豪州・ヘップパーン温泉入浴 その2 静旅館の話 [海外のはなし]
オーストラリア紀行 ヘップパーン温泉 2013年5月1~2 その2
Mooltan Houseに落ち着いてから、和風旅館で知られる「静旅館」を取材に出かけた。日本から電話で取材で行くので案内をしてほしい、もし出来れば夕食か昼食が食べられないか?と聞いてみたら、食事は無理だが取材の対応はオーケーということだった。交通標識も無い田舎道で、ウォーキングでの移動は方向音痴の私には難しく、車移動中の二人連れ女性に道を尋ねた縁で車で送っていただいた。門の入り口からもう和風で、玄関までの建物の周りの植栽も紅葉など四季折々の色彩を意識したもので美しい。
玄関ドアの飾りは、「寛永通宝」の日本人でも渋いデザイン。ドアを押して入ると誰もいないので、ふと見ると中央に銅鑼がある。これを叩きドラがなるとオーナーが来て案内をしてくれた。
ロビーはレストラン兼用で、夕・朝食事は部屋食ではなくここでとることになる。別棟のお部屋に行く途中の渡り廊下の中庭は、京都の竜安寺方丈庭園のような石と砂の庭園だ。ここでお客はカルチャーショックを感じること請け合いだ。各部屋は8畳間のバストイレ付き、床の間には鯉の掛け軸が掛けられ、美しい着物も掛けられていた。ほとんどの客は二人連れでこの広さに問題は無いという。食事は和食で天ぷら、寿司、すき焼き等が出される。朝食は塩焼きの鮭、卵焼き、おひたし、酢の物、煮物にごはん、味噌汁。外側にはテラスがあり、そこから見下ろす眺めも美しい。和風にこだわり館内往来自由の浴衣や庭散策のための下駄も用意されている。ただ、温泉の引き湯は無く大浴場も無い。檜の湯舟を考えたがオーストラリア人は、ジャグジー風呂の方を好むのでそれにした。因みに、来館者の8割はオーストラリア国内の人達だ。
オーナーは、ピーター・マクコンビル、マーガレット・マクコンビルご夫妻で、1975年に1年間日本に留学し、その後道後温泉の「旅館うめ乃」滞在の体験の印象が強く、「本当の日本の文化を伝えたい」と純日本風旅館をオーストラリアに作ることを決意し、2005年に2年の歳月をかけてオープンした。2004年の1月に日本のテレビ東京の番組で「オーストラリア唯一の和風旅館」と紹介された。オーナーの写真を撮らせて欲しいと言っていたところへご夫人が見え、一緒に並んで撮らせていただいた。
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宿泊ホテルで紹介してもらったレストランの最も近いCosy Conerは、17時30分でまだ早いためか閉店中。次はもっと歩いたところにレストランがあった。60席の豪華な造りでユトリロ作のような油絵がところにどころに飾っている。メニューを見てもほとんど解らないので、片言のブロークン英語と手振りで伝える。白ワインとポテトスープ、トマト入りパスタを注文。まだ早くお客が私一人だったので辛抱強く付き合ってくれた。そのうちに20 人ほどの女性団体客が添乗員に連れられて入店してきた。これからは声高いお喋りの合唱となり珈琲を静かに飲める雰囲気ではないので退散する。外は段々と寒くなり、部屋の中では二カ所の暖房を使うことに。メインは電気式暖炉で見た目に赤い炎を見ることが出来て暖かく感じる。バスタブ付きの浴槽があるのでオーストラリアに来てl週間ぶりの全身浴となった。勿論、裸浴で。こちらでの温泉は全て水着着用での入浴だったから・・・。翌日は、吐く息が白くなるほどの寒さで霜が降りていて驚いた。
☆高野山麓の天然水「月のしずく」http://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/
☆旅と温泉の相談室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
Mooltan Houseに落ち着いてから、和風旅館で知られる「静旅館」を取材に出かけた。日本から電話で取材で行くので案内をしてほしい、もし出来れば夕食か昼食が食べられないか?と聞いてみたら、食事は無理だが取材の対応はオーケーということだった。交通標識も無い田舎道で、ウォーキングでの移動は方向音痴の私には難しく、車移動中の二人連れ女性に道を尋ねた縁で車で送っていただいた。門の入り口からもう和風で、玄関までの建物の周りの植栽も紅葉など四季折々の色彩を意識したもので美しい。
玄関ドアの飾りは、「寛永通宝」の日本人でも渋いデザイン。ドアを押して入ると誰もいないので、ふと見ると中央に銅鑼がある。これを叩きドラがなるとオーナーが来て案内をしてくれた。
ロビーはレストラン兼用で、夕・朝食事は部屋食ではなくここでとることになる。別棟のお部屋に行く途中の渡り廊下の中庭は、京都の竜安寺方丈庭園のような石と砂の庭園だ。ここでお客はカルチャーショックを感じること請け合いだ。各部屋は8畳間のバストイレ付き、床の間には鯉の掛け軸が掛けられ、美しい着物も掛けられていた。ほとんどの客は二人連れでこの広さに問題は無いという。食事は和食で天ぷら、寿司、すき焼き等が出される。朝食は塩焼きの鮭、卵焼き、おひたし、酢の物、煮物にごはん、味噌汁。外側にはテラスがあり、そこから見下ろす眺めも美しい。和風にこだわり館内往来自由の浴衣や庭散策のための下駄も用意されている。ただ、温泉の引き湯は無く大浴場も無い。檜の湯舟を考えたがオーストラリア人は、ジャグジー風呂の方を好むのでそれにした。因みに、来館者の8割はオーストラリア国内の人達だ。
オーナーは、ピーター・マクコンビル、マーガレット・マクコンビルご夫妻で、1975年に1年間日本に留学し、その後道後温泉の「旅館うめ乃」滞在の体験の印象が強く、「本当の日本の文化を伝えたい」と純日本風旅館をオーストラリアに作ることを決意し、2005年に2年の歳月をかけてオープンした。2004年の1月に日本のテレビ東京の番組で「オーストラリア唯一の和風旅館」と紹介された。オーナーの写真を撮らせて欲しいと言っていたところへご夫人が見え、一緒に並んで撮らせていただいた。
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宿泊ホテルで紹介してもらったレストランの最も近いCosy Conerは、17時30分でまだ早いためか閉店中。次はもっと歩いたところにレストランがあった。60席の豪華な造りでユトリロ作のような油絵がところにどころに飾っている。メニューを見てもほとんど解らないので、片言のブロークン英語と手振りで伝える。白ワインとポテトスープ、トマト入りパスタを注文。まだ早くお客が私一人だったので辛抱強く付き合ってくれた。そのうちに20 人ほどの女性団体客が添乗員に連れられて入店してきた。これからは声高いお喋りの合唱となり珈琲を静かに飲める雰囲気ではないので退散する。外は段々と寒くなり、部屋の中では二カ所の暖房を使うことに。メインは電気式暖炉で見た目に赤い炎を見ることが出来て暖かく感じる。バスタブ付きの浴槽があるのでオーストラリアに来てl週間ぶりの全身浴となった。勿論、裸浴で。こちらでの温泉は全て水着着用での入浴だったから・・・。翌日は、吐く息が白くなるほどの寒さで霜が降りていて驚いた。
☆高野山麓の天然水「月のしずく」http://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/
☆旅と温泉の相談室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
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