SSブログ
海外のはなし ブログトップ
前の10件 | 次の10件

世界一周クルーズ南半球の旅・ピースボートのその後のはなし。 [海外のはなし]

世界一周クルーズ南半球の旅・ピースボートのその後のはなし。
ウオーキングシューズ2.jpg
金森 達 画

「世界一周クルーズの夢を追う!ピースボート活動を追って7年目。」2020年5月11日
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2020-05-11 のその後の展開をお話ししたい。
2020年5月下旬 ピースボート2021年クルーズの25%OFFの案内をネットで見つけた。
2020年6月03日 ピースボート東京営業所へ連絡。25%OFFのコースは、2021年12月出発の第110回南半球コース。案内書を送ってもらうことにした。
2020年6月04日 第110回「壮大な南半球をゆく航海―アフリカ・南米・オセアニアコース」2021年12月15日~2022年4月1日・107日間」のエコノミー98万円の申込書をファックスする。
①当初の航海より、10万円安いこと。新コロナウイルス禍の影響で、万が一㈱ジャパングレイスが倒産したときに被害が少しでも抑えられる。
②二年半後より一年半後のほうが現実的、自分の体調の見通しがわかるという健康上もよいのではないか。
2020年6月06日 ㈱ジャパングレイスより郵送で確認書が届いた。正式に日程変更済。
というわけで、当初の二年三か月後の予定を一年三か月後のコースに変更した。

クルーズ出航までに、株式会社ジャパングレイスが倒産しないことを願っていたが、9月10日に「ピースボートクルーズが生まれ変わります。グレードアップした新チャーター客船による『新たな世界一周クルーズ』のご案内」が届いた。これまでオーシャンドリーム号(35,265トン・定員1,422人)とゼニス号での世界一周クルーズを、パシフイック・ワールド号(77,000トン・定員2,419人、旧サン・プリンセス号)の一艘体制に移行することになった。長引くコロナ禍で生き残るための省力化を検討したのだろう。
パシフイック・ワールド号は、2013年から日本発着クルーズに就航し、2019年に世界クルーズに。2020年の東京オリンピックではホテルシップとして活躍することに決まっていたそうだ。この船もコロナ禍に翻弄されていたわけだ。
IM000672.jpg
金森 達 画
あと1年3か月後の世界一周クルーズ。世界一周クルーズの設定された料金のほかに、寄港地での観光オプションやビザ代、海外旅行保険、アルコール代、ノートパソコンのWI-FI使用料、船内施設の有料部分などがまだ詳しくわからないので、これからの検討となる。

☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01


nice!(138)  コメント(5) 
共通テーマ:旅行

椎名誠著の「秘密のミャンマー」(2003年10月・小学館刊)を読む! [海外のはなし]

椎名誠著の「秘密のミャンマー」(2003年10月・小学館刊)を読む!
DSC01482.JPG


新コロナウイルス禍中の2020年6月4日、すでに閉館していた青梅市立中央図書館にリクエストしていた書籍が届いた旨の連絡があり、近くの長渕図書館へ取りに行った。6月から予約のみ借り、返却の利用ができたばかりだった。その場で「椎名誠の海外旅行の話しの本を借りたい」といい、「ミャンマーなんとかならある」と聞いて、リクエストカードを書き、その場で受け取ったのだ。

私は2019年2月4日~18日に友人に誘われてミャンマー旅行をしていた。友人はかつて車の中古販売を経営していて、インドやミャンマー若者を大勢従業員として雇用していた。彼らが帰国し、何人かが起業し成功を収めていた。何年も前から、「ミャンマーで成功しているから、ぜひ見に来てください」と執拗に誘われて、それで一週間は彼と同伴で、その他の一週間は私の温泉巡浴の別行動をとることで一緒に行くことになった。往復の航空券の費用は、私は35000円、彼は45000円ほど。時期や曜日によって異なる。一週間は彼について宿泊費や観光費は招待した現地の建機販売ミャンマーカイドウ(MK)の社長の代理の友人が手配してくれた。二泊の国内線で移動してのビーチ滞在には社長と三人でごいっしょした。贅沢な日々を体験させていただいた。詳しくは私のブログを参照していただきたい。
神秘の国ミャンマーに行く!https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2018-12-20
ミャンマー入国と畿内の出来事 https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-05
重機・発動機販売の急成長会社「ミャンマー海童」へ。
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-07
ベンガル湾のンガパビーチへ。驚きの話題連発!
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-09
インレー湖の温泉へ意外な出会いが!https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-14
夜行バス・白タク・軽トラでラーショー温泉、テイボー温泉入浴へ。
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-14-1
ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た!
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-15
バガン二日目は、Eバイクで観光!
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-02-20
神秘の国ミャンマーでの二週間で感じたこと。
https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-03-05

