2013年巳年の初詣は蛇にちなんだところへ。 2012.1.02、04 [東京・青梅周辺]
2013年巳年の初詣は蛇にちなんだところへ。 2012.1.02、04

木母寺の蛇身弁財天
2013年初詣は、巳年にちなんで都内墨田区堤通2丁目にある蛇身弁財天参拝に出かけた。午前中は上野・東京美術館で開催されている「メトロポリタン美術館展」を鑑賞、その後蛇身弁財天を参拝、戻って浅草寺参拝し、近くにある鉱泉銭湯「蛇骨湯」で入浴する予定だ。
弁財天は、琵琶を弾く姿が一般的で、芸能の神様として知られる。学問・弁舌・音楽・除災・財宝・至福を与える女神様である。江戸時代から弁財天と呼ばれ、七福神の一神とされた。弁天は日本神道古来の神である宇賀神と習合して一体化し、頭上に老人の頭をもち身体は白蛇(人頭蛇身)の姿をしていて、農業・食物・財福の神とされている。墨田区堤通2丁目にある木母寺(もくぼじ)に蛇身弁財天があるというので見に出かけた。東武伊勢崎線浅草駅から鐘ヶ淵駅へ。下車して西へ600m行くと隅田川手前に高速自動車道6号線を左折してすぐに近代的な異型をほこるお寺がある。木母寺は戦時中の空襲で焼かれ今防災団地になっているところにあったが30年前今の場所に移転した。境内の一角にある蛇身弁財天の歴史は、先代住職が亡くなったので知る人はいないと言う。昨年末からマスコミ各社から取材に見えたが、由来が不明なのでお答えできないという。この寺の境内に鎮座する梅若塚で有名で、当寺に現存する絵巻物「梅若権現縁起」による謡曲で知られている旧跡である。蛇身弁財天のことには無頓着のようだ。

鐘ヶ淵駅構内

木母寺全景



境内の一角に蛇身弁財天

蛇骨湯は、源泉が18度で加熱しているが、メタケイ酸および炭酸水素イオン(重炭酸ソーダ・1リットル中284.9mg含有)の項で温泉成分に達している。循環式の塩素殺菌で塩素臭があるのは残念だ。平成9年に鉱泉分析試験をし、12年に登録された。浴室は奥に2×7mの赤御影石造りの浴槽、左からジェット風呂、電気風呂、普通風呂と繋がっている。入り口をはいって左側に戸で仕切った露天風呂があるが温めなのでいつも常連客でいっぱいでなかなか出てくれない。
2010年の初詣http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2010-01-11
2009年の初詣でも紹介している。http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2009-01-10

浅草から見た東京スカイツリー

雷門

すし屋通り入り口

蛇骨湯入り口


東京都美術館


メトロポリタン美術館展
1月04日、東京都立川市羽衣町3丁目29番地にある矢川弁財天を訪ねた。国道20号線信号「青柳」を北、みのり通りへ入る。500mも行くと右手にある「消防共済会」の左手に矢川弁財天があるが、車で行くには先の「羽衣町」の信号を左折して回り込まないと行き着かない。正面右手に錦鯉が飼われる「龍神之池」、二の鳥居をくぐって橋を渡ると手水場。橋の欄干に蛇が這っている。拝殿の前にとぐろを巻く狛蛇が二匹。左に右巻き、右に左巻きでどちらも口を閉じている。拝殿の奥には本殿があり、板張りで覆われているがその本殿の前にも白蛇の狛蛇が鎮座する。こちらのほうが建立は古いそうだ。
大正時代末に当時立川市市議会議員や議長をしていたというこの広い土地を所有していた井上吉之助氏が昔からこの所有地内に小さな祠があったことから、従兄弟の木島キヨさんに弁財天を祀るよう依頼した。「ここの荒地を開拓し繁栄にともに多数の人を導いた」として初代教主木島キヨさんの顕彰像が建てられている。現在は四代目の石垣雅巳(いしがきみやび)さんが弁財天を守っている。「40年前はこのあたりは雑木林で何もなかった。昔の祠は道路の反対側にあるケヤキの辺りで湿地帯だった」と話されていた。今年は巳年なので三が日は例年より大勢の参拝者が訪れたという。絵馬も奉納されていた。

矢川弁財天


龍神之池


橋の欄干に蛇が這う

拝殿の前に狛蛇

拝殿の前の狛蛇
本殿の前の狛蛇

絵馬

四代目の石垣雅巳さんと初代教主木島キヨさんの顕彰像
旧街道をあるく旅 http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html

