あきる野の白萩の名刹 大悲願寺へ行く!今が見ごろ! 2012年9月17日 [東京・青梅周辺]
2012.9.17 040.jpg" />あきる野の白萩の名刹 大悲願寺へ行く!今が見ごろ! 2012年9月17日
あきる野の白萩の名刹 大悲願寺 山門をくぐる
数年前、あきる野の白萩の名刹 大悲願寺へ10月5日に行き、白萩が終わっていて残念な思いをしていた。あきる野市で評判の良い温泉地「瀬音の湯」へ行ったついでに妻と白萩の名刹 大悲願寺に立ち寄ってみた。
あきる野市の「瀬音の湯」
入り口に五日市町にある「深沢 小さな美術館」館主友永詔三作家の「ZiZじーじー」が迎える
https://blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=52466176
メルヘンの里に癒しの隠れ家「深沢 小さな美術館を訊ねて・・・」
正式な寺名は、「金色山大悲願寺」で建久2年(1191年)に源頼朝の命を受けた平山季重(すえしげ)が建立した。その後、伊達政宗の末弟で15世秀雄僧正も輩出、元和元年(1623年)仙台藩主伊達正宗が当山へ宛てた書簡、正宗が以前ここを訪れたとき白萩に心奪われて、後にこの白萩を所望してきた書簡が残されている。
白萩は今が最盛期で9月中楽しめるという。境内の遊歩道に覆い重なるような豊かな白萩で、つい拙句「かき分けて連れ捜すよな萩の寺」
大悲願寺山門
山門脇に鎮座する仏像たち
本堂
今を盛りと白萩が咲き乱れる
本堂で参拝し、奥の観音堂の極菜色の極楽図に驚く!天保5~13年(1834~1842年)に嵌め込まれた彫刻で彫刻の曼荼羅絵というところか。ちょうど住職が3名の参拝客に説明をしていた。彫刻の一部に中国の故事に由来する「冬の孟宗竹を掘っている若者」の情景を説明していた。
ある時病気の母親が冬に筍を食べたいと言った。孝行息子であった孟宗は、筍を掘りに行ったものの雪に覆われた竹林に筍があるはずもなく、泣きながら天に祈ると雪が融けあたり一面筍が生えて来た。それを持ちかえり病気の母親に食べさせたところ、たちまち病気が治ったという故事から孟宗の竹となった。中国の三国時代呉の人で孟宗という人物の名に由来する話だという。
観音堂
観音堂に納められているご本尊(パンフレットから)
観音堂上部の彫り物
左上に雪の孟宗竹を掘る若者の図
いずれも見事な彫り物
本堂内部の建築物
本堂は元禄8年(1695年)の建立。観音堂に納められている木造伝阿弥陀如来三尊像は平安末期から鎌倉時代に造られた仏像で国指定重要文化財。毎年4月21、22日のご開帳。治承5年(1181年)書写の奥書がある「大般若経写本」も寺宝。都内に現存する写経本の中で最古で600巻中466巻が保存されているという。
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
旧街道をあるく旅 http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
あきる野の白萩の名刹 大悲願寺 山門をくぐる
数年前、あきる野の白萩の名刹 大悲願寺へ10月5日に行き、白萩が終わっていて残念な思いをしていた。あきる野市で評判の良い温泉地「瀬音の湯」へ行ったついでに妻と白萩の名刹 大悲願寺に立ち寄ってみた。
あきる野市の「瀬音の湯」
入り口に五日市町にある「深沢 小さな美術館」館主友永詔三作家の「ZiZじーじー」が迎える
https://blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=52466176
メルヘンの里に癒しの隠れ家「深沢 小さな美術館を訊ねて・・・」
正式な寺名は、「金色山大悲願寺」で建久2年(1191年)に源頼朝の命を受けた平山季重(すえしげ)が建立した。その後、伊達政宗の末弟で15世秀雄僧正も輩出、元和元年(1623年)仙台藩主伊達正宗が当山へ宛てた書簡、正宗が以前ここを訪れたとき白萩に心奪われて、後にこの白萩を所望してきた書簡が残されている。
白萩は今が最盛期で9月中楽しめるという。境内の遊歩道に覆い重なるような豊かな白萩で、つい拙句「かき分けて連れ捜すよな萩の寺」
大悲願寺山門
山門脇に鎮座する仏像たち
本堂
今を盛りと白萩が咲き乱れる
本堂で参拝し、奥の観音堂の極菜色の極楽図に驚く!天保5~13年(1834~1842年)に嵌め込まれた彫刻で彫刻の曼荼羅絵というところか。ちょうど住職が3名の参拝客に説明をしていた。彫刻の一部に中国の故事に由来する「冬の孟宗竹を掘っている若者」の情景を説明していた。
ある時病気の母親が冬に筍を食べたいと言った。孝行息子であった孟宗は、筍を掘りに行ったものの雪に覆われた竹林に筍があるはずもなく、泣きながら天に祈ると雪が融けあたり一面筍が生えて来た。それを持ちかえり病気の母親に食べさせたところ、たちまち病気が治ったという故事から孟宗の竹となった。中国の三国時代呉の人で孟宗という人物の名に由来する話だという。
観音堂
観音堂に納められているご本尊(パンフレットから)
観音堂上部の彫り物
左上に雪の孟宗竹を掘る若者の図
いずれも見事な彫り物
本堂内部の建築物
本堂は元禄8年(1695年)の建立。観音堂に納められている木造伝阿弥陀如来三尊像は平安末期から鎌倉時代に造られた仏像で国指定重要文化財。毎年4月21、22日のご開帳。治承5年(1181年)書写の奥書がある「大般若経写本」も寺宝。都内に現存する写経本の中で最古で600巻中466巻が保存されているという。
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html
旧街道をあるく旅 http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
ご訪問&niceありがとうございました。
by takenoko (2012-09-21 17:12)
ご訪問&ナイスありがとうございます。
歴史ある素晴らしい建造物と彫り物ですね。
白萩も見頃のようで訪れる方も多いのでしょうね。
by ヤッペママ (2012-09-21 17:37)
ご訪問とnice、ありがとうございます。
by トックリヤシ (2012-09-25 19:44)
いや〜温泉マニアと言いましても凄いですね〜
羨ましいです・・・何処にも行けない自分が惨めで・・・
ご訪問とナイス、ありがとうございました。
by Hide (2012-09-26 15:44)