DSC01483.JPG
DSC01484.JPG
著書「秘密のミャンマー」から拝借

「秘密のミャンマー」は、椎名誠の何でも見てやろう、やってみよう、食ってみよう精神があふれるノンフィクションだ。一度ミャンマーに行ったものであれば、より楽しめる。私がミャンマーの旅で一番感動したバガンの紀行を楽しみにしていたが、バガンの記述は意外に少なかった。標高1300mのインレー湖の記述は面白かった。インレー湖上に生きる人々の話「水と浮草の中に生きる人々」のところだ。私はボートでインレー湖を超スピードで横断しただけだったが・・・。インレー湖畔のカウンダイン温泉の話しは出てくる。別のところでニァウンウウン温泉の話が出てくる。露天の温泉(生ぬるい温泉プール)タオル付で入湯料1ドル。ネットで調べてみると、男女別で男湯は眺望が良いが女湯は塀で囲まれている。17年前の情報なので、同じ温泉のことなのか別なのか判別できない。ヤカウンダイン温泉はウンシェエから約10㎞で、私はレンタル自転車で行ったが結構大変だった。

☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01


nice!(131)  コメント(5) 
共通テーマ:旅行

「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デ・サンディエゴ1500㎞~NHK」BSを観る! [海外のはなし]

「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デ・サンディエゴ1500㎞~NHK」BSを観る!
DSC01453.JPG
DSC01463.JPG

NHKで3月12日から3回に分けて放送された「聖なる巡礼路を行く・・・」再放送を観た。5月26日①宗教の道、6月2日②肉体の道、6月9日③魂の道 の三回に分けて放送(予定)された。南フランスのル・ピュイ・アン・ヴレイから約1500㎞を歩く巡礼者をカメラが追う。デイレクターは巡礼の経験がある御牧賢秀氏、ドローンで撮影したピレネー山脈や大地の映像はとても美しい。
私は7年前の2013年6月18日から35日間かけ、第二回目に放送された②肉体の道以降に当たる「フランスの道」約800㎞を歩いた。とても懐かしく見た。私の巡礼路の様子は持参したタブレットで現地のWIFIを利用して発信したが、夕方の毎日が大変だった。電波が弱くて、ブログの文章ができても写真の添付に時間がかかって、毎日二時間は費やしたと思う。たまたま一緒に宿泊地(アルベルゲ)に留まった巡礼仲間からは、「お前は作家なのか?」と言われたほどだ。私が撮影した写真の枚数や質に限度があるので、放送されたドローンでの風景や巡礼者へのアプローチはとても面白く見ることができた。
参考:聖地巡礼サンディエゴ800㎞を歩く https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2017-07-20
DSC01450.JPG
DSC01455.JPG
DSC01456.JPG
DSC01475.JPG
DSC01478.JPG
DSC01480.JPG

 やはり実際に自分で巡礼路を歩いてみた体験はとても貴重。日本人はとても珍しかったので、日本人の私を見ると、日本に関心をもっている巡礼者は、よってきて声をかけてくれる。「日本語の勉強をしているのですが、一緒にいていいですか?」「日本の沖縄に、京都に行ったことがあるんだ」「これは日本で買ったブックカバーだ、見てくれよ」「俺はキリストの痛みを我が体で体現したくて、裸足で歩いているんだ」「日本食を食べたいよ。何か作ってくれ」等々・・・。ホタテ貝を目印に歩いていけば、迷うことはないから大丈夫」と言われたが、気付くと自分が先頭に立っていて、前には誰も居なくて迷ったことも何度もある。言葉が通じないからこそ、助けられたこともたくさんある。

 私は63歳の時、商売をやめた年に45日間の休暇を取り、35日は巡礼路を約800㎞、スペインの温泉を二カ所、フランスのルルドの泉、一週間のパリ市街散策を過ごした。巡礼路の体験をよい印象で過ごすことができたが、パリでの一週間は、エッフェル塔公園でブログを書いていてついベンチで居眠りをしてしまう。現金だけをすられた。警察に届け出ると、フランス語が話せない私に、警察は日本大使館に連絡を取るが、大使館員の対応は最悪だった。「私に何をしろっていうんですか?」が第一声だった。以上の詳しい内容は、すべてブログに発信させていただいた。悪い印象も含めて、経験は何とも今後に生かされる貴重なものだ。若い人たちにこそ、巡礼路を歩くことをお勧めしたい。歩き方も一度に歩くか、分割して何年もかけて歩くことも可だ。

☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01


nice!(102)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

初めての海外旅行・フイリピン・マニラへ 1975年・昭和50年9月12~15日 [海外のはなし]

初めての海外旅行・フイリピン・マニラへ 1975年・昭和50年9月12~15日
DSC01375.JPG
45年前の初海外旅行のメモ発見!

