雲上の花園「月山・鳥海山」みちのく神秘の秘境 3日間 に参加して その1 [温泉巡浴]
雲上の花園「月山・鳥海山」みちのく神秘の秘境 3日間 に参加して その1
栗駒山・世界谷地湿原原生花園の木道
8月14~16日発、阪急交通社主催のツアーの友人と参加した。1泊目は湯瀬温泉ホテル姫の湯、2日目は鳴子温泉幸雲閣に宿泊する。温泉地はすでに何度か入浴したことがあり、湯瀬温泉の最初は、1983年9月15日(29年前)の湯瀬ホテル、私の温泉巡浴276湯目の温泉地、鳴子温泉は、1976年8月28日ホテル湯泉閣(36年前)17湯目の温泉地だった。
鳴子温泉は、2006年1月6日から始めた「奥の細道を歩く 第27・28回目(2007年9月~10月)に掛けて歩いた場所で印象深い場所でもある。
世界谷地原生花園は、宮城・岩手・秋田三県にまたがる栗駒山(標高1627m)南の湿地帯で、栗駒から鳴子に向う田園地帯の風景を拙句「栗駒や落穂待つ烏鷺(うろ)足踏みす」を詠んだ思い出の地。栗駒山(標高1627m)の穏やかな南面、標高669m~707mに広がる面積14.34ヘクタール。大小8つの湿原からなりその間を巾50mのぶなの原生林が横断している。国道398号線沿いにある湯浜温泉の宿三浦旅館は、ランプの宿で有名。2000年5月残雪の残る国道沿いに木箱に長靴が用意されていて、雪の山道を長靴で恐る恐る歩いて入浴した思い出の私の温泉巡浴883湯目の宿。2008年6月の岩手・宮城内陸地震で被害を受け2009年10月に営業を再開した。
JR新白河駅前の松尾芭蕉像
栗駒山を望む
新白河駅(9時46分着)まで新幹線(なすの253号)で行き、そこで観光バスに乗り換える。白河中央インターから東北自動車道に乗り、安達太良PAで休憩した後、築館インターで降り、栗駒の世界谷地原生花園で約70分の散策の予定。ツアーの添乗員はO氏。40代か?いかにも山男という雰囲気の男性。平均年齢は70歳半ばか?山ガールの時代、若い女性が多いのかなと思ったが・・・・。新幹線の席前の網袋のガイドブックの特集に長谷川櫂氏の文・俳句で「おくのほそ道を行く」が面白かった。このツアーが辿るルートが私も歩いた奥の細道と偶然にもかぶっていたのでグッドタイミング!白河インターからの東北自動車道は、上下線ともにすいている。8月11日出発の同ツアーは、一日目が大渋滞で栗駒湿原見学無しでホテルへ直行だったという。車外の気温はすでに28度。天候は晴れに変わる。両側は田圃や畑で緑一色。13時、金成インターで降りる。栗原の農家の門構えがとても豪華で驚く。
世界谷地原生花園入り口にある案内の看板
熊出没注意の看板も・・・・
しばらく山道を行くと木道に出る
13時50分、世界谷地原生花園着。世界は広いという意味でつけられた。管理人に聞くと6月下旬は一日の一般客400人の来場数だが今日は100人くらい、団体客は一日大型バス1台くらいという。6月上旬から下旬がキスゲの最盛期は来場者が多い。二つある湿原のうち手前の第一湿原へ向かう。山道を15分程行くと木道の湿原に着く。6月下旬のニッコウキスゲが有名だが8月中旬に各種の高山植物のサワギキョウ、ミズギク、エゾオヤマリンドウ、シロヤツボ、キンコウカ、イワショウブ、ウメバチソウなどが鑑賞できるはずだが、ネジリバナ、ウバユリ、コバキボウシしか確認できなかった。山道に戻る途中で目をこらして鉱山植物を探すようだ。晴天で、これだけくっきり栗駒山が見えるのは珍しいと管理人は言う。
ウバユリ
木道
ニッコウキスゲがまだ残っていた
ネジリバナ
ウバユリ
世界谷地原生花園から下界を見る
15時に世界谷地原生花園をでて一時間で一関インターに入る。16時30分、花巻インターあたりから右手に早地峰山(標高184m)、薬師岳(1,845m)がくっきり見える。左側には奥羽山脈が連なっている。志波SAで休憩、ソフトクリームを賞味。左手に岩木山を見ながらさらに北上。安代インターで降りる。「りんどうの里」田山は花の栽培がさかん。国道282号線を20kmほど走ると秋田県湯瀬温泉のホテル姫の湯。すぐそばにJR花輪線湯瀬温泉駅があったので、記念にキップを購入しようといっていたがすでに窓口は閉まっていた。温泉マニアとして「温泉駅」の切符を収集しているので残念。郵便局名は「湯瀬郵便局」だった。
