屋へ行きたいが・・・」といっていたが、草軽バスはなし。西武バスで草津温泉行きで「星野温泉トンボの湯」に立ち寄ることがわかり、そのバスに乗ることにした。そこから小瀬林道を約4.7㎞歩くと小瀬温泉へ出る。渓流沿いの林道は、ほとんど人も車も通らない。16時07分に「星野温泉トンボの湯」でバスを下車。
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渓流に沿って約8㎏のリュックの荷を担ぎ延々と歩く。7年前に歩いたスペイン聖地サンティアゴ巡礼のことを思い出す。途中に掲示板があるので迷うことはなかった。50分歩いた頃、車で釣りに来ていた青年に会う。ヤマメや岩魚釣れるそうだ。今日は新幹線の乗り継ぎで時間を取られたが、最後の林道歩きで約11,000歩歩いた。
17時10分、小瀬温泉ホテルにようやく到着。
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源泉のひとつ
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小瀬温泉瀬温泉は、1876年(明治9年)に営業を開始。明治時代の鉄道ブームもあり、1915年(大正4年)に新軽井沢駅から小瀬温泉駅まで草津軽便鉄道が運行されると静養を目的に多くの人が訪れた。
深山の秘湯らしく静かな佇まいで街灯に照らされる。早速47号室の和室に案内される。
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明治時代の小瀬温泉瀬温泉
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大浴場
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図書コーナー

 大浴場は、源泉が52度と45度の二カ所の源泉を持つ。男女別の源泉かけ流し男女別浴室のほかに、広い貸切露天風呂が二カ所ある。畳の休憩室やシャワールームもある。泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩温泉。お客は四人連れと一人客が二組だけらしい。明日の10月からは東京都民の「Go Toキャンペーン」が始まるので満室らしい。
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貸切露天風呂

夕食は食事処にて洋食を箸でいただいた。いかにも静かな山にふさわしい気品あふれる地産地消のお料理の数々。「しめじと平茸のもろ味噌和え」「秋の果物・林檎のサラダ」「信州伝統野菜ていざ茄子のぼたん胡椒の肉味噌あんかけ」「鶏肉のソテー」枝豆つみれのお吸い物」「ご飯にお新香」「ムースのデザート」。
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「信州伝統野菜ていざ茄子のぼたん胡椒の肉味噌あんかけ」
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メインの「鶏肉のソテー」

 翌日、宿から片道15分ほどで、信濃自然遊歩道の竜返りの滝に行けることを聞いて、出かけた。
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 途中、道の両側の樹木の周りに土がひっくり繰り返された痕がしばらく続いていた。足跡もある。猪だと思った。橋を渡ると正面に分岐の表示がある。左へは「白糸の滝4.5㎞」、「峰の茶屋6.4㎞」右手は、「竜返しの滝」ここからはすぐ滝に到着。近くの滝は迫力があり、次々と生まれる白波は美しい。宿の佇まいや環境は自然に包まれて、何日が滞在したいと思わせる。

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兵庫県・淡路島への移住生活を探る! [温泉巡浴]

兵庫県・淡路島への移住生活を探る!
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私の住む東京・青梅は、「東京の田舎」とはいえ、都会。子育ての頃は、多摩川や御岳山などの自然が近くにあり、「自然に親しめる」良いところと思っていたが、冬は寒く夏は暑すぎるお金のかかる街。14万人都市で、行政が隣町の福生、あきる野、羽村市や日の出町に比べ住民の住みやすい改革を進める意志が無く、保守的で遅れている行政と分かった。できることなら、温暖な南の地方に移住へとの試みを探ってきた。2年前から徳島県勝浦町、奄美大島へ古民家を捜しに行ったことがあり、今度は三回目の場所だ.。
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今回は、温暖で何となく穏やかな島ということで「淡路島」を思っていた。
8月22日、有楽町の東京交通会館にある各県の「ふるさと回帰フェアー」「ふるさと暮し相談コーナー」へ出かけ、相談して、資料をいただいてきた。淡路島のコンセプトは、「都会の近くで島くらし」。行政は、淡路市、洲本市、南あわじ市で、淡路市で暮らす、働く、育てる支援メニューがそれぞれ用意している。
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総じて若い世代、新婚世帯を求めている。空き家改修や新築に補助金を支給する。保育料の無料化や島外への通勤通学への交通費助成などいろいろ。
古民家は以外に少ない。移住を考える人には、お試し住宅としてNPO兵庫ふるさと創生センター(淡路市)では、農家民宿「天空庵」の1泊1日当たり3,000円、2泊目2,500円、3泊目から2,000円(水道・光熱費込み)の「移住体験」を呼びこんでいる。