新コロナウイルス禍のおかげで、家の片付けが進み、押し入れから25歳の時、45年前に私の初めての海外旅行の手帳と写真が見つかった。当時夜学に通いながら、東京都内の公立学校を対象の職域生協の事務局に勤めていた。食品を扱っていた関係で「協和食品」とかの会社の関係でご招待の旅行だったと思う。行先はフイリピン・マニラのツアーが組まれた。日程は9月12日~15日の3泊4日。1ドル300円の時代だ。

ノースウエスト航空で沖縄経由便。羽田から約2時間半で那覇へ。マニラには当日の13時に到着した。手帳には、「朝は冷房が効きすぎて、寒さで6時に目が覚めた。外は自動車の騒音と新聞売りの少年の掛け声が響く。少年は車道の中に巧妙に割って入り、新聞を勧めている。7階の部屋から望遠レンズを向けると、少年は止まった車を背に笑みを作り、ポーズを作る。マニラ市内観光へ。この国では観光客をとても大切にする。外国観光客に銃を突きつけ脅した事件があった。その現地人はすぐにつかまり、裁判で終身刑を宣告されたという。あくまでガイドの話しで真偽のほどは確かめられない。この国では、仕事がなく『大学は出たけれど』らしく、我らが泊まったベイビューホテルのボーイさんたちは、皆大学出だという。であるから大学卒ではない低階層の人たちは推して知るべしである。だから、外国観光客に対する卑屈な態度に走らせる。パグサンハン川下りの際、ボートマンたちがしきりに客に対して『チャンピオン、チャンピオン』という。チャンピオンとは、『お金持ちでチップを沢山くれる人』のことだそう。土産屋でもよく『パパさん』『社長』『イイオトコ』と声を掛けられる。
DSC01381.JPG
パグサンハン川下り

マニラ市内のチャイナタウンに行くと映画館ばかりが目に付く。大衆娯楽の花形だという。料金は4ペソ位だ。(1ペソ=42円)ブルースリーの映画が東南アジアでは流行っているが、ここでは見かけなかった。日本映画も来ているようで、「子連れ狼」などが上映されている。ガイドのH氏によると英語だと全然イメージが異なり、見ていられないという。

ハグサンハン川巡りからの帰途、モンテンルパへ寄った。かつて日本軍が戦犯捕虜などを収容していた跡で、現在はフイリピンの収容所になっている。私たちはかつての収容所の中にあった日本軍人墓地が目的だったが、現収容所の収容所らしからぬ様子に興味を持った。訪れた日はちょうど日曜日。ところどころに警備員が立っているとはいえ、囚人たちは自由に家族たちと歓談したり、散歩している。左右に広がる田畑はとても手入れされ、雄大な公園を思わせる。日本人墓地はとてもみすぼらしく、それまでに見たアメリカ人墓地や華僑墓地に比べると雲泥の差だ。そこからすぐそばにマンゴーの木が一本立っている。かつて、ルソン島方面の総司令官山本将軍が絞首刑に処された場所だという。
DSC01380.JPG
DSC01382.JPG

タガイタイーマニラ郊外で最も近い避暑地である。マニラを出るときは晴天だったが、この地・タール湖は流れの早い雲に覆われてしまった。途中、三毛作の水田。泥水に潜る水牛。どこまでも続くヤシ畑。ニッパヤシを葺いた家々など南国らしい景色に感激のあまり神経を疲労させ、うつらうつらしながら到着。タガイタイとは発音しにくく、ガイドから『歯が痛い』と覚えるといい、と教えられる。」
さて、古い手帳に書かれたメモの内容は以上だが、ここに書かれていないことがある。もう45年前のことだから恥ずかしいことも書き記すことにする。ソウル市内観光時に、明るい時間にあるクラブにバスで横付けされた。入店するとテーブルが10カ所ほどあり、奥には若い女性が胸に番号を付けて、指名されるのを待っているのだ。観光客は女性の番号を指名してテーブルに呼び、ビールなどの接待をすることになる。お相手をする女性が気に入るとホテルの番号を伝え夜遊びができる仕組みらしい。そこまでは旅行の費用が含まれているようだが、ホテルでの夜遊びの費用は多分個人払いだったのだろう。そこまでは私も覚えていない。そういえばこの頃はすでに日本人の東南アジアでの売春旅行が話題となっていたので、「ああ~これがそうなのか?」と白昼堂々とバスでクラブに横付けして遊ぶ大胆なシステムに驚いたものだ。
DSC01383.JPG

