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NHK番組「趣味悠々 奥の細道を歩く」に物申す! [奥の細道を歩く]

NHK番組「趣味悠々 奥の細道を歩く」に物申す!

私は「奥の細道」を歩いて、2年目、28回目の歩きになる。私の歩くルールは、芭蕉の後をたどって、歩いて繋ぐことにしている。つい先日、東鳴子温泉から尿前の関跡、封人の家を見て、赤倉温泉に宿泊することになった。3年ほど前に赤倉温泉の「あべ旅館」に泊まり、源泉掛け流しで岩風呂の底から湯が湧き出ているのを見て感激をしたことを思い出した。今回は他のホテルをと「わらべ唄の宿 湯の原」に泊まった。


この宿も源泉掛け流しで、塩素臭のない大浴場と露天風呂で満足だった。

玄関の左手に昔なつかし遊びが用意されている小部屋がある。お手玉、双六、ビー玉、めんこなど仲間同士、昔話などで胸襟を開きやすい仕掛けがある。お茶も用意されている。

著名人の色紙が飾られ、黛まどかの色紙もあった。NHKで「奥の細道・・・」を見ていたので、「あ~ここに泊まったのか」と支配人兼料理長の結城悦正氏に尋ねると「番組の取材に来まして・・・」

と語るには、彼は18年前に廃業した赤倉ホテルにいたという。芭蕉が奥の細道を終えて伊賀在住の門人たちに寄贈された庵に中秋の名月の夜、門人たちを招いて自ら献立した「月見の膳」を振舞ったというその献立を再現した料理を赤倉ホテルで提供して、今も引き継いでいる。又江戸時代浅草の俳人たちの間で流行した「奈良茶膳」も通年で朝食に今の宿で朝食に取り入れている。

朝食に出された再現した奈良茶膳

その事情を知って取材に来たのだろうという。

「奥の細道を歩く」途次の宿で、食べ物を通して古の歌人の心情に触れる試みもうれしいことだ。料理の紹介や写真がこの番組の資料「趣味悠々 奥の細道を歩く」に掲載されていた。紹介の記事のどのホテルかは紹介せずに「赤倉温泉のいくつかのホテルで楽しめる」と記していた。「芭蕉膳」として注文があれば提供しているホテルは「あべ旅館」「悠湯の宿 湯澤屋」。「趣味悠々 奥の細道を歩く」に掲載の「月見の膳」「奈良茶膳」は、「わらべ唄の宿 湯の原」での取材時の記事と写真である。取材対象者の紹介は一切無く、その事情を知った私には、取材姿勢に如何なものかと疑問を呈したい。また取材された記事と写真が掲載された雑誌が取材当事者に贈られるのが常識かと思っていたら、何の連絡も無く今だに贈られていないことも知った。

奥の細道を歩くhttp://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
全国おすすめ温泉宿http://www.a-spa.co.jp/onsen-yado-index.htm
赤倉温泉 あべ旅館http://www.a-spa.co.jp/spa/akakura/index.htm
温泉水ショップhttp://www.a-spa.co.jp/onsen-shop/index.html
旧街道をあるく旅http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
温泉夜話 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm


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hide-m

ふまぢんさん ご訪問とnice! をありがとうございます。
by hide-m (2007-12-09 21:17) 

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