語学留学の娘に会いにオーストラリアへ

　今日、妻はオーストラリアに語学留学にいっている娘に会いに成田を出発しました。当初は私と行くつもりが、仕事でだめになり、急遽申し込みをいったんキャンセルして、同じ時期にトルコに行く予定だった妻の旧友を口説いて妻と一緒に行ってもらうことになりました。

　娘は昨年11月にオーストラリアのブリスベンの英語学校に行きました。早4ヶ月たち、いろいろな体験をしたようです。高校を出て、旅行専門学校に2年間行き、外資系のホテルに勤めるのが夢だったようです。
　沖縄の外資系のホテルに何ヶ所か応募して、見事不合格。採用枠が3人で応募数が200人で採用されたのは、4年制の大学を出て、さらに専門学校を履修した人か、英語が堪能な人でした。

　その頃から、本気で語学を学ぶのなら、海外に行かなければ・・・などとせかしてはいたのですが。帝国ホテル系列のホテルに勤務などして、遠回りをしましたがようやく9年目にして自ら挑戦しようと決断したのです。「貯金を150万ためたから、1年ほど行ってくる」と全て自分で準備しました。

　ホームスティ先での条件は、一人1部屋を守ることだったようですが、じきにブラジル人と韓国人が新たに加わり、従来の部屋が3分の1になり、「夜中に声を出しての学習ができない」とホームスティ先を替えたら、今度はマザーが怪我で倒れ食事などの世話ができなくなり、今は3ヶ所目のホームスティ先となります。

　これまで必死に勉強したことがなく、高校時代も「何のために勉強するのか判らない」とよく言っていた娘だけに、この4ヶ月は必死だったようです。5クラス中最低の学力クラスから始め、2ヶ月で下から2番目のクラスへ。周りはほとんど20歳前後の子達で「この年で何しにきたの？」と言われていたようです。日本人がうじゃうじゃいるところで、日本人とはなるべく付き合わず、韓国人グループと親しくしているようです。

まあ、とにかくこの年（29歳）からでも、思い立ってやろうとする意気込みにわが子ながら、ほめてやりたいと思っています。4ヶ月過ぎようとしている今、今後働きながら勉強するのか検討中のようです。オーストラリアの社会事情などを今後ときどきお伝えします。
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