木母寺の蛇身弁財天
2013年初詣は、巳年にちなんで都内墨田区堤通2丁目にある蛇身弁財天参拝に出かけた。午前中は上野・東京美術館で開催されている「メトロポリタン美術館展」を鑑賞、その後蛇身弁財天を参拝、戻って浅草寺参拝し、近くにある鉱泉銭湯「蛇骨湯」で入浴する予定だ。
弁財天は、琵琶を弾く姿が一般的で、芸能の神様として知られる。学問・弁舌・音楽・除災・財宝・至福を与える女神様である。江戸時代から弁財天と呼ばれ、七福神の一神とされた。弁天は日本神道古来の神である宇賀神と習合して一体化し、頭上に老人の頭をもち身体は白蛇(人頭蛇身)の姿をしていて、農業・食物・財福の神とされている。墨田区堤通2丁目にある木母寺(もくぼじ)に蛇身弁財天があるというので見に出かけた。東武伊勢崎線浅草駅から鐘ヶ淵駅へ。下車して西へ600m行くと隅田川手前に高速自動車道6号線を左折してすぐに近代的な異型をほこるお寺がある。木母寺は戦時中の空襲で焼かれ今防災団地になっているところにあったが30年前今の場所に移転した。境内の一角にある蛇身弁財天の歴史は、先代住職が亡くなったので知る人はいないと言う。昨年末からマスコミ各社から取材に見えたが、由来が不明なのでお答えできないという。この寺の境内に鎮座する梅若塚で有名で、当寺に現存する絵巻物「梅若権現縁起」による謡曲で知られている旧跡である。蛇身弁財天のことには無頓着のようだ。

鐘ヶ淵駅構内

木母寺全景



境内の一角に蛇身弁財天

蛇骨湯は、源泉が18度で加熱しているが、メタケイ酸および炭酸水素イオン(重炭酸ソーダ・1リットル中284.9mg含有)の項で温泉成分に達している。循環式の塩素殺菌で塩素臭があるのは残念だ。平成9年に鉱泉分析試験をし、12年に登録された。浴室は奥に2×7mの赤御影石造りの浴槽、左からジェット風呂、電気風呂、普通風呂と繋がっている。入り口をはいって左側に戸で仕切った露天風呂があるが温めなのでいつも常連客でいっぱいでなかなか出てくれない。
2010年の初詣http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2010-01-11
2009年の初詣でも紹介している。http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2009-01-10

浅草から見た東京スカイツリー

雷門

すし屋通り入り口

蛇骨湯入り口


東京都美術館


メトロポリタン美術館展
1月04日、東京都立川市羽衣町3丁目29番地にある矢川弁財天を訪ねた。国道20号線信号「青柳」を北、みのり通りへ入る。500mも行くと右手にある「消防共済会」の左手に矢川弁財天があるが、車で行くには先の「羽衣町」の信号を左折して回り込まないと行き着かない。正面右手に錦鯉が飼われる「龍神之池」、二の鳥居をくぐって橋を渡ると手水場。橋の欄干に蛇が這っている。拝殿の前にとぐろを巻く狛蛇が二匹。左に右巻き、右に左巻きでどちらも口を閉じている。拝殿の奥には本殿があり、板張りで覆われているがその本殿の前にも白蛇の狛蛇が鎮座する。こちらのほうが建立は古いそうだ。
大正時代末に当時立川市市議会議員や議長をしていたというこの広い土地を所有していた井上吉之助氏が昔からこの所有地内に小さな祠があったことから、従兄弟の木島キヨさんに弁財天を祀るよう依頼した。「ここの荒地を開拓し繁栄にともに多数の人を導いた」として初代教主木島キヨさんの顕彰像が建てられている。現在は四代目の石垣雅巳(いしがきみやび)さんが弁財天を守っている。「40年前はこのあたりは雑木林で何もなかった。昔の祠は道路の反対側にあるケヤキの辺りで湿地帯だった」と話されていた。今年は巳年なので三が日は例年より大勢の参拝者が訪れたという。絵馬も奉納されていた。

矢川弁財天


龍神之池


橋の欄干に蛇が這う

拝殿の前に狛蛇

拝殿の前の狛蛇


絵馬

四代目の石垣雅巳さんと初代教主木島キヨさんの顕彰像
旧街道をあるく旅 http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
蛇身弁財天 びっくりのお姿ですね。
狛蛇は遠目にみると大きいのがよくわかります。
これもちょっと・・。^^;
by がり (2013-01-06 21:15)
木母寺の蛇身弁財天、知らなかったけど行ってみたい。
近いうち、向島に行くので、寄ってみますね。
by hawaiian (2013-01-07 07:47)
遅れ馳せながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
by 山子路爺 (2013-01-07 16:37)
こんにちは。
蛇身弁財天さま、初めて見ました(@_@;)
by yakko (2013-01-12 14:41)
ご訪問&niceありがとうございました。
私も東海道を昨年完歩し、日光街道に挑戦中です。
記録を参考にさせていただきます。
by takenoko (2013-01-12 17:43)