湯瀬温泉 姫の湯正面
すぐそばにJR湯瀬温泉駅がある
姫の湯のロビー
玄関に「熊注意!」のお知らせが・・・
客室
夕食膳
大浴場(パンフレットから)
露天風呂
4階403号室の和室は、11畳ユニットバストイレ・空冷蔵庫付き。一階フロアの大浴場はとても広い。隣接して露天風呂がある。アルカリ性単純泉の60・7度、ナトリウム167・2ミリグラム、カルシウム26・5、塩素35・4、硫酸310・4、炭酸20・5、メタケイ酸88・5ミリグラム。肌につるつる感が強い。循環式で次亜塩素酸ナトリウム殺菌なのか塩素臭が全く感じられない。
地下一階での夕食膳は部屋ごとのテーブルでいただく。お通しは、なめこ・きくらげ、お造りは鮪・サーモン・甘海老、焼き物は鱈とわさび椎茸、煮物は海老湯葉博多、山海陶板焼き、茶碗蒸し、きりたんぽ鍋、きのこ釜飯、香の物は秋田名物がっこ、稲庭うどん、水菓子はパインに林檎。前沢牛ステーキは別注で2,100円だが今は用意できないという。お酒は地酒の清水。大浴場隣のエステルームは満室で盛況だ。チラシの「水虫さんはごめんね」は、水虫の人はお断りという意か?お茶請けのぬれ甘納豆が美味。翌日の朝のバイキングは7時から。5時に二回目の入浴に出かけ露天風呂の撮影に成功。外は寒いくらいで、朝晩の気温の変化が激しい。今日も晴天らしい。
旅と温泉の相談室アスパサービス http://www.a-spa.co.jp/
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-sp a.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅 http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
栗駒山・世界谷地湿原原生花園の木道
8月14~16日発、阪急交通社主催のツアーの友人と参加した。1泊目は湯瀬温泉ホテル姫の湯、2日目は鳴子温泉幸雲閣に宿泊する。温泉地はすでに何度か入浴したことがあり、湯瀬温泉の最初は、1983年9月15日(29年前)の湯瀬ホテル、私の温泉巡浴276湯目の温泉地、鳴子温泉は、1976年8月28日ホテル湯泉閣(36年前)17湯目の温泉地だった。
鳴子温泉は、2006年1月6日から始めた「奥の細道を歩く 第27・28回目(2007年9月~10月)に掛けて歩いた場所で印象深い場所でもある。
世界谷地原生花園は、宮城・岩手・秋田三県にまたがる栗駒山(標高1627m)南の湿地帯で、栗駒から鳴子に向う田園地帯の風景を拙句「栗駒や落穂待つ烏鷺(うろ)足踏みす」を詠んだ思い出の地。栗駒山(標高1627m)の穏やかな南面、標高669m~707mに広がる面積14.34ヘクタール。大小8つの湿原からなりその間を巾50mのぶなの原生林が横断している。国道398号線沿いにある湯浜温泉の宿三浦旅館は、ランプの宿で有名。2000年5月残雪の残る国道沿いに木箱に長靴が用意されていて、雪の山道を長靴で恐る恐る歩いて入浴した思い出の私の温泉巡浴883湯目の宿。2008年6月の岩手・宮城内陸地震で被害を受け2009年10月に営業を再開した。
JR新白河駅前の松尾芭蕉像
栗駒山を望む
新白河駅(9時46分着)まで新幹線(なすの253号)で行き、そこで観光バスに乗り換える。白河中央インターから東北自動車道に乗り、安達太良PAで休憩した後、築館インターで降り、栗駒の世界谷地原生花園で約70分の散策の予定。ツアーの添乗員はO氏。40代か?いかにも山男という雰囲気の男性。平均年齢は70歳半ばか?山ガールの時代、若い女性が多いのかなと思ったが・・・・。新幹線の席前の網袋のガイドブックの特集に長谷川櫂氏の文・俳句で「おくのほそ道を行く」が面白かった。このツアーが辿るルートが私も歩いた奥の細道と偶然にもかぶっていたのでグッドタイミング!白河インターからの東北自動車道は、上下線ともにすいている。8月11日出発の同ツアーは、一日目が大渋滞で栗駒湿原見学無しでホテルへ直行だったという。車外の気温はすでに28度。天候は晴れに変わる。両側は田圃や畑で緑一色。13時、金成インターで降りる。栗原の農家の門構えがとても豪華で驚く。