私は当時25歳で、旅行業に転ずる二年前。後に国内外の温泉巡りをすることになるが、まだ温泉に興味を持つ前だった。マニラ郊外にも天然温泉はあったが、頭の片隅にも[いい気分(温泉)]はなかった。ちなみにマニラ郊外の天然温泉の参考:
https://worldofuro.com/philippines-hotspring/

☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01


nice!(116)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

中村研二著「住んでみたインド」を読んで 昭和57年 サイマル出版 [海外のはなし]

中村研二著「住んでみたインド」を読んで 昭和57年 サイマル出版
DSC01367.JPG
DSC01368.JPG

長いステイホームの奨励で、我が家も古書が邪魔使いになり、処分してとのご命令。で、手に取ったのが、たまたまサイマル出版会の中村研二著「住んでみたインド」だった。
表紙の裏側・見返しに著者の手書きで「高木養根(やすもと)様 恵存 昭和57年(1982年)吉日」とあることに気づいた。高木養根とは、1933年京都帝国大学文学部に入学。同年の文部省による滝川幸辰法学部教授の処分(滝川事件)に反対、大学自治を擁護する文学部の運動の中心として活動、学内で配ったビラの文面が治安維持法違反に問われ、一年間の拘置生活を体験。1935年、東京帝国大学法学部に再入学した。1951年、航空活動の再開を見越して設立された日本航空に入社した。営業部次長、香港支店長、総務部長等を歴任、1961年取締役、1963年常務、1969年専務、1971年副社長を経て1981年、日航生え抜きとして初の社長に就任した。しかし在任中に日本航空350便墜落事故(1982年2月9日・羽田沖)、日本航空123便墜落事故(1985年8月12日・御巣鷹)などの重大航空事故が続き、その責任を負って1985年退任した。
山崎豊子の小説「沈まぬ太陽」に登場する国民航空社長・堂本信介のモデルとされるが、人物像は大きく異なるともいう。
著者の中村研二は、日本航空営業本部長付き。1977年5月から81年6月までのインドのニューデリー支店長としてニューデリーに居住。この体験をもとに本書が執筆された。つまり、著者が上司である本社社長に献本されたものだったのだ。私は古書店でこの本を600円で手に入れていた。大変貴重な原本だったわけだ。ちなみにサイマル出版会は、1998年に出版界の長い不況により廃業している。
ウオーキングシューズ2.jpg
私は1977年12月28日~1月8日、インドネパールへツアー旅行したことがある。インドの人気都市(デリー、アグラ、ジャイプール)3つの地点を線で結んで1つのエリアと呼ぶ「ゴールデントライアングル」とカジュラホとネパールだ。この時期はちょうど、著者がニューデリー駐在の時期と一致する。もう43年前だが、ツアーの仲間は札幌から名古屋までの広範囲からの集客。仲間には、インドに自生しているらんを捜しに行く人、インド人女性と夜遊びするために来たという人もいて驚いた。宿泊地のホテルは一流ホテルで、ホテル内にはインド人の女性がサリーをまとって闊歩しているかと思えば、ホテルの敷地内に近づくこともできない裸足の庶民が国民の半分もいるという現実も知った。著書でも触れられていた、84ページに「カーストは心地よい束縛?」自分たちに都合よくしつらえられた社会構造を温存するために、彼らが平然と呼ぶ「ボトム・ハーフ」(多分、低階層の人々のことか)の人々は、「知らしめられず、依らしめられ」て、この先どこまで“諦念”と“輪廻”の哲理を有難くも畏(かしこ)くも守って“生き残って”ゆくのか。これこそ“生き残り”と“生き延び”であって“生きること”からは遠いのではないのか。・・・の記述がある。

☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01


nice!(129)  コメント(1) 
共通テーマ:旅行

世界一周クルーズの夢を追う!ピースボート活動を追って7年目! [海外のはなし]

世界一周クルーズの夢を追う!ピースボート活動を追って7年目!
DSC02504.JPG


 初めてピースボートに直接かかわったのは、2013年10月12日。新聞広告でNGOピースボート世界一周オーシャンドリーム号船内見学会を知った。
ブログ:https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2013-10-13

