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東京駅丸の内駅舎とアーサー・ビナード講演会に行く 2013.4.6 [東京・青梅周辺]

法政大学二部九条の会主催「アーサー・ビナード講演会」へ行く! 2013年4月6日
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アーサー・ビナード氏の講演

法政大学二部九条の会設立3周年記念企画で、演題は「最高の憲法と最低の政治の不思議の国ニッポン」と相当ショッキングな演題だが、事実だから仕方が無い。アーサー・ビナード氏は米国人の詩人。都内文京区の「いきいきプラザ一番町」で開催されるので、ついでに妻がまだ見ていない東京駅旧丸の内駅舎を見に行くことにした。大正3年に建てられ、当時のままに復原され今では観光名所になっている。全景とドームの内側から見た後、新丸ビルの5階フロアのレストランで食事をいただいた。
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東京駅丸の内駅舎

お昼時でどの店も列を作って時間がかかりそうだったが、東京駅旧丸の内駅舎が見えない内側にあった「和食豚肉料理 とん風」のランチ「海鮮丼セット」にした。1260円とリーズアブルダだが、こぶりの丼にたくさんの具が入り、小付けと豚汁がついたもの。新鮮で美味しく、お勧めの穴場のお店である。生ビールを頼んだら、酒のツマミが二種類ついた。隣接する丸ビルノレストランも含めてリーズナブルなお勧めのお店の一つだ。
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新丸ビルの5階フロア レストラン


JR東京駅から地下鉄で半蔵門に移動して、文京区の講演会場「いきいきプラザ一番町」へ移動する。200名収容の会場はほぼいっぱいで盛況だった。私は一番前の席に陣取り真剣に聴くつもりでいたが、隣席の妻はしょっちゅう舟を漕いでいて、ときどき肘で妻の体を突いて起こしていた。
アーサー・ビナード氏は、大学卒業後すぐ来日し、日本語での詩作を始める。「釣りする上げては」で中原中也賞を、「日本語ぽこりぽこり」で講談社エッセイ賞、「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」で日本絵本賞を受賞。翻訳絵本に「キンコンカンせんそう」、「はじまりの日」、「ほんとうのサーカス」など多数。氏は日本国憲法が、国会で議論されていることに驚き、日本語の厳密な意味にこだわってきた。例えば「勃発」は、突然は有り得ないこと、戦争勃発は周到な準備を必要としていること、であるから広告会社や軍需産業、権力者のペテンを見抜くこと、言葉の外見ではなく中身に注目すること、言語をペテンの道具にしてはならないとユーモアを持ってカッパされた。ユニクロや楽天が社内での英語を義務付けていることに「日本語そのものが廃棄されていることに処分され、かつてのアイヌ語とおなじ運命をたどることになる」と警鐘する。何気なく使っている日本語の使い方や意味にガツンと気合いを入れられた気分であった。氏の著書をもっとぜひ読みみたいと思った。
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コメント 1

yakko

こんばんは。お久しぶりです !
新しい東京駅を見てみたいです !
by yakko (2013-04-22 22:29) 

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