さて、淡路島にいくつかの温泉があることは、知っていたが、「温泉アイランド」と呼ばれているとは知らなかった。ネットで調べただけでも9カ所。

○洲本温泉(洲本市)淡路島最大の温泉地で、単純ラドン温泉。
○潮崎温泉(南あわじ市)重曹泉を含む美人の湯。
○岩屋温泉(淡路市)ラドンを含む湯量豊富な温泉。
○淡路島いちのみや温泉(淡路市)弱アルカリ性単純泉・夕陽の眺めが格別。
○うずしお温泉(南あわじ市)炭酸水素イオン豊富。
○南淡路温泉(南あわじ市)カルシウム・ナトリウム・塩化物泉。
○サンライズ温泉(淡路市)アルカリ性「サンライズ淡路」独特の湯。
○五色天然温泉(洲本市)「ウィルネスパーク五色高田屋嘉兵衛公園」に湧く温泉館「ゆ~ゆ~ファイブ」
○東浦花の湯(あわじ市)公共施設「東浦サンパーク」が湯元。炭酸水素塩泉」

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信州・白馬温泉の長期滞在!七日目最終日、木流川・姫川ぞいを散策へ。 6月29日 [温泉巡浴]

信州・白馬温泉の長期滞在!七日目最終日、木流川・姫川ぞいを散策へ。 6月29日
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今日は最終日。白馬駅を横切り、東西に流れる木流川(きながしがわ)沿いの散策道を歩いてみた。7時の朝食後、8時半までに荷をフロントに出し、13時半のJR白馬駅集合までそれぞれに時間を過ごすことに。
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S氏と同道して木流川沿いを歩くことにした。途中で、同ツアー参加の年配の女史と一緒になる。
すぐに青々とした田んぼの景色を見る。
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 木流川はかつて、山で刈った木材を運んで人々の生計を支えた川で、自然のままに整備されている。清い流れと樹木や草花が清々しい。懐かしい桑の実を摘んだり、群生する大姥ゆりやメキシコ万年草などを見ることができた。
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メキシコ万年草
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 親水広場を過ぎ、国道148号線に出る手前あたりから強烈な栗の花の匂いが・・・。花崗岩の塀に囲まれた松澤家の庭の栗の木からだ。

国道から、大出吊り橋へ至る「詩の小径」の入り口に迷って時間をとったが、国道406号線から回り込んで、10時13分六地蔵様からスタート。
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 俳句や川柳の投句箱があり、投句された句は、小径の樹木などに木札に書いて飾ってくれる。すものの木の並木しばらく続く。突き当たる道を右折すると姫川を渡る。橋からは渓流下り?のボートが見えた。
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 橋を渡りきってすぐ左手が「大出の吊り橋」で、交流ゾーン、眺望ゾーン、親水ゾーンに分かれ整備されている。吊り橋の手前に、吊り橋茶屋と茅葺屋根の古径庵がある。この辺りが四季それぞれに雄大な「白馬三山」を現す絵画や撮影の絶景ポイントだそうだ。
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 我々はここから国道に戻り、白馬駅西側にある蕎麦屋「松庵」を目指して歩く。ぶっかけおろしそばの大盛り(1100円)を賞味。
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 ここで女史とは別れ、まだ時間があるのでS氏と美味しい珈琲を求めて歩く。庭の草花に囲まれた「Cafeももっか」に入店。白馬三山を真正面に眺められる住宅地の一角にある。自家製のケーキと珈琲で時間を過ごす。
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こうして白馬滞在の一週間が終わってしまった。この旅の目的の一つに、俳句を詠むことがあったが、7日間で70句詠むことができた。帰宅後、新聞や雑誌に投稿して、7月28日、ようやく東京新聞の「東京俳壇」石田郷子選で「水芭蕉咲きたいように咲いてるの」が入選した。栂池自然園散策の水芭蕉を詠んだ句だ。木道の間から顔を出したり、好きなように咲いているんだなとの印象をそのまま詠んだ句だ。
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