夫婦で参加することを決め、予約をして横浜港へ。この時の様子はブログで記録した。(https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2013-10-13)その時、案内の若い男性にボランティアでかかわることで、ポイントでクルーズ費用に充てられることを知った。その後、高田馬場の事務所に立ち寄り、一時間850円の日当で事務仕事やポスター張りの体験をすることも。3万円余りのポイントまで記録して途中でやめた。そのお付き合いのあり、時々クルーズの案内チラシが届いていた。

2020年4月上旬に「2022年出航世界一周クルーズすべて20%OFF」のパンフレットが届く。クルーズのコースのほとんどが半分ほどがすでに行ったことのある国なので、南アメリカと南アフリカを中心としたものが出ないのかと思っていた。
2020年4月21日 第9回「美しき南半球の大地へ。アフリカ、南米、南太平洋コース」を見て、これだ!と思った。ただ、最安のエコノミークラスは三か月半で108万円。これには飲み物代と寄港時のオプション代やビザ代、チップ代、寄港諸税が別。日程は二年半後。日程が長いので、月一回首の牽引をしてリハビリをしているが、もつのか?まだクリアすることが多い。

2020年4月下旬  ネットニュースで、新コロナウイルスの影響でいったん申し込んだ客がキャンセルをした時のトラブルが報じられた。2022年クルーズ申し込みの女性がキャンセル申し込むも資金難の折、分割のみ応じるとの回答のトラブル発生を知った。二年後までピースボートの経営が持つのか、今申し込まないとこの割引はなくなる。一種の賭けだ。青年の平和のための事業から始まったピースボートの活動がそう簡単にはつぶれるとは思わない。いやあってはならないと申し込むことにする。

2020年5月02日 ピースボート2021年夏・国内ショートクルーズ40%オフのチラシ届く。新コロナウイルスの影響で苦境に立つ㈱ジャパングレイスの新企画には違いない。必死に頑張っている様子がわかる。ぜひこの苦境に打ち勝ってほしい。国内の旧道歩きで、旧五街道、「奥の細道歩き」、四国遍路道の徳島県内のルートの歩きつなぎ、約800㎞のスペイン聖地サンティアゴ巡礼を歩いた私の最後の大きな挑戦になるのかも知れない。

☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://aspa.starfree.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://aspa.starfree.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01


nice!(97)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

シルクロード・蘭州郊外の黄河炳霊寺石窟と白塔山公園 10月24日 [海外のはなし]

シルクロード・蘭州郊外の黄河炳霊寺石窟と白塔山公園 10月24日
DSC00191.JPG
黄河炳霊寺石窟の大仏像
DSC00237.JPG
白塔山公園の白塔

錦江陽光酒店の連泊だが、朝食バイキングはこれまでで一番良かった。蘭州は麺で有名だが、レストランでも「馬子禄牛肉麺」の実演で提供していた。最初は細麺で、次に平麺で。隣でワンタンが見えたので、それも入れて欲しいというと「ワンタンスープは、別メニュだから、後であなたの席へ届けます」と三杯目をいただくことに。スープの汁の味が良い。果物で黄色い丸いものが気になり、名を聞くと「ニンジンカ」といい、そのまま食べるという。その時は固そうなので、スルーした。
DSC00096_1.JPG
DSC00103.JPG
DSC00102.JPG
DSC00110_1.JPG

出発は8時。蘭州市街地から郊外約100㎞の炳霊寺石窟へ。山々の峰は冠雪で、寒々しい。黄河の乗り場までバスで3時間かかった。途中柳並木やポプラ並木が目立った。
DSC00112.JPG

中国有数の発電所劉家峡ダムの上流約50㎞の石窟へ行くのには、12人乗りのモーターボートで約30分乗ることに。ボートの最高速度は60㎞で土色に濁った飛沫をあげて急カーブを切ると迫力がある。左右に続く絶壁の奇岩には目を見張る。
DSC00125.JPG
DSC00127.JPG
DSC00132.JPG
DSC00138.JPG

黄河北岸に切り立った崖に、長さ約2㎞、上下四層に彫られた石窟は合計183か所、西秦(385~431年)から清(1636~1912年)にかけて刻まれた仏像や彫刻が残されている。
DSC00143.JPG
DSC00148.JPG
DSC00149.JPG
DSC00153.JPG
DSC00157.JPG
第3窟
DSC00161.JPG
DSC00162.JPG
DSC00164.JPG
DSC00165.JPG
DSC00166.JPG
DSC00167.JPG
第10窟
DSC00172.JPG
第12窟
DSC00175.JPG
DSC00177.JPG
DSC00178.JPG
DSC00181.JPG
DSC00188.JPG

最奥には高さ27mの大仏像の上部に彫られた第169窟は「西秦建弘元年」(420年)には、中国石窟最古の題記が残されているが、非公開で見られなかった。
DSC00192.JPG
DSC00201.JPG
DSC00197.JPG
大仏像の上部