世界谷地原生花園入り口にある案内の看板
熊出没注意の看板も・・・・
しばらく山道を行くと木道に出る
13時50分、世界谷地原生花園着。世界は広いという意味でつけられた。管理人に聞くと6月下旬は一日の一般客400人の来場数だが今日は100人くらい、団体客は一日大型バス1台くらいという。6月上旬から下旬がキスゲの最盛期は来場者が多い。二つある湿原のうち手前の第一湿原へ向かう。山道を15分程行くと木道の湿原に着く。6月下旬のニッコウキスゲが有名だが8月中旬に各種の高山植物のサワギキョウ、ミズギク、エゾオヤマリンドウ、シロヤツボ、キンコウカ、イワショウブ、ウメバチソウなどが鑑賞できるはずだが、ネジリバナ、ウバユリ、コバキボウシしか確認できなかった。山道に戻る途中で目をこらして鉱山植物を探すようだ。晴天で、これだけくっきり栗駒山が見えるのは珍しいと管理人は言う。
ウバユリ
木道
ニッコウキスゲがまだ残っていた
ネジリバナ
ウバユリ
世界谷地原生花園から下界を見る
15時に世界谷地原生花園をでて一時間で一関インターに入る。16時30分、花巻インターあたりから右手に早地峰山(標高184m)、薬師岳(1,845m)がくっきり見える。左側には奥羽山脈が連なっている。志波SAで休憩、ソフトクリームを賞味。左手に岩木山を見ながらさらに北上。安代インターで降りる。「りんどうの里」田山は花の栽培がさかん。国道282号線を20kmほど走ると秋田県湯瀬温泉のホテル姫の湯。すぐそばにJR花輪線湯瀬温泉駅があったので、記念にキップを購入しようといっていたがすでに窓口は閉まっていた。温泉マニアとして「温泉駅」の切符を収集しているので残念。郵便局名は「湯瀬郵便局」だった。
湯瀬温泉 姫の湯正面
すぐそばにJR湯瀬温泉駅がある
姫の湯のロビー
玄関に「熊注意!」のお知らせが・・・
客室
夕食膳
大浴場(パンフレットから)
露天風呂
4階403号室の和室は、11畳ユニットバストイレ・空冷蔵庫付き。一階フロアの大浴場はとても広い。隣接して露天風呂がある。アルカリ性単純泉の60・7度、ナトリウム167・2ミリグラム、カルシウム26・5、塩素35・4、硫酸310・4、炭酸20・5、メタケイ酸88・5ミリグラム。肌につるつる感が強い。循環式で次亜塩素酸ナトリウム殺菌なのか塩素臭が全く感じられない。
地下一階での夕食膳は部屋ごとのテーブルでいただく。お通しは、なめこ・きくらげ、お造りは鮪・サーモン・甘海老、焼き物は鱈とわさび椎茸、煮物は海老湯葉博多、山海陶板焼き、茶碗蒸し、きりたんぽ鍋、きのこ釜飯、香の物は秋田名物がっこ、稲庭うどん、水菓子はパインに林檎。前沢牛ステーキは別注で2,100円だが今は用意できないという。お酒は地酒の清水。大浴場隣のエステルームは満室で盛況だ。チラシの「水虫さんはごめんね」は、水虫の人はお断りという意か?お茶請けのぬれ甘納豆が美味。翌日の朝のバイキングは7時から。5時に二回目の入浴に出かけ露天風呂の撮影に成功。外は寒いくらいで、朝晩の気温の変化が激しい。今日も晴天らしい。
旅と温泉の相談室アスパサービス http://www.a-spa.co.jp/
ペットと泊まる温泉宿 http://www.a-sp a.co.jp/pet/
エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm
温泉水サーチhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/search.html
旧街道をあるく旅 http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html
ご訪問アリガトウございます。
温泉三昧とは羨ましい限りです。
by Silvermac (2012-08-21 17:15)
ご訪問ありがとうございます。
自然を満喫した後の温泉
よいですね。
by karesusuki (2012-08-22 07:37)
立派なホテルですね。
こんなところで、ゆっくり温泉につかりたい。
熊はごめんこうむりますが。←表現が古い!?
by がり (2012-08-22 11:00)