 1時半過ぎにランチで黄河の対岸にある船のレストランへ。従業員が網で釣り上げた鯉が跳ねている。ランチにも煮た鯉が出た。
DSC00210.JPG

午後は蘭州市街地へ戻り、白塔山公園へ向かう。登り口から外れたところから、ロープウエイが営業しているが、公園上に立つ高さ17mの白塔まで階段を歩いて上る。
DSC00226.JPG
DSC00229.JPG
DSC00231.JPG
DSC00236.JPG
DSC00241.JPG
DSC00242_1.JPG

 白塔はチンギス・ハーンの元へ遣わされた高僧がここで病死し、その供養のために建てられた。繁忙期にはライトアップがあるらしいが、今の時期は客も少なく、頂上の売店の売り子さんも暇で寝ている。6時を過ぎると薄暗くなり、眼下の鉄橋に青いネオンが付きとても美しい。
DSC00245.JPG
DSC00247.JPG
DSC00249.JPG

夕食は蘭州市のレストランで。朝食時に出合った「ニンギンカ」=人参果が話題になり、添乗員が店で購入して夕食時に出してくれた。1㎏10元だったという。ツアー最後の晩餐で、中華料理もここが一番おいしかった。
DSC00258.JPG
人参果

☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm2013-06-1
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01

旅の知識・楽しみ方 ブログランキングへ


nice!(61)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

シルクロード・張掖の丹霞(たんか)地質公園へ。 10月23日 [海外のはなし]

シルクロード・張掖の丹霞(たんか)地質公園へ。 10月23日
DSC00059_1.JPG
DSC00074_1.JPG

前夜、張掖のホテルに着いたのが22時近い。朝食は7時のバイキングを済ませて8時出発。天候は曇り空。黄葉が始まって、ポプラ並木がとても目立つ。小雪が舞ってきて、川沿いにポプラ並木が植栽され、緑にない暗い印象を和らげてくれる。
DSC09912_1.JPG
DSC09928.JPG
DSC09930_1.JPG

 9時に丹霞地質公園に到着。最初は中国のモニュメントバレーと呼ばれる氷溝丹霞見学。小雪が舞い、風が強い。右手の赤茶けた岩肌に帯状の緑などの色が濃く見える。ポンチョ姿で展望台まで一気に登ってみる。風が強く、頬が冷たい。遊歩道を一通りめぐって、入口へ戻る。
DSC09934.JPG
DSC09938.JPG
DSC09952.JPG
DSC09953_1.JPG
DSC09961_1.JPG
DSC09971.JPG
DSC09983_1.JPG
DSC09995.JPG
DSC09998.JPG
DSC00001.JPG


 願い事を書いて、札を吊り下げる場所は、とてもすごい風景に。祈福牌(チフタイ)というそうだ。日本の のようだ。焼き芋の匂いに誘われて、一個15元の小ぶりなのを購入し、Aさんにおすそ分け。寒いだけに甘く美味しいが、水分が多くびちゃっとした感触。
DSC09992.JPG
DSC00005_1.JPG
DSC00026_1.JPG
DSC00074_1.JPG

 11時45分、郷土料理の昼食後に七彩丹霞見学へ。東洋のグランドキャニオンと呼ばれる二号、一号、四号展望台を見学。雪のために早く見学を終えた。
DSC00013_1.JPG
DSC00014_1.JPG
DSC00019.JPG
DSC00021_1.JPG
DSC00029.JPG
DSC00030.JPG
DSC00033.JPG
DSC00035.JPG
DSC00036_1.JPG
DSC00039_1.JPG
DSC00041.JPG
DSC00042_1.JPG
DSC00046_1.JPG
DSC00047_1.JPG
DSC00048.JPG
DSC00049_1.JPG
DSC00055.JPG
DSC00056_1.JPG
DSC00059_1.JPG
DSC00061.JPG
DSC00065.JPG
DSC00069.JPG
DSC00073.JPG

 当初弁当の予定だったが、張掖市街に戻り、余事の夕食になった。いつものメニューがほとんどだが、茄子の料理が美味。
DSC00078_1.JPG
DSC00081.JPG

 ここからから80㎞行ったところにあるバスで一時間半かかる「平山洞」へツアーに出かけたグループは、大雪のため立ち往生して見学できずに戻り、今昼食に着いたところで、我々が夕食に時間に昼食をとっているという。
DSC00084.JPG
DSC00083.JPG

 夕食後は、新幹線で張掖西駅(18時33分)から蘭州西駅(22時55分)へ。待ち時間に駅構内の「便利店」で棗に実の大きい胡桃が入った菓子を購入した。荷物検査がどこも厳しく、特にパソコンや充電器を出させて、調べられた。新幹線に大きなトランクを置く場所を確保するために、新幹線の乗り口にトランクを並べて、一気に車内に運びに置き場を運ぶという添乗員とガイドが周到な動きをしてくれた。蘭州のホテルに着いたのは、10月24日の午前一時半。それから荷解きや入浴して、午前三時ころになったのではないか。それでも24日は、7時からの朝食バイキング、出発は8時だった。

☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm2013-06-1
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01

旅の知識・楽しみ方 ブログランキングへ


nice!(58)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

シルクロード・嘉峪関、酒泉、張掖へ。 10月22日 [海外のはなし]

シルクロード・嘉峪関、酒泉、張掖へ。 10月22日
DSC09872.JPG
DSC09877.JPG

 シルクロードの5日目。敦煌はポプラ並木が多い。寒さに強いからか。北海道出身の私にとっては懐かしい。札幌の北大のポプラ並木は有名だ。黄葉が始まり、並木は美しい。
今日の予定は、9時56分発の敦煌から12時26分着の嘉峪関へ、新幹線に乗る。
DSC09806.JPG
敦煌中心地
DSC09808.JPG
敦煌駅
DSC09810.JPG
車窓から

昨日、日曜日で大変こんな雑していて、乗り降りに大変な苦労をしただけに、皆不安顔だったが、空いていてとてもスムーズに。右側の車窓には、長さ1000㎞の冠雪キレン連山脈が見える。新幹線は時速150~190㎞の表示を示しているが、本当にそんな高速が出ているのか?と思うほど低速に思える。嘉峪関に着いてすぐレストランへ。ポプラ並木や胡楊(こよう)の黄葉が美しい。13時に毛家飯店へ。毛沢東の出身の料理をふるまうことで入り口に毛沢東の胸像がある。毛沢東出身地の郷土料理を出すことからとったとか。棗入りのスープは、甘くお汁粉の汁のよう。棗が一個残されていて、お互い譲り合う。
DSC09811.JPG
DSC09817.JPG
DSC09816.JPG

 嘉峪関は、万里の長城の最西端の関所で、明代(1372年着工)のもの。高さ11mの城壁に囲まれ、内城には東に光化門、西に柔遠門があり、それぞれの上に高さ17mの3層の楼閣がある砦だ。内城を一巡りしてみた。
DSC09820.JPG
DSC09823.JPG
DSC09828.JPG
DSC09829.JPG
DSC09832.JPG
DSC09834.JPG
DSC09838.JPG
DSC09840.JPG
DSC09848.JPG
DSC09849.JPG
DSC09852.JPG
DSC09854.JPG
DSC09862.JPG
DSC09867.JPG
DSC09868.JPG
DSC09872.JPG

 砦の出口まで行くと駱駝が座って待っている。ここから最初に来た場所へ送る客を待っている。今日は客が少なく、大欠伸をしている駱駝もいた。
DSC09878.JPG
DSC09877.JPG

バスで酒泉駅から張掖駅まで一時間半ほど、新幹線に乗る。
DSC09886.JPG
DSC09889.JPG

バスは駅から40分ほどで中心地にある酒泉のシンボル「鐘鼓楼」を見てから駅へ。鐘鼓楼はロータリーの真ん中にあり、横断歩道がなく行くことができずに見るだけになる。
DSC09884.JPG


18時13分発の酒泉駅から19時35分着の張掖駅まで列車移動。この先は気温が下がり、車窓のキレン山脈側の景色は、霜か凍っているように見える。
DSC09895.JPG
DSC09898.JPG

 酒泉駅で待つガイドのこうかさんとバスで夕食場所へ。郷土料理だが半分はこれまでと似たようなメニュー。キノコ料理と短い麺の料理がおいしかった。


☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://aspa.starfree.jp/junyoku/matsuno.htm2013-06-1
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01

旅の知識・楽しみ方 ブログランキングへ


nice!(28)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

ついに東京から5000キロ、シルクロード・トルファンに着く! [海外のはなし]

ついに東京から5000キロ、シルクロード・トルファンに着く!
DSC09416.JPG
「楼蘭の美女」の予想顔
DSC09445.JPG
高速道路の休憩所で果物の販売車でメロンを

10月18日、成田空港から上海へ、さらに国内線で上海から蘭州経由でトルファンへ。約9時間の飛行機の時間で、乗り継ぎ時間は6時間ほどだった。今の時代一日でシルクロードの奥深くまで飛行機で行ってしまう。ジェット時代は当たり前となってきたが、改めて考えると大変なことだ。
DSC09364.JPG

ウルムチ空港は思ったよりとても大きな空港で、しかも近代的。マッサージチェアも置いてあり、称していた。小型バスに乗り込み、ガイドは白さん、運転手は顔さん。添乗員は山田さん。

 一泊目のホテルは、東方王朝酒店。ガイドの白さんの話で、「湿度が少なく日本の五分の一だから乾燥します。お水を頑張って飲んでください」と言われたが、午前三時に寝て五時に目覚め、のどがカラカラ。慌ててお水を補給。しめらせたタオルを顔に当てて寝た。洗濯した長袖のシャツは午前八時半にはほとんど乾いていた。朝食は7階フロアのバイキングレストラン。中華料理で種類は豊富で、名物の麺汁は三種類を用意していて、内二種類を試したが、まあまあだ。

 出発は9時45分。気温は7度。まず新疆ウイグル自治区博物館へ10時からの開館に並ぶ。
DSC09385.JPG
DSC09387.JPG
DSC09388.JPG

二階フロアの古代ミイラの展示室の約3800年前のものという「桜蘭美女」が目当て。1980年にタクラマカン砂漠の桜蘭鉄板河遺跡で発掘されたもの。他にも自然にできたミイラが展示されていたが、皆の注目度は格別。私も明らかに美女とわかるのかなと思っていたが、肌は発掘当時より空気に触れて酸化したせいか黒ずんでいた。骨格から予想される顔立ちが写真で紹介展示されていたが、さすがに「桜蘭美女」と言われるだけの顔立ちだ。
DSC09390.JPG
DSC09391.JPG
DSC09405.JPG
DSC09404.JPG
DSC09410.JPG
DSC09411.JPG
DSC09413.JPG
DSC09414.JPG
DSC09416.JPG

自然な形でミイラが残る理由として、白ガイドは①異常な乾燥地帯であること。②時期が冬季に亡くなったこと。③土壌がアルカリ度であること。④地下一メートルのところに埋葬されていたこと。深いと地下水に浸透し、地上だと空気にさらされる。

 ウルムチからバス移動でトルファンへ。ウイグル新疆の疆についての説明が白ガイドからあった。一田一田一の一は、山脈を意味し、北からアルタイ山脈、天山山脈、崑崙山脈を意味し、その間の田は、綿花の豊饒な畑、ジュンダルタクラマカンを指すという。
DSC09428.JPG
DSC09430.JPG
DSC09431.JPG
DSC09433.JPG
DSC09437.JPG
DSC09438.JPG
DSC09441.JPG
DSC09442.JPG
DSC09445.JPG
1キロ3元×3キロ=9元 昼食に出してもらった
DSC09457.JPG
昼食
 天山はこのところの寒さで冠雪している。最高峰ボフラホは標高5445m。トルファン盆地の燃え盛るような火焔山と対照的な印象だ。新たに完成したトンネルを抜けると火焔山。休憩地でパスポートの提示を求められ、トイレ休憩。そこでメロン販売車で購入したメロンを食べる集団に遭遇。一キロ3元、一個3キロで9元でガイドさんが購入し、昼食場所で出してくれることになった。ところどころに大規模な風力発電の風車が点在する。昼食は大幅に遅れ14時30分。

 今日の観光地の目玉の吐魯番(トルファン)の西遊記の舞台の火焔山、ベゼクリナ千仏洞、漢代の砦・高昌故城で盛り沢山。宿に着いたのは夜8時半。夕食を終え、翌日の準備をして休んだのは午前3時だった。火焔山、ベゼクリナ千仏洞、漢代の砦・高昌故城は次回に紹介する。
 
☆シルクロード・敦煌の莫高窟、鳴沙山、月牙泉へ。https://hide-tabi.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
☆信州・白馬温泉に長期滞在し、ハイキング三昧へ! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-14
☆ミャンマー最大の名所・仏教建築群バガンに来た! https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-15
☆インドネシア滞在の旅 出国審査で「違法滞留」https://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2018-07-01
☆奄美大島へ友人と古民家探しに行く!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28
☆危機一髪エッセイ http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
☆四国歩き遍路 第1番・霊山寺~第6番・安楽寺http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
★スペイン聖地サンティゴ巡礼を歩く 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19
☆海外温泉入浴珍道中 http://www.a-spa.co.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
 http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-01

旅の知識・楽しみ方 ブログランキングへ


nice!(23)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行
前の10件 | 次の10件 海外のはなし ブログトップ